23 ルビー臓器5000万
焦げた装甲盤は研磨することで新品同様に磨きあげる作業が始まった。
ロビンのつてで昔の仲間たちを集め、不眠不休で修理する。
次はエンジンだ。
ソストス・オドスは魔力臓器を集めた結晶をエンジンにしている。そこでだ。
カランカラン、魔力臓器販売中店の扉を開くと
はいはい、お客さまどのようなものをお求めで?
店主がごますりしながら現れる。
見上げる高さまでショーケースに入れられ怪しくライトアップした魔力臓器が陳列されていた
どれも美しい混色の輝きを放つ宝石のようだ。
ルビーサファイアの魔力臓器5000万
サファイアサファイアの魔力臓器2000万
エメラルドサファイアの魔力臓器1000万
ピンクサファイアの魔力臓器1500万
アメジストサファイアの魔力臓器300万
スカイブルーサファイアの魔力臓器200
イエローサファイアの魔力臓器100万
他にも無数にある。
サファイアサファイアの魔力臓器は文字通りサファイアの中にサファイアが埋め込まれた天然の芸術品、もっとじっくりながめたかったが時間がない。
金に糸目はつけない!店のものすべてください!
す、すべてですか!
時間が惜しい!運び出してください!
御意!
次々入店してくるのはこの国で宅配便を生業とする人々だ。さっき雇っておいた。
ちょちょちょっと!お客さ~ま!
店員があわてふためいているが問題ない。
街中にそうようにある岸壁、その壁をくりぬいた天然の建物の前に来た。
ここからはドワーフたちが働く姿が見える。
誇り高きドワーフの職人たちよ!聞いてほしい!明日この世界は滅びるかもしれない!
なんだ?なんだ?と突然演説を始めた来客に立ち止まってしまうドワーフたち
知ってのとおり禁断の兵器がよみがえったからだ!
領主バードン侯爵は禁断の兵器に対抗するため新たな兵器を作り出した!
だがそれは愚かにも私の手で破壊してしまった。
だが、まだ止まるわけには行かない!
あの悪魔を止めなければならない!
身勝手な頼みなのは重々承知しているが聞いてほしい!
皆さんの力が必用だ!
兵器を修理し禁断の兵器と戦うためどうかお願いします!
皆さんの血の通った仕事を!技術を!力を貸していただきたい!
深々と礼をした。
ガンガン!と音が響く
ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!ガンガン!
ドワーフたちはハンマーを片手に壁をガンガン!と叩き賛同してくれていた。
ドワーフたちの声援が上がった
「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」
みんな!やってやろうぜ!
伝説の怪物に俺たち職人の魂でひとあわふかせてやれるなんて職人冥利につきるぜ!
勇猛果敢なドワーフたちが息巻いている
ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!
ロボットアーム、近接戦を想定した格闘のかなめになるパーツだ。
本来は機体の破損箇所修理のためは指先まで細かく動かせるものだったのだが、そこまで修理に時間をかけるわけにはいかないので
大きな岩の塊を取ってきて
そこから鉄を精製してもらい
鉄のランスを作り、ソストス・オドスに装備させることにした。
これで完成だ!
修理は完了したのだ!
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本当に君が乗るの?
私がやらないと、これはケジメなの!
そう僕は禁断の兵器に魔王たちをぶつけることもできたのだ。
けれどそうしなかったのはオッペリアに戦ってもらい遺恨なく解決してほしかったからだ。
トゥアレタとピュエロスとエリザベートとロビンさんがやってきた
トゥアレタが言った
頑張ってください!
応援してます。
応援してます!
みんなで激励の言葉を贈る
任せて!
力強くオッぺリアが返事をするとソストス・オドスのコクピットに乗り上げる。
ロビンさんが最終調整をする間
オッぺリア君ならやれる
ゼロス見守っててよね。
オッペリア。
彼女の名前を呼びキスをする。
オッペリアはコクピットに深く乗り込むとエンジンを起動させる。
コクピットそば、エンジンの騒音が響くと入れ替わりに整備を済ませたロビンさんが現れ、怒鳴りながら機材の解説をしているようだ。
オッペリアが言った
このボタンで射撃ね!
そうです!それからこれが格闘、基本はオート格闘で動きながら、任意で動かすことができます。
で、こっちが脱出レバー、危ないと思ったら迷わず脱出してください!
ロビンさんがコクピット近くから離れると
ソストス・オドスから大きく旋回して敵のいる方角を向いた
今度は完全にコクピットを閉鎖してしまう。
オッペリアは言った
ソストス・オドス起動!
ビゴン!
両目が光るとソストス・オドスが動き出す。
フォーフォーフォーバァァァァー!
ジェットエンジンとしか思えない推進力が火を噴き、ソストス・オドスは高速で去っていった




