171Dead『収入の使い方』
ベルゲザズは通信を取った。
「どうした? レアズ、報告を聞こう」
と言った。
レアズは
『報告します、6人は研究所の薬を手に入れました、どうします? そろそろ殺しますか?』
と聞いた。
ベルゲザズ
「それは構わんが……出来るつもりなのか? あの男はまだ生きているんだろ?」
と聞いた。
レアズは
『それは……』
と言葉に詰まった。
レアズ自身も6人の中で望の行動によって敗れていった騎士達を見てきた。
どうしてそうなるのかは分からないが望を侮るとしょうもないことで死ぬ可能性を目の当たりにしてきた。
そうなると、自分の生まれてきた理由すら分からなくなる。
それがレアズには怖かった。
そんな様子を見てベルゲザズ
「まあ取り敢えずは奴が勝手に自滅してからあいつ等の行動を止める……まあこっちから仕掛ける時は俺が命令する」
と言った。
レアズは
『ハ! 分かりました!』
と言った。
そして
「ではお前はこのままそいつらの後を着けて情報を提供しろ」
と言った。
レアズは
『了解しました!』
と言って通信を切る。
ベルゲザズ
「そうか、あの清田死んだか……お前はどう思う?」
と一人の白衣を着た眼鏡をかけた若者が
「別に……いらないからそこを上げたら勝手にはしゃいでいた馬鹿だろ……そして俺がもうすでに作ったレシピに勝手なアイディアを付け加えて喜んでいるような奴に興味なんてない……」
と言った。
ベルゲザズは
「そうだな……俺も適当に街を散策していたらあいつ等に出会った、そしてなんか野望がありそうだなあ……と思って取り敢えず材料として持って帰ってきたんだが……どうせその研究所よりいい研究所を作ったからお前をそこに移して前の場所は取り敢えずあの国を支配として誰かを置くのを悩んだ結果あいつを選んだんだよな……適当に才能ある! お前は天才だ! 的なことを言ったら本当に信じるとは……」
と呆れながら言った。
そして、ベルゲザズは
「で? アイツの作ったアイディアはどうだったんだ?」
と聞くと若い眼鏡をかけた男は
「いや……うん……微妙」
ともの凄くどうでもよさそうに言った。
ベルゲザズは
「取り敢えずベイエーンとエイズアはどうしている?」
と研究者の一人に聞いた。
すると
「え? ベルゲザズ様があの村に製品を取りに行けと言いませんでしたか?」
と聞いた。
ベルゲザズは
「ああ……そうだったそうだった!」
と言った。
すると若い眼鏡の男は
「ベイエーンとエイズアはあの清田に比べれればマシだろ? 傲慢っぽいけど取り敢えず賢いっちゃ賢いし……俺は天才だけど……」
と言ったベルゲザズは
「いや、地下に追いやって生き長らえさせている糞金持ち共から金を奪えんだろ? あいつ等からの金は一応はまだ地上で使えるからな……あいつ等に良い素材の物を持ってきて規定の分の金額を持ってこれればシェルターに入れてやるって言ってるし、地下は地下で探鉱をさせて同じく規定の金額でシェルターに入れてやると言ったら皆我武者羅に頑張るからな、紙切れになっても利用は出来る……だからあいつ等の仕事はものすごく大切なことだ、ゲズアゾ」
と言った。
ゲズアゾは
「そうかい……俺はただ作るだけだ……」
と研究に没頭する。
すると
「叔父さん! 村の監督! アダルト・出口が死去しました! これがあの方の最後の作品になります!」
とベイエーンがドアを
バタン!
と開けて現れた。
それを聞いて
「マジかよ! あの凄い爺さん死んだのかよ!! 糞おおお! 俺も使ってたのに!」
と言った。
するとエイズアもドアから静かに入り
「ですがアダルト・出口2世が後を継ぎました……彼女ならもっとたくさんの素晴らしいを生み出すでしょう!」
と言った。
それを聞いて
「ふむ、そうか……で? 今度はどんなものだ?」
と聞いた。
するとベイエーンは
「女騎士ものよ! 希咲が研究所で追い詰めてその村に間違えて逃げたようよ!」
と言った。
それを聞いて
「ほほう、あの隠し通路を使って逃げたのか……残念な奴め……面白いなあ……」
と言って嘗め回すようにその表紙を見ていた。
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アンジェリスは研究所の隠し通路を使って逃げた。
「ここの通路なら大丈夫よ、ここは叔父さんの変態的なところへと繋がっていないから!」
と言って4人を案内した。
それを聞いて望は
「? 何? 変態的な場所? 一体どこ?」
と聞いた。
アンジェリスは
「教えない……」
と言った。
望は
「えええ! 嘘おおお! マジでええ! 酷おお!」
と言って大袈裟に言った。
和子は
「変態的な趣味なら私は通りたくないからOK」
と言った。
剣子もレベッカも頷く。
望は
「全く……面白くない……」
と言って通路を通ると
ガシ!
と何かを踏んだ。
望は
「こ! これは!」
と言って踏んだものを手に取る。
アンジェリスは
「?? どうしたの?」
と聞くと
「これはアダルト・出口の作品じゃねえか!! なんでこれがここに!」
と言ってもの凄く興奮していた。
アンジェリスは
(糞……誰が落とした……行こうとしないように場所は教えないよ……)
と呆れながら思った。
他の3人は望を蔑視した。




