11時間目 DVを受けてる少女
放課後になり私は学校を脱走(信也にはトイレに行くと言い)してきては佐倉香織ん家に着いてきた。佐倉香織ん家は学校から駅の方向に歩いては電車には乗らずに線路沿いを歩いた。
「ねぇ、佐倉さん。私達、クラス同じよね。」
「そうですね。」
「だったらさ、敬語やめてくれない。あと、友達になろうよ。私、香織って呼びたいしさ。だから、香織も千夏って呼んでいいよ。」
「この悩みを解決してくれたら友達は考えてみます。敬語ははずすわ。」
「了解。」
香織の家は一軒家だった。
「入って、この時間は誰もいないならさ。」
「お邪魔します。」
私は緊張しながらも玄関で靴を脱いでは香織が出してくれたスリッパを履いた。
(考えたらミキの家以外で同級生の家に入るの初めてだ。)
玄関には金魚が飼われていて水槽で優雅に泳いでいた。すぐ正面には階段が見え、私達は2階に上がるために階段を上がっていく。
「ここが、パパの部屋。そっちがママの部屋。前は一つの部屋だったんだ。」
香織は手前の部屋を開けた。私は中を除くとクローゼットに机に椅子、机の上にはPCが一台、ベットも置いてあった。普通のシンプルの部屋だ。香織はその部屋を閉めた。
「こっちがママの部屋だけどある意味驚くわよ。」
香織が母の部屋を開けた。私は再び部屋を見る。
「...あれ?」
私は違和感を覚えた。クローゼットに机に椅子、机の上にはPCが一台、ベットも置いてあった。先ほど見た者が置いてあるのだが、配置が逆だったのだ。これは香織が「ある意味驚く」と言った意味が分かった。
「驚いたでしよう?んで、正面が私の部屋。飲み物持ってくるから部屋で待ってて。」
「香織、帰ってるの?誰か、来てるわけ?」
香織が部屋を開けてはその瞬間、下から女性の声がした。
「はい!お帰りなさい。」
香織は階段を降りていくため私も降りていく。玄関には一人の女性が立っていった。香織の母親だろう。
「あなたは?」
母親らしき人が私を見ては聞いてきた。
「あ、私、香織さんと同じクラスで秋本...。」
バチン!
私の自己紹介の最中、母親が香織に手を上げた。私は思わず目を瞑る。
「このバカ娘!人様を家に上げるなってあれほど言ったでしょう?」




