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第10話 起きたら不良に囲まれる

「君!危険だ早くにげろー!」


交番の中から顔だけ出してお巡りさんが叫ぶ。

ジリジリと近寄るババア。

俺は手に持っていたヘナヘナになってる美味隠謀を見せ…


「代金はカウンターに置いてあるんですが」


その言葉でババアは口を閉じて立ち上がり真っ直ぐに店に戻っていく。

周りから歓声が巻き起こる!

俺はやった!

そして、喜んでくれた人達に手を振り駅の中へ入り椅子に腰掛けババアの名前を送ですノートに記入した。





「んぁ!寝てたか…」


目を覚ました時に電車はトンネルを抜けた。

青く何処までも広がる空に地平線まで見渡せそうな広々とした畑が窓から見える。

どれくらい寝ていたのだろうか?

そして、俺は不良に囲まれていた。

口を開けながらくちゃくちゃとガムを噛むリーゼントの男。

鶏みたいな髪型のマスクを装着した男。

何故か手に持った鎖をペロペロしている男。

大きなリュックを背負った眼鏡をかけて女の子の人形を大事に抱いてる男


「すみません、チェンジで」


俺の言葉に驚いたのか鎖をなめていた男が鎖に舌を挟んだらしく突然呻き出す。


「てめぇやりやがったな!」

「太一の舌が!?これじゃあ全治2週間だぜ!」

「圭織たんはぁはぁ」


恐ろしい不良に囲まれて身動きの取れない俺は掴みかかってきた男の顔面に砕けた美味隠謀を叩きつけ…

眼鏡をかけた男から人形をひったくり叫ぶ!


「動くな!こいつがどうなってもいいのか?!」

「あ…あぁ…僕の圭織たんが…」


場は一気に緊迫した状況に陥る。


「こいつの着ている服をビリビリに破いてほしくなかったらそこを開けろ!」


俺がそう言うと全員ズボンのチャックを下ろすのだった。


「なんでや?!」

誰にも先の読めない、意味が全く分からない、でも面白い!

そんな作品を目指して頑張る!(笑)

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