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あの日交わした約束から数ヶ月が経った私はメッセージのやりとりや電話でのやり取りはあったものの直接会うことはできていなかった。


スマホが鳴った。

ハルからメッセージが来ていた。


『練習終わった』


『お疲れ様!』


『そろそろ試合に出させてもらえそう?』


『分からない』


この日の会話はこれで終わった。

最近ずっとこんな感じで会話も少なかった。

それがもどかしかった。


「もう会いに行っちゃえば?」


碧が私にハルに会いに行けと毎日のように言ってきた。

 

「行かないよ、私たちもバンド忙しいでしょ」


『今日電話できる?』


『ごめん、ミーティング』


 翌日。


『今日こそ電話できる?』


『ライブの打ち合わせ』


そんな日が続く。


ハルに初スタメンの日が来る、でもその日は私もワンマンライブがあって試合を見ることはできなかった。

真っ先にスマホを見た、試合の状況を知りたかったからだ。


「勝ったっ!」


試合に勝ちその決定打を放ったのはハルだった。


『おめでとう』


とだけ送った。


ハルからメールの返信が返ってきたのは夜中だった。


『ありがとう、見てくれたのか?』


『ライブだったからライブ後にだけど』


『俺もライブ見たよ』


『すごい盛り上がってたな』


今日はいつもより話が続いた。


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