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27 ティス

ついに北の古城跡地を見つけた。

待っていてオッペリア!

古城跡地を歩いていく。

焼き払われた城の中はティスたちの巣窟だった

こ、これは!

数百体のティスたちが全裸でこっちに向かってくる

オフィーリアねえちゃーん~!

姉ちゃん~!好き~!

オフィーリア好き~!

うわああああああああああああああああああ!

それは禁断の兵器が作り出したティスコピーたちだった。

オフィーリアねえちゃーん~!

ティスたちが僕を殺そうと走ってくる。

くっ、躊躇すると思うなよ!

双剣杖を抜く

邪魔だああああああああああああああああ!

双剣杖を振るい一振りで10匹のティスたちを粉々にしていく。

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

右の波を切り払い、左の波を切り払う。

くっ!

背後から組みつかれた

はぁ!

組みつかれたままバク転し天上に叩きつけはたき落とす

でやぁぁー!

二本の杖で回転斬りをくり出しティスたちを斬り飛ばし奥に進むと

あれは・・・。

オッペリアだった。

オッペリア!

オッペリアの体には機械の管が刺さり管は天上に伸びている。

丸裸にされたオッぺリアの体にティスのクローンたちが群がっていた

んねえええええええええええええええええ!

激情のままに一切の容赦なく双剣杖を振りかぶりティスたちを斬り殺していく。

臓物をぶちまけ、頭蓋を砕き、肉を絶ち、骨を砕く。

自分自身が血に染まり、血と体液にまみれたオッペリアから機械の管を引き抜き、抱き抱える。

何度も乱暴された後なのが見てすぐにわかる

打撲、擦過傷、全身傷だらけだ。酷すぎる。

オッペリア!しっかりして!オッペリア!僕だ!ゼロスだ!

ゼ・・・ゼロ・・・ス・・・ゼロス・・・。

よかった。息はある!

もう大丈夫。大丈夫だ。大丈夫、大丈夫、帰ろう。帰ろう。

僕はオッペリアが落ち着くの待ち、ローブでくるむと古城を出ようとした。

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!

この揺れは!

ズガーン!

朽ち果てた窓の外に禁断の兵器トゥリスカ・エンポリアーがその背を現した。

その姿は以前と異なっていた。

トゥリスカ・エンポリアーはいまや形状変化を引き起こしていたのだ。

全身機械ででいるのはもちろん、金属製の胸骨はサイズがふたまわり巨大になり、

背面に二本の巨大なサーベル状の牙が伸び

山を巻き込んでしまいそうな長い金属製のしっぽはトゲにまみれ

街の広場をまるごと握りつぶしてしまいそうな鋭くゴツゴツとした手は10本の爪がカマのように鋭さを増す

破綻した造形の顔は目玉がカメレオンのように舌が蛇のように飛び出し鼻がグシ!と音を立てピノキオ鼻に変形していく。

まさに金属の怪物だ。

そのときだった。

ピシッ!ジャー!

と音がして白い煙が立ち上るとトゥリスカ・エンポリアーの胸部から全裸のティスが出てきた

だが見馴れた彼ではなく。

おぞましくもその身は機械と融合している。

変わり果てた戦士の成れの果てがそこにいた。

ティスは言った

ゼロス、久しぶりだな。

ティス!なぜアジトを襲撃した!

この計画にはサイフォスが最大の障害だったからさ。

ティスは不適に笑いながら言った

くふふふ、いかにお前と言えどこの力を前にいまさら何ができる?

トゥリスカ・エンポリアーは本来サイフォスの戦士を乗せるために作られた。

それは国王が作り上げた。まがいものの強化戦士ではない。

真のサイフォスである俺が乗ることで真の性能を発揮する!

俺はサイフォスの真実を知ってから秘密裏に国王派と内通してトゥリスカ・エンポリアー開発に協力していた。

そしてトゥリスカ・エンポリアーが敗れたあとで根こそぎ奪い取り、圧倒的な力でオフィーリアを手にする時を待った。

それが今だ!

なぜそんなことを

それもこれも全部お前のせいだあああーー!

な、なに?

お前が全部悪いんだよ!ゼロスゥゥーー!自覚ないのかああ?

何を言っているのかわからないがティス、オッペリアは返してもらうぞ!

ティスは天をあおぎ見てから

ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!

笑い声をあげた

白馬の王子様気取りが!気取ってんじゃねぇよ!

俺はなああ!あんたを見たときに思ったよ!

こいつはとんでもねえクズ野郎だってなああ!

ある日、横からやってきて俺からオフィーリアを!俺の姉ちゃんを奪い取ってぇぇ!

姉ちゃんの次に優秀な俺を差し置いて姉ちゃんよりも活躍して!

薄汚い、よそ者のぬすっとが!

さらには結婚だあああああああああああ?

盗人たけだけしいんだよおお!馬鹿があああああ!

それは!俺が夢見たことなのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!

おま!おま!おま!お前ごときがあああああああああああああああああああーー!

姉ちゃんの汚れのない肌に触れるなど頭がおかしくなりそうなんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

僕は抱き抱えていたオッペリアの体を遠くの壁に預け。

ティスの前まで戻ってからやつをにらみつけた。

裏切り者が!言葉を絶つというのならもはやこれまでだ!

お前がオッペリアにしたこと・・・仲間たちにしたこと・・・。

お前に言葉が通じないなら、サイフォスを受け継ぐ者として斬り続けてやる!


≪禁断の兵器トゥリスカ・エンポリアーが現れた≫


禁断の兵器トゥリスカ・エンポリアーが咆哮する

ファイフィンフオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

オッペリア、すぐに終わらせるから

姉ちゃんの名を気安く呼ぶなぁぁぁーー!

機械には機械だ!

機械の手袋をかざし緑のビームがほとばしる

陰魔法・ウンブラ・イェラオ!

デュフフフフフフ!デュフ!デュフフフフフフフフフフフフフ!

奇妙な笑い声をあげ

銀色に輝く針の束がひとつによりあつまって巨大な生き物のようにうごめき

針でできた銀色のドラゴンが現れ

銀の束の中に黄色い二つの目が見開く

ドラゴンはニヤニヤと目を細め

両手には同じく針でできたドラゴンの頭が付いている。

お尻から伸びた尻尾には無数の針が、汚い言葉を吐き続けている。まるで人々の思念を吸ったかのような生きる針、呪いの針だ。

全身から陰湿さがかもし出された怪物が姿を現す。

デュフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ!

ウンブラ・イェラオが両手を向けると頭と合わせて数十億本はある魔法の針をトゥリスカ・エンポリアーに照射する。

ドカーン!

爆発!

激しい噛みつき合いが始まり

針の体をトゥリスカ・エンポリアーの鉄のあごがかみちぎり、ウンブラ・イェラオもトゥリスカ・エンポリアーの体に針を注ぎ込む。

生身の魔王なら効果は抜群だったはずだ。

同じ機械でありながら生物的な流れを組むウンブラ・イェラオと無機物でありながら魔王という生物を模倣するトゥリスカ・エンポリアーはまさしく対極の存在だった。

トゥリスカ・エンポリアーがその爪で針の体をむしりとり削り落としていく。

針の心臓をえぐられた

頑張れ!ウンブラ・イォラオ!

ウンブラ・イェラオな口から無数の針が照射される

トゥリスカ・エンポリアーの鉄の体に弾かれていく。

大量の針が街中に降り注ぎ

ぐんごぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!

人々が犠牲になっていく

ウンブラ・イォラオが噛みつくとそれが唯一の有効打だとわかった。

デュフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ!

果敢に噛みつくウンブラ・イォラオ

しかし、いまだ力不足。トゥリスカ・エンポリアーの破壊はそれらを上回り、ついにはウンブラ・イェラオを左右に引きちぎり投げ捨てた

ファイフィンフオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

トゥリスカ・エンポリアーが勝利の咆哮をあげるとウンブラ・イォラオの亡骸が大地に沈む。

わぁぁぁぁぁぁ!

バキャンバキャンドガァーン!

民家が粉々に吹き飛び人間が塵クズに変えられていく男も女も子供も老人も平等に死んだ。

ウンブラ・イェラオが負けた!

ティスが叫ぶ

ゼロスるぅぅーー!

大爆発したウンブラ・イォラオの体が砕け散り、宙から無数の針が落下してくる

トゥリスカ・エンポリアーの巨大な手の斬撃を空中で迎え撃つ

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

双剣杖で弾き飛ばす

続いて左手の斬撃を

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

弾き飛ばし

一太刀

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

144回の斬撃がトゥリスカ・エンポリアーの爪とつばぜり合う。

ファイブ・ウィザードの物理攻撃だ。

強い強いとは思っていたが!まさかこれほどとは!

驚愕するティスを前にトゥリスカ・エンポリアーの猛攻をすべて双剣杖で弾き飛ばす

一瞬の隙をついて双剣杖を振るい

瞬時に精神を集中させる

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

闇魔術・カタラ・パンメガス・スコタディ・スフェラ!

巨大な闇の玉が2720個姿を現しティスめがけて炸裂する!

トゥリスカ・エンポリアーがくるくると回転し

背面の巨大なサーベル状の牙と爪で闇の玉を両断していく

はぁ!

すかさず双剣杖で切りかかると山を巻き込んでしまいそうな長いトゲ付きしっぽがそれを受け止め、100回近く金属と杖がぶつかり火花が散る

竜巻のごとき剣撃が響き渡る

辺りを闇が包み、闇が晴れると湖光とバリアが張り巡らされていた。

トゥリスカ・エンポリアーの背中から36枚のくじゃくに似た羽が現れ、バリアがトゥリスカ・エンポリアーを包んでいた。

ファイフィンフオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

トゥリスカ・エンポリアーが咆哮する

ハハハハハハハハハハハハハ!無駄だぁぁぁぁぁ!

ティスが勝利し勝ち誇った笑い声をあげる

ビームが迫る。

慌ててミサイルのようにトゥリスカ・エンポリアーの股下に飛び込み背面のトゥリスカ・エンポリアーを見た。

闇魔術では力不足か!さすがは魔王!だが!すでにふところに飛び込んだ!

双剣杖を振るう

闇魔術・カタラ・パンメガス・スコダティ・スフェラ!

闇魔術を目くらましに双剣杖で地面を殴り高く跳躍、やつの間接を踏み台にしてさらに突起したパーツへと着地、さらに跳躍、

はぁ!

バリアの隙間をぬって、双剣杖を振るい、落下しながらも片っ端からぶった切っていく

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

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はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!

ドカーン!ドカーン!ドカーン!

トゥリスカ・エンポリアーの体からついに爆発が巻き起こる

なに!

ティスが驚きの声をあげた

着地直後、

こんのぉぉぉぉぉぉ!

トゥリスカ・エンポリアーから降り下ろされた爪に向けて機械手袋をかざす。

サイバネティックス・ケイリス!

緑のビームが機械手袋からほとばしりトゥリスカ・エンポリアーの全体重の乗った一撃を支える。

単なる放電ではない魔力の放電だ。

電気キャノンかとみまごうエネルギーが物理的な抵抗力となってを爪を弾き飛ばす。

ファイフィンフオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

悲鳴をあげるトゥリスカ・エンポリアー

ティスが叫んだ

なぜだ!

一方、僕の足元はサイバネティックス・ケイリスの余波で地面が砕け散り、凄まじい緑のビームが四散する

はぁ!

双剣杖で地面を殴り付け上空に跳躍

サイバネティックス・ケイリスをトゥリスカ・エンポリアーの破綻した造形の顔に叩きつける

吹き飛べえええ!

魔王の全身を緑のビームが撃つ、

ボスッ!バチィ!バチィ!バチィ!バチィ!バチバチバチィ!

強力な音と共に顔のあちこちが吹き飛び、火花を上げる。禁断の兵器は大量のビームを受けてショートしていく。

ファイフィンフオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

ティスが叫んだ

なぜ貴様はそれほどの力を持てる!

しっぽが横から僕を打ち付ける。

わっ!

ぐるぐると回転しながら吹き飛ばされ壁面にめりこむほど叩きつけられた

なんとか壁にへばりつく

ファイフィンフオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

目の前で禁断の兵器トゥリスカ・エンポリアーが咆哮した。

ティスが叫んだ

俺はトゥリスカ・エンポリアー!禁断の兵器なんだぞ!

背面のくじゃくに似た羽がいまにも猛威を振るおうとしていた

ウンブラ・イェラオは負けた。

できる限り剣で刻むつもりだったがこの傷ではそうも言っていられない。頃合いか。

ティス、その身に刻め!

深く深呼吸する。

はあああああああああああああああああああああああああ!

精神を集中させると背後に黒い5色のオーラがただよう。

魔力臓器の魔力だ。

恐ろしき外道の魔王よ。逸話を汚す、粗末な偽物に裁きを下し、己が威光を示せ!

外道魔法・トゥリスカ・エンポリアー!

異空間からその怪物が姿を現す。

魔王トゥリスカ・エンポリアー、その魔王は全身骨でできている。

胸骨は、なまめかしくヌメヌメと光を反射した骨

背面に二本、骨でできた巨大なサーベル状の牙が伸び

山を巻き込んでしまいそうな長い金属製の骨しっぽはトゲにまみれ

街の広場をまるごと握りつぶしてしまいそうな骨の手は分厚くゴツゴツとした10本の骨がカマのように鋭さを増す

破綻した造形の顔はすべて骨、カメレオンのような舌だけが生身で鼻は骨が突起してカラスのくちばしのようになっていた

まさに骨の怪物

ティスは言った

本物の・・・伝説の・・・魔王だとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉーー!

終わりだ。ティス!

な、な、な、なめるなああああああああああああああああああああああああ!ズィエクディキティス・アフセンディアァァァーー!

禁断の兵器トゥリスカ・エンポリアーが背面のくじゃくに似た羽を広げると36枚の強大なバリアを張り巡らせた波となって周囲をまるごと吹き飛ばしていく。

僕は叫ぶ

新たなサイフォスとして貴様を断罪する!

やれ!魔王トゥリスカ・エンポリアー!

メタヴリティ・アフセンディア!

魔王トゥリスカ・エンポリアーの背面のくじゃくに似た羽が144枚に開くと禁断の兵器の4倍の出力はある強大なバリアが周囲を消滅させていく。

それはティスもろともズィエクディキティス・アフセンディアを呑み滅ぼして行った。

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