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10時間目 学園最強夫婦爆誕!
「別れてくれ。」信也の父親は確かにそう言った。私達が望まれない結婚をしたのは改めて分かる、突きつけられた現実だった。私達のおじいちゃん同士が決めたことで確かにあの場には信也の両親はいなかった。
「君はまだ若い。信也もだ。まして君はまだ学生のみだ。恋愛だってしたいだろう?普通の子と同じように学校に行き勉強だってしなきゃならない。違うか?」
「...そうですね。でも、私は...。」
「君たちの結婚はどういうものだったかはお父さんから聞いて理解してるよ。けど、それは千夏ちゃん、だって望んでいない結婚だったはずだ。邪魔をしたね。よく、考えて決めてほしい。先に手術室に戻るよ。」
信也のお父さんはそう言っては席を立った。私の目からは自然と涙が出てきた。
「...私、また一人ぼっち?両親もすでにいない信也もいなくなったら私、また一人になっちゃうよ。誰か...助けて。一人ぼっちはもう...嫌だよ。」
「一人じゃないよ。千夏には私がいるじゃない。」
「...ミキ?」
私は聞き覚えのある声に顔をあげた。そこには私の唯一の親友ミキがいた。
「ミキちゃん参上!」




