9時間目 新婚旅行➂
「ナッツー、いつまでトイレに行ってるんだ?ナッツー!誰もいない?」
数分後私は目を覚ますと車に乗せられていた。手は後ろに手縛られている。
「この離せ!降ろせ!おじいさん、これはどういうことですか?」
「悪いね、受付名簿では進藤千夏ちゃん。だったかな?空港でうちの若いのがお世話になったのォ。」
「何?」
「俺らを忘れたか?」
私の隣には空港で私とトラブルを起こした二人が座っていた。
「お見事な変装ですこと。それで、私をさらってどうするんですか、牧場のおじいさん。」
私は助席に座っている牧場の受付をやっていた男に聞いた。
「何、うちらヤクザに手をだしたお嬢さんにぜひお礼をしたいと若いものが言ってきてな。」
「それで?」
「まだ余裕ぶってられるをだな、こうするんだよ!」
ドカッ!
私は右に座っていた男にお腹を殴られた。
「ぎゃ!ゴホッ...ゲホッ...。」
私は短い悲鳴をあげては痛みに耐える。男が私の髪を掴んだ。
「簡単に根をあげるなよ。」
ドガッ!
「ぎゃぁぁぁ!ハァ...ハァ...。」
目的地に着いたのか車が停まった。男たちは四人降りては私は髪を掴まれたまま無理やり降ろされた。
「くそ、離せ!牧場を経営しているふりまでしてこんなことして、縄がほどけたらお前ら、瞬殺だから覚えてなさいよ!」
「ぎゃあぎゃあ、うるさい小娘だ!」
バチン!
私はおもいっきりビンタを受けてはその場に倒れ混んだ。
「...信也。」
「信也?あぁ、あの男の名前か?ここには来ねーよ!バカ!」
「信也!助けて!」
私は信也の名前を叫んでいった。
ブロロロン!
バイク音がしては信也がヤクザ達と私の間に入ってきた。
「ヒーロー参上!」
私は途中から信也のバイクが付いてきているのに気づいていた。




