11時間目 DVを受けてる少女
香織はその場に尻餅を付いた。
「ご...ごめんなさい。」
「このバカ娘が...何がクラスメイトよ?」
母親が今度は蹴りをいれるため足を繰り出した。私はその足を掴んだ。
「何よ、この女!」
「秋本さん?」
香織も私の行動に驚いた様子だった。
「少し、やりすぎじゃないですか、お母さん?母親が実の娘に暴力降るっていいんですか?虐待ですよね?」
「よそさまの家庭に口を出すんじゃないわよ、小娘!」
「警察呼びますよ?」
「何をしてるんだ、お前たち?」
私と香織の母親が玄関でにらみ合っていた。その時だった。後ろから声が聞こえては男の人が玄関から入ってきた。香織の父親だろう。
「あなた、ずいぶん早いですね。浮気相手に逃げられたのかしら?」
「何度も言わせるな!浮気はお前の考えすぎだ。」
「じゃ、あのツーショットは何よ?」
「会社の旅行で取った写真だ!」
「パパもママも人が来てるのよ、やめてよ!」
二人はケンカをやめては私を睨む。
「何だ、貴様は?」
「あなた、まだいたの?出ていきなさい!ほら、早く出ていきなさい!」
「香織、行こう?」
私は香織の手首を引っ張っては玄関を出ようと靴を履く。
「香織をどうするつもりだ?」
「誘拐するつもりよ!」
「そんなわけないでしょう?私は香織を助けようと. ..。」
おばさんが叫んだため私は振り返って言った。
「大きなお世話だ!いいか、小娘、誰かに家の事言ってみろ?警察に不法侵入されたと通報してやるからな?」
「やってみなさいよ!このくそジジィ!」
「出ていけ!」
私は香織の父親に家を追い出された。
「二度と来るんじゃないわよ!」
「きゃ...何するのよ?覚えときなさいよ!」
私は母親に塩をぶつけられたはまるで不良が吐く捨て台詞を言っては一時撤退した。




