12/96
2時間目 初日の夜
夕飯後。信也は、食器を洗うとお風呂に入っていった。時刻はすでに8時を過ぎていた。私は部屋のドアをそっと顔を出す。
(冗談じゃないわよ。何で高校生になってもあんなうざいルールを作られなきゃならないのよ。)
私はこっそりと家を出ることにしては物音を一つ立てずに玄関で歩いていく。
「どこに行く?」
「ひっ・・・。」
靴を履いている最中に後ろから声が聞こえては私は短い悲鳴をそっと後ろを見ていた。上半身裸の信也が私を睨み付けては背後に立っていた。
「ずいぶん、早いお上がりで・・・。」
私は首だけを横に向いてはそう言った。
「なんとなくお前が脱走しそうだったからな。ちょっと来い。」
私は服の襟を掴んでは脱衣場に引きずられながら連れていかれた。
「ちょっ・・・離せ、変態!コラッ!」
私は叫びながらも脱衣場に着くと老人が手を掴まって立つ所に右手首に手錠をはめられては片方をそこにかけられて身動きできないようにされた。
「おもちゃの手錠も役に立つもんだな。鍵は俺が持って風呂に入る。」
信也は目の前でパンツをおろそうとする。
「キャー・・・変態!スケベ!お巡りさん!」
私は可能な限りの悲鳴をあげた。彼はそのまま脱衣場に姿を消した。




