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32 女神官の胸倉をつかみあげた

開けた場所に出ると城塞の中に寺院があった。

大理石で作られた石造りの建物だ。

手入れの行き届いた緑のしばふに溢れ、水車がコロコロと回っている。

中に入ると女神の石像が置かれていた。

なんだこの施設は、いったいどうなっている!ピュエロス警戒しろ!

はい!マスター!でもあれは!

ピュエロスが指さした方には女神官と男がいた。

何やら会話している

女神官は言った

これは我らが主神パリョ・テオス様にございます。ご利用ですね?では、こちらの杯にお布施を、お布施は恵まれない子供たちのために使われます。

どうやら両手で抱えられそうな杯にコインを入れろとのことだ。

お気持ちでよろしいですよ?

信心深い神官だと思った。

もはやパリョ・テオスなど死んでいるというのに

いまはそれどころではない。なぜここにこんなものがあるのかわからないが。何にせよ。こいつらは敵だ。

男が杯にコインを寄付したのと同時、

はあ!

俺は飛び出すと男を蹴り飛ばし、女神官の胸倉をつかみあげた

くはっ!

苦しむ女神官

手短に説明しろ!ここは何だ?

しょ、職業・・・聖法を授ける・・・神聖な陣にございます・・・!

何?聖法?意味がわらかないが。

蹴り飛ばした男の方をいちべつする

頭から血を流して気絶している。

ピュエロスが万一を考えて警戒していくれていた。

新たな魔法がここで手に入る。それも敵の世界の魔法だ。ちょうどいい。

俺にそれを寄こせ!逆らえば!

そう言って双剣杖を女神官の鼻先に突きつける

わ、わかりました!

女神官に言われるまま奥に向かう。

四方に聖なる噴水が置かれ、聖水あふれる魔法陣の模様を満たしていた。

女神官は言った

そちらの陣の中へ

なりたい職業を選んでください

そう言われ陣の中央に立とうとすると

バチィ!

雷がほとばしり陣から弾き出された。

こ、これはいったい!

女神官は真っ青な顔をしていきなり走り出す

逃げる気か、ピュエロス!

はっ!

俺の命令でピュエロスが女神官を捕まえるとひざを使い地面に頭を押し付ける

いや!離しなさい!

暴れるな!

ぐはっ!だ、ダメ!お前のようなものに職業を与えるわけにはいかない!無職でいなさい!

暴れるんじゃない!

そう言ってピュエロスが女神官を羽交い絞めにする

無職だと?それはなぜだ?

そう俺が問いかければ女神官は言った

お前は魔を持つ者おおお!魔を持つ者が聖なる陣に入るなど!それすなわち聖法に対する冒とく!魔法の目覚めを意味する!私はパリョ・テオスを信仰する神官としてそのようなことは断じてできかねます!

聖法とは何だ?

聖法は魔法と対となる力!我々こそが聖法を用い邪悪な魔法を駆逐する聖なる存在なのです!

お前たちの信仰の話などどうでもいいが、どうやらこの陣に入ることで俺は新たな力を得るようだな?

だ、ダメええええええええええええええええええええええ!

俺は陣に向き直り手を伸ばす、陣から聖なる力が溢れ出し全身を包み込んだ。

バチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィ!

ピュエロスが叫ぶ

マスター!

・・・・・・はっ・・・はははははははっ!女神官は笑いながら言った

ははははははっ!聖なる陣がお前のような悪しきものを受け入れるとでも思ったかああああ!聖なる力で骨の髄まで焼かれるがいいいいいい!

貴様!マスターにそれ以上の無礼は許さんぞ!

ピュエロスが激怒すると女神官の首をつかむ

女神官を見れば狂気の沙汰だ。狂ったように笑っている。

狂信的な善意。昔からエイレースケイアとはこういった人間ばかりだ。白服からして近代主義者、以前プリズマに仕えていたピエールカルダン司教のようなミリアの分派の司教が関係しているのだろう。

ふむ、俺を拒むか。いいだろう。押し通るだけだ!

バチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィ!

抵抗する聖なる力が聖なる雷となって俺の体を焼き尽くす。

バチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィバチィ!

マスター!

狼狽するピュエロスと

ははははっ!そのまま焼けてしまえ!

女神官がざまあみろと言いたげに叫ぶ

ぬううううううううううううううううううううん!

バチィ!

ひときわ大きな音を立てると聖なる力を打ち破り無理矢理陣の中に侵入することに成功した。

ば、馬鹿な・・・。

絶望する女神官

ふふん、マスターを前に常識など通用しないと知りなさい。

意地悪くピュエロスが笑っている

ふん、おもしろいおもしろいよおもしろい。見たまえ、聖なる力など茶番だ。

俺もそうあざけった

陣の中央に立つと本が目の前に現れる。

歴史的に価値のありそうな相当古い古文書のようだ。聖典・・・か?

やめなさい!汚らわしい!世界の一端の一つとされるパリンプセストの書にお前のような邪悪な存在が触れるなど!

黙れ!

ピュエロスが女神官の頭を地面に強く押し付ける

手足をバタつかせる女神官を無視して古文書をめくっていく

パラパラパラパラパラ!

剣、杖、いのり、斧、マシンガン、ヌンチャク、ハリセン、

それぞれ戦士、魔法使い、僧侶、マフィア、中国拳法、漫才師の絵が本の中で光輝いて並んでいる。バラエティー豊かな一覧だ。世界観も何もない。お好きにどうぞということだ。

どれ漫才師にでもなるか・・・おや?

そのとき俺は気が付いた。

その中でもページとページがピッタリ貼り付いて開かないページがあった

これは!

どう見ても袋閉じだった。

ぐぬぬ!堅いな!

女神官が叫ぶ

ちょっと!おもちゃじゃないのよ!やめなさいいいいいいいいいいいいいいいい!国宝があああああああああああああああああああ!

黙れ!

ぶえ!

ピュエロスが口に泥を突っ込み黙らせる

しかし、この古文書、俺の力をもってしても開けられないほど・・・ふんぬ!

ビリビリビリィ!

袋閉じを開けた。

ふう、手こずらせやがって

ページには暗黒騎士と書かれていた

本のページが取り外し可能なカードのようだ。

おい、この暗黒騎士とは何だ?

女神官が叫ぶ

馬鹿な!7番目の職業なんて聞いたこともない!

未知の力のようだ。

やめなさい!何が起こるかわからないのよ!

よし、ならこれにしよう!新たな世界の力、もらい受けるぞ!

本が俺に言っている。本の記述を言葉にして詠唱せよと。俺はその声にしたがいカードを掲げて叫んだ

チェンジ!

カードが光り輝くと俺の体を漆黒の鎧が包み込む。

頭に兜が構築され両目が真っ赤に光り輝いた。

これが・・・暗黒騎士の力!

暗黒の鎧・スコティノース・パノプリア!

またひとつ闇の力を手に入れた




ステータス


Lv495

HP1010

MP1010

力1010

防御1010

すばやさ1010

賢さ1010


スキル


呪怨喚起悪魔憑依魔術Lv99

黒魔法Lv99

影魔法Lv99

陰魔法Lv99

外道魔法Lv99

鬼畜魔法Lv1


熟練度999999


ジョブ

暗黒騎士


装備


・スキアー・スパティ・ラヴディ「賢さ+255、二刀流「攻撃する回数×2倍攻撃できる」、悪魔憑依×3」

・サイバネティクス・ケイリス「賢さ+255、陰魔法を発生させ、通常の魔法発生器の100倍の性能を誇りる恐るべき機械手袋」

・魔力臓器「賢さ+255、外道魔法を発生させ、魔力臓器を5つ移植したことで1つの魔力を発動させれば同時に5つの魔力を上乗せさせられる五重魔力を発現させる恐るべき魔力臓器」

・暗黒の鎧・スコティノース・パノプリア「賢さ+255、聖堂側の勢力に伝わる世界の一端の一つとされる職業魔法の聖典パリンプセストの書に隠された第7の職業魔法、鬼畜魔法を発動させる恐るべき職業だ」

・スピードリング「瞬間二撃」

・スターリング「2回攻撃」

・星くずリング「4回攻撃」

・先代勇者のピアス地「会心率+100%」

・先代勇者のピアス天「1秒毎に1%魔力回復」

・スピード・ベルト「3回攻撃」

・マジカル・クラウン「ステータス異常無効」

・パワー・オブ・シールド・オブ・マジック・オブ・クイック・オブ・カース・オブ・エンジェル・オブ・ロイヤル・アミュレット・リング「力、防御、賢さ、素早さを2倍にする」


特技


・超上級技術、乱れうち「4連撃」

・ダブルマジック「二連魔術」

・連続魔法「4回魔法撃」

・分身撃「同時二撃」瞬間的に手を4つに増やし攻撃回数を倍化させる」

・強化戦士手術被験者「2回行動」


その他


・ドラゴン・キラー・キラー「力+180、ドラゴン殺しの剣を斬り裂いたドラゴン殺しの剣」

・ドリーム・キャッチャー「一度だけ特大魔法を放てる不思議な魔法陣型アクセサリー中身はカラ」

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