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アルスダリアの祈り  作者: 瑝覇
???編

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38/51

第37話 反逆者

カンっ!!


神官が杖を床に突いた。

床に術式が展開される。


 

ヘスティア

「(転送魔術…!)」


 

床が歪む。

そこから、人型が這い上がった。

ひとり。

関節が逆に折れ、首が不自然に傾いている。

片方の眼窩は空洞だった。



ディン

「(隠し玉はこれか…)」

 

ルーク

「(……この臭い…)」


 

同じ形が、隣にもう一つ。

……遅れて、もう一つ。


ガクン。


全員の首が、同じ角度で傾く。

腕が上がる。

一体が動くたび、それに合わせるように遅れて、同じ動きがなぞられる。


ミシッ。

コキッ。


骨の鳴る音が、重なる。


ひとつ…ふたつ…

もう、数えられないほど増えていった。


 

ルーク

「ゔ…」


 

鼻の奥に、腐臭が張り付く。

吐き気がこみ上げる。

 


ハルジオン

「な…なんですかあれは…!あんなの…!」


プロジオン

「ハルジオン…落ち着いて!」


ジーク

「(アンデッドか…!)」


 

欠損は、ばらばらだった。


腕がないもの。

肋骨が剥き出しのもの。

皮膚が崩れ落ち、骨だけが覗いているもの。


顔も、体格も、腐り方も、すべて違う。


同じものは、ひとつもない。

腐った臭いだけが、同じだった。


それぞれ違う壊れ方をしているのに、動きだけが、揃っていた。



神官アーディス

「どうぞ、お相手を」



キィン!!

神官がそう言った瞬間、白色の魔法陣が弾けた。


神官の身体が弾き飛ばされ、城外へ叩き出された。

ヘスティアがすぐにそれを追う。



プロジオン

「ヘスティア殿!」


ルーク

「ヘスティアなら大丈夫!」


ディン

「こっちの方がめんどくさそうだよ」



ディンは腰の細剣を手に取った。

プロジオンも片手剣を、ジークはランスを、ハルジオンは槍を手に取って身構えた。



 ✴︎



神官アーディス

「……見事」


ヘスティア

「………。」


 

ヘスティアは音もなく、距離を詰めた。


 

ヘスティア

「貴方のお相手は、わたくしが」


神官アーディス

「……ふふ。どうぞよしなに」



神官がお辞儀をしてから杖をヘスティアに向けた。


キィン!

赤色の魔法陣が展開される。

灼熱がヘスティアに向かっていく。


キィン…

青色の魔法陣が展開し、水路の水が浮き上がり、灼熱を相殺した。

頭上から水が落ちてきたことで、国民たちが一斉に上を向き始めた。



国民

「なんだ…?上から水が…?」


国民

「神官様…?神官様が襲われているのか!?」


国民

「急いで聖騎士を呼ぶんだ!!」



ヘスティアと神官は国民たちの慌てようを上空から傍観した。



ヘスティア

「……随分と慕われているのですね」


神官アーディス

「えぇ。ありがたいことに」


ヘスティア

「立派な悪役ですね。わたくし」


神官アーディス

「そうですね。彼らには、私が必要ですから」


ヘスティア

「……そうですか」



キィン…!


ヘスティアが赤色の魔法陣を展開する。

空気中の熱が紫色の炎に変わり、神官に襲いかかる。



神官アーディス

「っ…!(紫の炎…?)」



神官は防御魔法を展開して身を守った。



ヘスティア

晶魔法しょうまほうも使えるのですね」


神官アーディス

「(晶…?)これは防御魔法ぼうぎょまほうですが」


ヘスティア

「……そうでしたね。…気になっていたのですが、人間は魔法か魔術しか使えないはずでは?」


神官アーディス

「例外はいるものですよ」


ヘスティア

「そうですか」


神官アーディス

「あなたこそ。杖もなくあれだけの放出火力。どうやっているのですか?」


ヘスティア

「さぁ。感覚で使っているもので」


神官アーディス

「説明ができないと…?興味深い…」



キィン!

神官は赤色と白色の魔法陣を展開した。

2色の魔法陣が重なり、巨大な炎を作り出す。



ヘスティア

「(複合も使えるのか…)」


 

ヘスティアは下にいる国民たちに目を配った。

高火力の魔法の撃ち合いをしていれば巻き込みかねない。

ヘスティアは一瞬だけ視線を落とした。


…位置が悪い。


魔法陣の角度が、わずかに変わる。

軌道を引き上げる。

紫炎が空を裂いた。



神官アーディス

「(下を気にした…?)」


 

神官はわずかな軌道の変化を感じ取る。



ヘスティア

「…なるほど」


神官アーディス

「(庇ったのか…これは使える…)」

 


神官が無遠慮に高火力の炎魔法を放った。

下に国民たちがいるというのに、焼き払うような威力だ。



ヘスティア

「………。」


 

ヘスティアの魔法陣が、増える。


1つではない。

2つ。同時に展開された。


右に、赤色。

左に、青色。


分離されたまま、撃ち出される。


炎を、炎で押し返す。

熱を、水で裂く。


交差せず、混ざりもせず。

それぞれが、別の動きをする。



神官アーディス

「……!?」



水は、国民たちを熱から守っている。

炎は押し切られ、神官の防御が遅れる。


キィン――ッ!!


一拍、遅れて衝撃が走る。


 

神官アーディス

「(2系統……同時に……!?)」



防御をしたのも束の間、神官の目の前で赤色と青色の黒色の3つの魔法陣が交差した。


キィン…!

神官の目の前でものすごい水蒸気爆発が起きた。


パリンっ…!

ガラスが割れたような音が響いた。

神官を覆っていた防御魔法が破れたのだ。



ヘスティア

「ほう…」



蒸気が流れ、神官の姿が確認できる。



ヘスティア

「意外ですね。もっと醜いものを想像していました」


神官アーディス

「………。」



爆発で覆っていた布が吹き飛んだらしい。

ピンクブラウンのふんわりとした髪。

少しそばかすのある、ずいぶんと可愛らしい見た目をしていた。



ヘスティア

「そっちのほうがいいですよ」


神官アーディス

「余計なお世話です」



キィン!

炎がヘスティアに向かって飛んでいくが、相殺される。



神官アーディス

「………。(格上…)」



神官は視線を逸らした。


 

ヘスティア

「………。」


神官アーディス

「……わかりました。何が望みですか?」


ヘスティア

「ジークと契約しているのは貴方ではありませんね?契約相手は誰ですか?」


神官アーディス

「そこまでわかりますか」


ヘスティア

「確信したのは先ほどですが。清算が合わない」


神官アーディス

「確かに、契約実行者は私ではありませんね。それを知ったところでどうするのですか?」


ヘスティア

「ジークが解いてほしいそうですよ」


神官アーディス

「それはできない相談ですね。なぜあれに手を貸すのですか?メリットがあるようには思えませんが」


ヘスティア

「貴方が知る必要はない」


神官アーディス

「……私を殺せば、この国の水の供給が停止しますよ」


ヘスティア

「それが?」


神官アーディス

「ジークが正しいことをしているとでも?騙されているのですよ。貴方は。国を救っているのは私です」



ヘスティアは神官に一歩近づいた。



ヘスティア

「理解はしていますよ。……だから、止めるのですが」


聖騎士

「神官様!!」


 

空気が裂けた。

屋根を蹴り、数名の聖騎士が一斉に飛び込んでくる。

鎧の擦れる音が、遅れて響いた。


 

聖騎士

「ご無事ですか!」


神官アーディス

「……えぇ」


 


ヘスティアは視線だけを動かした。

聖騎士のひとりが、足を止める。

詰所でヘスティアに声をかけた若い聖騎士だった。


 

若い聖騎士

「……待て」


 

わずかに、剣先が揺れた。


 

若い聖騎士

「……さっき、詰所にいた……?」

 


別の聖騎士が声を荒げる。


 

聖騎士

「何を言っている!神官様を攻撃していたんだぞ!」


若い聖騎士

「いや、でも……ジーク様と……」


神官アーディス

「ジーク殿はこの者に殺されたのです。我が国の矛を盾を失いました」


ヘスティア

「………ふふ…」



ヘスティアは突拍子のない嘘に笑ってしまう。



聖騎士

「っ…!!!やはり…!」


聖騎士

「構えろ!!」


 

鋭い怒号。

迷いを押し潰すように、剣が振り上げられた。



ヘスティア

「……ジークはわたくしに殺されてしまうほど、弱いと評価しているのですか?みなさん」


若い聖騎士

「……!」


 

静かな声で呟いた。


 

ヘスティア

「本当に馬鹿正直ですね。呆れてしまいます」


聖騎士

「反逆者を討て!!」



聖騎士たちが踏み込んでくる。



ヘスティア

「……そうですか」



一歩も退かず、白色の魔法陣を展開し、風魔法で聖騎士たちを吹き飛ばした。



キィン!!

 


聖騎士

「!?(杖もなく…!?)」


聖騎士

「(この威力…!?杖無しで…!?)」




空気が震えた。

衝撃だけが走った。

聖騎士たちの身体が、まとめて弾き飛ばされる。

地面を転がり、鎧がぶつかる音が連続する。


 

聖騎士

「ぐっ……!」


若い聖騎士

「すごい…!」



誰一人、斬られてはいない。

だが、近づけない。

見えない圧が、そこにあった。



ヘスティア

「邪魔しないでください」


 

ヘスティアは静かに言い放つ。


中にはそれでも突っ込んでくる強者もいた。

防御魔法を展開し、受け流し、殺さないように攻撃を続けた。

 


ヘスティア

「(拉致があかない…人が増えると面倒…)」


神官アーディス

「(……加減している?)」


若い聖騎士

「国民たちを避難させろ!」


聖騎士

「神官様を守れ!!」


若い聖騎士

「おい!」



神官を優先させる者が多く、国民に気を配るのは少数の聖騎士たちだった。


眉がわずかに動く。

ヘスティアは、視線を落とした。

まだ、逃げきれていない国民たちが目に入る。



ヘスティア

「(……遅い)」


 

わずかな、苛立ち。

その一瞬。

神官の口元が、わずかに歪んだ。



神官アーディス

「(そこだ)」


若い聖騎士

「え…!?」


 

キィン!

炎が走る。

直線ではない。


地面を這うように、国民へ向かう軌道。


ヘスティアの目が、そちらに動く。

聖騎士の攻撃を捌きながら、思考した。

 

国民を守るか。聖騎士を撃つか。


一拍。遅れた。



ヘスティア

「…っ!」



青が割り込む。

水が壁となり、炎を押し流す。

蒸気が弾けた。


だが…その裏。


神官の魔法陣が、もう1つ。

赤。至近距離だ。



ヘスティア

「……っ」


 

回避が、間に合わない。

ヘスティアは赤色の魔法陣を展開し、高出力で紫色の炎を撃った。


聖騎士を巻き込み、辺りが爆ぜた。


ヘスティアの身体が、わずかに揺れた。

一瞬。静止。


…ポタ…


赤色が地面に滴った。

ヘスティアの口元から、血が一筋。

 


若い聖騎士

「……っ……血……?」



誰かが、息を呑む。



神官アーディス

「(通った……?いや、違う……)」



目が細まる。



神官アーディス

「(庇いながら、この数……負荷か)」


 

確信に変わる。

ヘスティアは、指で血を拭った。



ヘスティア

「……面倒ですね」


 

声色は、変わらない。

そう言いながら青色の魔法陣を展開し、巻き込まれた聖騎士たちを冷やした。銀鋼鎧シルバーメイルのおかげで、身体は焼き切らずに残っていた。



神官アーディス

「ふふ…随分と顔色が悪そうですね?」


ヘスティア

「寝不足なんで……」


神官アーディス

「そうですか」



神官が聖騎士たちに向かって静かに言った。



神官アーディス

「捕えなさい」


聖騎士

「え…?はっ!」


若い聖騎士

「待て!この人、国民を庇ったんだぞ!?」


聖騎士

「し…しかし…」


聖騎士

「この者の流れ弾が国民に向かったのでは?」


聖騎士

「聖騎士たちも焼かれたんだぞ!」


若い聖騎士

「国民たちに撃ったのは神官様のほうだった!」


神官

「………。」

 


神官が国民に向かって魔法を撃ったのを見ていた聖騎士が止めに入った。



若い聖騎士

「今だって、火傷したみんなに水を…!」


神官アーディス

「黙りなさい。水を止めたいのですか?」


聖騎士

「神官様…?」


 

聖騎士たちの動きが止まった。

いつもと声色が違うことに戸惑い、顔を合わせた。


水。


この国で、それは命そのものだ。

それを引き合いに出されては、黙るしかない。

 

ヘスティアは、口から血を吐き出した。


 

ヘスティア

「……便利な言葉ですね」


神官アーディス

「事実ですから」


ヘスティア

「ええ。だから質が悪い」



ヘスティアの呼吸が荒くなり、顔色も悪くなっていく。



神官アーディス

「……十分です」



聖騎士たちの動きが止まる。



神官アーディス

「その者を捕らえなさい」



一瞬の間。



神官アーディス

「聞こえなかったのですか?」



声は穏やかだが、逆らえない。



神官アーディス

「この者は反逆者です。国を危険に晒す存在です」



聖騎士たちの視線が揺れる。



ヘスティア

「…………。」

 


ヘスティアは、何も言わない。

 


神官アーディス

「私は城へ退きます」

 


一歩、下がる。

 


神官アーディス

「ここで私が倒れれば、水は止まる。それでもよろしいのなら……」



言い切らない。それで十分だった。

誰も、動けない。

 


神官アーディス

「……賢明な判断を」


 

神官は宙に浮き、城の方へ戻って行った。


 

聖騎士

「……どうする……?」



顔を合わせて悩む者。

火傷を負った仲間を介抱する者。

ヘスティアに武器を向けたまま目を逸らさない者。

そして…

 


若い聖騎士

「大丈夫…?」



1人の聖騎士がヘスティアにそっと近づき、膝をついて支える仕草を取った。

 


聖騎士

「おい…!」


ヘスティア

「………。(薬……)」



ヘスティアは水路の方へ視線を移した。

鼻血と吐血が止まらなくなってくる。



ヘスティア

「はぁ…はぁ…」


若い聖騎士

「水を汲んでくる。ここに寄りかかって」


聖騎士

「おい…!なんで…?」


若い聖騎士

「あの子が悪い人に見えるか??吐血してたのに、あいつらに水かけたんだぞ?」


聖騎士

「そ…それはそうだけど…でも攻撃したのあの子だぞ…?」


若い聖騎士

「まだ逃げれてない国民を庇ったのを見たんだ。確実に神官様が攻撃していたのも見た。俺はあの子を助ける」


聖騎士

「……でも…」


若い聖騎士

「お前の言いたいこともわかるよ。だからお前は別に何もしなくていい。俺はあの子の味方をするけどな」


聖騎士

「………。」



聖騎士が水路から水を汲み、ヘスティアに渡した。



若い聖騎士

「水…飲めるかい?体勢がきついか…?」


ヘスティア

「……いいんですか?反逆者ですよ?わたくし…げっほげほ…」


若い聖騎士

「おぉ…!?無理しちゃだめだ…!なんだ?持病かな…?神官様の魔術か…?」


ヘスティア

「持病です…ごふ…」



ヘスティアは水を受け取ると常備薬を飲んだ。

 


若い聖騎士

「……ひとつだけ聞かせてほしい…ジーク様たちは…?」


ヘスティア

「城の中に…ハルジオンも一緒です…」


若い聖騎士

「……そうか…。よかった…」


ヘスティア

「………?貴方…詰所で…話しましたか…?」


若い聖騎士

「そう!覚えてたんだ」


ヘスティア

「そちらこそ…」


若い聖騎士

「…すごく印象に残ってたから。…あ、そうだ。一緒にいた子たちは?金髪と緑髪の…」


ヘスティア

「ジークたちと一緒にいるはず…です…」


若い聖騎士

「そうか…無事だと良いんだけど…」


聖騎士

「レヴィス!反逆者をこれで縛っておいてくれ!」



ロープが放り投げられた。

レヴィスと呼ばれる聖騎士が片手でキャッチする。

 


若い聖騎士レヴィス

「………。」


ヘスティア

「……どっちにしろしばらくは動けませんので…お好きなように」


若い聖騎士レヴィス

「……俺、あんまり神官様には信仰心ないんだよ。俺が尽くしたいのは国でもないし」


ヘスティア

「?そうなのですか…?」


若い聖騎士レヴィス

「あぁ。俺、ジーク様とプロジオン様に憧れてんだよね。あの2人の力になりたいの俺。だからまぁ…たぶん、俺は君を助けるべきだと思うんだよね。そんな気がする」


ヘスティア

「貴方も反逆者に?」


若い聖騎士レヴィス

「そうなるね」



レヴィスはニコッと笑い、ヘスティアを抱えて城の方へ走って行った。



聖騎士

「おい!?どこへ行くんだレヴィス!!」


聖騎士

「ま…まぁ、あいつも何か考えてるみたいですよ…」



先ほどレヴィスと会話していた聖騎士が割って入って行った。



聖騎士

「とにかく、怪我人を!そうしましょう!」



怪我人を最優先と誘導し、2人を逃がしてくれたらしい。



 ✴︎



ヘスティア

「レヴィス…と言うのですね」


レヴィス

「君は?」


ヘスティア

「ヘスティアです…」


レヴィス

「ヘスティアちゃんね!」


ヘスティア

「……聖騎士はもっと生真面目な方が多いのかと…」


レヴィス

「よく軽い(チャラい)って言われる。でも、見る目は悪くないつもり!」


ヘスティア

「…それは信用できそうです…」

 

レヴィス

「状況、話せる範囲でいいから聞いても良い?」


ヘスティア

「……はい…」


レヴィス

「苦しかったら無理せんで良いから!」



ヘスティアは、途切れ途切れに状況を伝えた。

ジークの契約。

神官が契約実行者ではないこと。

城内に、ジーク、プロジオン、ハルジオン、そして仲間たちがいること。

レヴィスは、口を挟まなかった。


ただ、走る速度だけを少し落とした。

ヘスティアの呼吸に合わせるように。



レヴィス

「…そうか…」


ヘスティア

「………はぁ…はぁ…」


レヴィス

「ハルジオン…動けてると良いけど…」



ヘスティアは返事ができない。

目を閉じてレヴィスに身体を預けたまま、荒い呼吸を続けていた。



 ✴︎


【ワード集】


複合魔法

1人が複数の属性の魔法陣を展開し、交差させることで属性を混ぜた状態で放出することができます。

複合魔法は単体魔法よりも火力が上がりますが、発動が難しいので、複合は使える魔法使いは熟練者です。


しょう魔法

防御魔法として親しまれています。

魔神族は晶魔法と呼んでいました。結晶を組み合わせて、防御として使うことが多いので、防御魔法と呼ばれることもあります。人間族は防御魔法と呼んでいます。

魔神族は、結晶を作り、防御したり、囲ったり色々な使い方ができます。



【小話】


ヘスティアが使っていた他属性の同時魔法発動。

これは魔神族にしかできない技術です。

人間族は杖などの媒体を使って放出しているため、放出口が1つしかないので、複合(混ぜてから発射)はできますが、バラバラの属性の魔法を同時に別々に発動することができません。

『アルスダリアの祈り』第37話を最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。


レヴィスさんは30話でヘスティアちゃんに綺麗なお嬢さん!と声をかけていた聖騎士さんです。

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