第12話 あんた知ってたんでしょ!?あの地獄!
今回は少し短くなってしまいました・・・キリがよかったんだもん。←言い訳
セズトとの宴が深夜まで行われた翌日、ショウは美沙に起こされた。特に次の目的もなく急ぐ必要はないのだが、さすがに昼前まで寝てるのはすこしねっと美沙がいい、クーと一緒にショウを起こしに来た。
「ちょっとショウ君、もうお昼になっちゃうよ。早く起きなよ。」
「ん~・・・・あとすこし・・・」
「も~お寝坊さんには、クーちゃんやっちゃって!」
「キュイ!」
クーが首をコクンと縦に振ると口からごく少量のエレメントブレスを吐きだす。エレメントブレスは虹色に輝きながらクーの口から離れショウにかかる。
「にぎゃ!つめた!あつ!しびれる!」
エレメントブレスの効果は色々な効果が混ざったものである。ショウは何んどもつめたい、熱い、しびれるを繰り返し目が覚めたようだ。
「みさっちさん、クーちゃんおはようございます。」
「はいおはようございます。寝坊助さん。」
「いやあの、みさっちさんたちはなぜあれだけ飲んだのにそんな風に起きれるのでしょうか、できれば僕は弱いのでもう少し優しく起こしていただけると・・」
「しかたないよ、私たちみんなお酒に強いんだもん。起こしてあげてるだけありがたく思ってくださ~い。」
そういってショウの部屋を出ていくみさっちとクー、ショウも急いで着替えて美沙たちの後を追った。
下の階に下りると、美沙、マリ、リナ、フィア、ゼストとゼストが連れていた女性騎士が同じ卓を囲んでいた。
「やっときたよ、おはよう寝坊助。」
「マリさんおはようございます。」
「ショウたん、お寝坊さんなのじゃ。」
「リナはいつでも元気ですね。」
「ショウ、おまえは俺と違って酒が弱いんだな!ワハハハ、三人に鍛えてもらった方がいいぞ!」
ショウは自然とテーブルの合流しているゼストを横目に女剣士に目が行った。
「あ、初めまして、ゼスト様の近衛兵の長をさせていただいております、アカネと申します。以後お見知りおきを。」
「あ、ぼ、僕の名前はショウです、よろしくおねがいいたしまブッ・・・す。」
「ショウたん鼻の下伸びてるのじゃ、しかも噛んでるのじゃ。」
ショウは真っ赤になり右手で頭をポリポリしている。
「それはそうとお前たちはフィアをつれて俺の町に来るんだろ?」
「ふぇ?!私も行っていいの!?足手まといにしかならないよ!?」
「いいんじゃない?あそこで鍛えればいいし。ね、みさっち。」
「うん、人は多いい方がいいもんね。」
「ところでお前ら、ギルドで冒険者登録はしているのか?一つのパーティーで四人までしかパーティー登録できないぞ?」
「ギルド?知らなーい、マリかショウ君知ってる?」
「あ、はい。僕は元のパーティーでギルド登録していましたが、たぶん今はもう解散しているので。」
「私も知ってったけどまさかここまで人数が増えると思ってなかったし。」
「でもさー、冒険者登録なら、私でしょ?マリでしょ?ショウ君でしょ?それと、フィアで登録しておけばよくない?」
「まてまて、今四人までと教えてやっただろうが。今のままだと5人いるじゃないか。」
「あ、リナのこと?」
「そうだ、その金髪の女、リナも戦闘に参加するんだろ?」
「それなら大丈夫です、リナは僕のパートナーモンスターですから。」
「は?お前ら人をおちょくってるのか?」
「ゼスト様、彼らの言っていることは本当のようですよ。」
「お前までそんなバカなことを言ってるのか。訓練のし過ぎで最近頭まで筋肉に侵されてきたんじゃんないのか?」
「おい、王様だからって言っていいことと悪いことがあるんだぞ?表に出るか?あ゛~ん?」
すごいにらみでどすを利かせて王様に迫る美人剣士、近衛兵長が王様に危害を加えるんじゃないと皆に正されて踏みとどまった。
「私は神獣ワイグラーノなのじゃ、ショウたんのパートナーモンスターだから冒険者登録は関係ないのじゃ。」
ゼストはまず神獣ワイグラーノという言葉に頭がついていかなかったようで何個もの?が頭の上に浮かんでいる。
「神獣ワイグラーノとは創世の時代に生まれあまりの美しさと気高さにより、天の竜を名乗ることを許された種族で、数千年に一度しか現れることのない極めて希少なドラゴンです。いかがですか?これでも脳筋ですか?」
「アカネはよく勉強してるのじゃ。」
「ま、まぁ、そういうことなら俺の町に来たらまずギルド登録して、それが終わったら城まで来い。歓迎してやるから。ショウはその時まで酒が強くなるように努力しておけよ!」
こうしてゼストとアカネと約束をしてゼストたちは馬車で町に帰っていった。
残った美沙たちはフィアと女将さんを交えての女子会が始まっていた。女子会と言ってもフィアの今後をどうするかということである。女将さん曰く先日の決闘でショウが勝っているので特に連れて行くのは問題ないが、フィアが抜けるとなると人手が足りなくなるから誰か紹介してほしいということだった。当のフィア本人は美沙たちの冒険に実際についていけるということと、今までお世話になった女将さんに感謝することと大忙しだった。が、ショウは知っていた、この後フィアに掛かる災難を、それを暖かく見守ろうと心に決めたのである。
「じゃあ、とりあえずだけど私たちの拠点に行こっか。」
美沙がそういうと指輪を使い、水中城の転送魔方陣を呼び出した。
「じゃあ、女将さん・・・私行ってくるね!今までありがとうございました!」
女将さんは目に涙をためながらも頷き笑顔で見送ってくれた。
場所は変わって城内になり、フィアは窓から水中を見て思いっきり感激していた。
「ミッチェル!ミッチェール!ねーいないのー?」
美沙が叫ぶと奥の方からダッシュでミッチェルが飛んできた。
「だからその名前で呼ぶんじゃねぇ!何度言ったらわかるんだよ!で?今日はなんなんだよ?」
「新しい仲間連れてきたから新しい武器頂戴。」
「そんなことできたのかよ、ったく。そこのエルフの女用でいいのか?ちょっと待ってろ。」
「ねぇ、あ、あれって・・・デュラハンだよね?!敵じゃないの!?」
ミッチェルを初めて見たフィアはびっくりして美沙の後ろに隠れたのである。
「大丈夫だよフィア、噛みついたりしないから。」
「誰が噛むかこの馬鹿たれ、おいエルフこの箱の前に立て。で、自分で箱を開けろ。」
フィアは恐る恐る箱の前に立ち、言われた通りにする。
「こ、これは・・・なんなの?なんか輪っかが二つあるんだけど。」
「ほう、珍しいな、そいつはチャクラムという武器で神器ダンダ・チャクラという武器だ。」
「チャクラム・・・私に使えるかな?」
「大丈夫だよフィアさん、僕なんかつい最近まで駄目駄目冒険者だったんですから。」
そういって遠い目をするショウ、姿が見えないと思っていたら奥の方からリナとマリが、準備ができたよとフィアたちに声をかける。
「じゃぁ、いこっかフィア!ショウ君はここでお留守番しててね。」
そういって城の奥に美沙、マリ、リナ、フィアは消えていった。
みんながダンジョンに向かった後ショウは久しぶりの一人を満喫するべく宝物庫に向かった。
ミッチェルの案内で宝物庫に入り何やらミッチェルと話しながら色々と物色していく。今にして思えばこの数日でショウはとてつもなく成長していることは間違いなしである。皆がそれぞれのことをして過ごし、数日がたったところでみんなが戻ってきたのである。
「あ、みんなお帰りなさい!初めてのダンジョン攻略はどうだった?フィアさん」
「ちょっとショウ!あんた知ってたんでしょ?!あの地獄!本気で死ぬところだったわよ!」
「まぁまぁ、無事帰ってこれたんだし、今回はショウの時よりも大分楽してもらったと思うんだけどな、ねぇ?みさっち。」
「うん、うん、ショウ君の時は私たち回復以外何もしてなかったしね。今回はちゃんとサポートスキルたんまり使ったし。」
「えぇ・・・あれでましだってことはショウはどれだけの地獄を見てるの?」
「あ、あははは、常に強制労働でした。」
そんな風に話をしてフィアのステータス確認に移る。
「どんな具合に上がったかな?非戦闘種族でもちゃんと戦えることが分かったし!」
名前:フィア
職業:コンシェルジュという名の最強戦闘民族・痛い系を通り越し人知を超えたエルフの女神
LV:256
HP:581818
MP:778881
筋力:65589
耐性:50000(毒無効・火傷無効・・他)
敏捷:200000
魔力:70000
魔法耐性:650000
物理防御:680000
スキル:円月輪(投げたものが戻ってくる)・戦闘種族化(スーパー○イヤ人全ての基本能力が向上する)・隠密(消える)・女神の英知(知らないものは何もないそれがコンシェルジェ)・女神の秘技(複合スキル)etc
「ふっふーん!どう?!すごいでしょ!?ショウ!」
「すごいというか・・・非戦闘種族はどこにいったのでしょうか?それと痛い系とは・・・」
「う、うるさいわね!そこらへん気にしないでよ!それよりもさっそく冒険行こうよ!冒険!」
またひとり騒がしいのが正式にパーティーとなりショウを更に残念な突っ込みとして成長させる地場が固まった。ゼストとの約束もあり、デガルーダンの城下町に目標を決め美沙たちは冒険に出かけるのである。
「とりあえず町に行ってギルド登録しようね。私たちも正式な冒険者として本格的にうごきだsだなきゃだよ!」
「「「「おー!」」」」
もっと一話一話を長くしようと思うのですが、そうなるとさらに更新が遅れるような気がして・・・ん~どうなんでしょう?とりあえずどんどん書いていきたいとは思っていますので今後ともよろしくお願いいたします。メインパーティーはとりあえず全員そろいました今後の美沙たちの冒険を頑張って考えたいと思います。




