10時間目 学園最強夫婦爆誕!
「...ったく、夫が退院する日ぐらい迎えに来いよな。冷たい奴だな。」
「誰が冷たいですって来てるわよ!」
「ナッツー...ご機嫌よ。」
「ご機嫌よ。退院祝いにあげよう思って買ってきたけど、やっぱりあげない。」
私は近くのアイスクリーム屋さんで二つアイスを買っていた。
「悪かった。いるって...。」
「よろしい。ちょっと話があるんだけどそこの公園のベンチでもどう?」
私は買ったアイスの一つを信也に私は札幌自然公園を指さしては言った。ちなみに、両方ともバニラアイスだ。私達は並んでベンチに座ってはアイスを舐め始めた。
「そうか、親父とおふくろがそんなことを...。すまん。」
私は病院で二人に言われたことを信也に話した。
「私、信也と別れないからね。もし信也が別れろ言ったら考えるけど...。」
「バーカ...俺が言うわけないだろうが。」
「それと、信也が入院してるとき一つ決めたことがあるんだ。」
「何を?」
「信也が私を守ってくれた時カッコいい思ったの。だからさ。私も、私もヒーローになる。クラスの人が困っていたり、何かピンチなことがあれば私は全力でその人の力になるよ。」
「なら、うってつけのがあるぞ。」
「何、何?」
「来月行われる体育祭だ。それで活躍すれば嫌でもクラスのヒーローだ。」
「体育祭?」
信也がコーヒーを開けては飲み始めた。私は「体育祭」と聞いては露骨に嫌な顔をして見せた。
「出た、ナッツーがたまに見せる変顔!」




