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スマホの画面を付けたり消したりしているとポロッと画面にメッセージが表示される。
ハルからだった。
内容は分からなかった、このメッセージを開けば分かるけれどそれができなかった、怖かった。
スマホの画面の明るさを最大限に暗くして開くことにした。
震える指でメッセージを開く。
『文化祭、行く』
たったそれだけだった。
思わず何度も画面を見返す。
もっと何か書いてあると思った。
文化祭頑張れとか。
歌楽しみにしてるとか。
そういう言葉を期待していたのかもしれない。
だけど暗い画面には短い一文しかなかった。
それなのに。
「……っ」
胸が苦しいほど嬉しかった。
来てくれる。
それだけでよかった。
スマホを胸に抱きしめる。
『ありがとう』
そう返そうとして手を止めた。
重いかな。
嬉しいって伝えたら変かな。
散々悩んだ末に送ったのは。
『待ってるね』
だった。
送信ボタンを押した瞬間、顔が熱くなる。
ベッドに倒れ込み枕に顔を埋めた。
返事はすぐには来なかった。
けれどその夜は久しぶりによく眠れた。




