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【キラ】


登校初日、母は校門前まで送ってくれた。


視線が一斉に集まった、アメリカにいた時とはまた違った視線だった。

2人には今日登校するとは言わなかった、驚かせたかったから。

なんとか、職員室までたどり着いた

開口一番先生が言ったのは

それ地毛か?とカラコンか?だった。

笑いそうになったが我慢した。


「地毛に自前の目です」


答えた、先生は「そうか、悪かった」と言った。


「よし、教室まで行くか」


「はい」


やっと会えるんだ、胸の高鳴りを抑えながら私は一歩一歩前に進んだ。

会えたのに、嬉しいのに悲しいのは多分ハルが嬉しそうにしていないようだったから。

お昼になり碧に誘われ部室でご飯を食べることになった、母が作ってくれたお弁当。

子供の頃日本のお弁当に憧れそれからずっと作ってくれているお弁当。


「ちょっとうるさい奴らだから気にしないでねー」


「うん」


それがみんなとの出会い。


碧が言うように本当に騒がしいメンバーたちだった、でもその子達が私の未来を導くとはまだその時は知らなかった。

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