11時間目 DVを受けてる少女
「このバカやろう!」
夜、私は信也に正座をさせられていては怒鳴られた。信也の説教は長く一時間以上も受けている。信也の怒りは二つ、一つは当然私が放課後に反省文を書かずに帰ったこと。信也はその事で教頭にさんざん説教受けた。二つ目は香織の家でのトラブルだ。香織の親から学校に電話が行き信也に伝わったことにより私は説教を自宅で受けていた。
「信也...そろそろ、足がしびれてお尻の感覚がですね...。」
「千夏、お前は反省の色が足りないようだな。」
信也が私を「ナッツー」と呼ばずに千夏と呼ぶときはマジ怒りだと気付いた。
「反省していますよ。でも、もうすぐ夕飯でしょう?お腹空いてきたし...。」
「今日は罰としてお前は飯抜きだ。」
信也は冷蔵庫からビールと刺身を出してはダイイニングテーブルの上に置いた。
「そんな...。」
「それとだ、佐倉の両親の怒りを買ったことで教頭からお前への伝言だ。」
「?」
シュポッ!
信也は缶ビールを開けては一口飲んだ。
「?」
「3日間自宅謹慎だ!」
「あのヅラ...いつか耳の穴から両手突っ込んで奥歯をカタカタ揺らしてやろうかしら?」
「千夏...。」
「あっ...お風呂入ろう。」
信也は私を睨み付けては私は耳に付いているイヤリングをはずしてはリビングから出ようと浴室に向かおうとする。
「ナッツー...これに懲りたら二度と人様の家庭に口を出すなよ。お前はお前のできる範囲で返事をすればいい。」
「はーい。」
私は浴室に着くとイヤリングとヘアーゴム、それと右手の包帯を外してはそれをゴミ箱に捨てた。もう火傷は痛みがないのだが火傷の後を見せたくないため包帯は毎日変えている。私は体を洗うと湯船に体を浸かる。
(...香織、大丈夫かな。)
私はお風呂の天井を見つめてはあれから気になった。
「ナッツー。」
信也が風呂場に来ては脱衣場から私に話をかけてきた。




