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「キラさんって今もう手の届かないところにいるなぁ」


久しぶりに日本へ帰国した時高校の同級生でチームメイトだった天音から会おうと誘われた。


どこにでもある居酒屋でお互いの近況を話している中天音が突然話し始めた。


「まぁ、高校の時から頭ひとつ抜けて? 才能あったからなぁ」


天音は俺たちが付き合っていたことも別れたことも知っている。


「連絡とってんのか?」


「……別れたのに連絡なんか取るかよ」


はぁ、と天音はため息をついた。


「別れはしたけど親友なんだろ? キラちゃん言ってたじゃん、転校して来た初日に、”私の親友”だって」


「親友なんだから、連絡は取るだろ」


「してみろよ」


「……誰がするかよ」


「意地張ってんじゃねーぞ、今のお前マジで見てらんねーわ」


天音はそう言うとビールを一気に流し込んだ。


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