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第12話 宿を探して財布も探す

宿ってのは良い、屋根があって布団で寝れる。

なのにこの宿は最悪だ。


「なんだこの宿は?!金のねぇ客を泊まらせる部屋がねぇだと?!」

「いや、お前もう来んな!」


宿の入り口で二人の男が言い争いをしている。

一人はこの宿の従業員だろう、店の名前の入ったハッピを着ているから直ぐに分かった。

問題はもう一人だ、スーツ姿に下駄を履いて野球帽を被り手にはラバーカップ(トイレのつまりを直すカッポン)を持っている。

これは危険だ!

間違いなくこのままだとあの従業員はあのスーツの男に頭をラバーカップでカッポンされる!

危険を察知した俺は送ですノートに手を伸ばし名前を書いて異世界へ送りつけた!


「うぉ?!おっさんが消えた?!」


よし、これであの素敵紳士が捕まるのは未然に防げた。

俺は消えた従業員のハッピを手にして固まってる男の後ろを素通りして別の宿に向かった。

人助けは気持ちいいものだ。


そして、俺は財布を落とした事に気が付き駅まで戻るのだった。

SFってスーパーファミコ…うわっなにをするやめっ…

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