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170Dead『アダルト村』

レオルドは


「化け物が2体! だが……今は化け物同士で戦っているだと!」


と驚きながら見ていた。

清田クリーチャーと戦っていたのは清田自身がバスの生徒を利用して作り出したクリーチャーであった。

先程の研究所の床が崩壊したことによって培養液から飛び出して


『ゼイダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! ユルザアアアアアナアアイイイイイイイイイイイイイ!!』


と自分達をクリーチャーの材料にしたことを恨み襲い掛かったのであった。

清田クリーチャーは


『ドケエエエエエ!! ギザギイイイイイイイイイイイイイイイ!!! ごるぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』


と呻きながら攻撃をし続ける。


ガギン! ガギン!!

ズバアアア!!



と相手を斬りあいながら道を開けようとする。

レオルドは


「い! 今のうち逃げるしかない!」


と言って一時望を打ち取るのを中断して撤退していった。


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4人は望とアレックスを運び何とかその場を脱することが出来た。

アンジェリスは


「いやあ、ヤバかったねえ……この研究所から逃げた方がいいかもしれないね」


と言った。

レベッカは


「で! でも! この研究所を潰すのも薬を手に入れるのもまだ終わってないわよ!」


と言った。

すると和子は


「大丈夫ですよ、希咲のポケットの中に!」


と言って持っていた薬を奪った。

望は


「ああ……いいよ、別に……俺の望んでいるものでもなかったし」


と言った。

和子は


「あー、はいはい……分かった分かった」


と言って適当言ってそのまま


「これ……この研究所で作っている薬だと思う、探せばもっとあるんだろうけど……あの化け物同士の戦いに巻き込まれて死ぬよりかはこの薬を手に入れた方がいいのかもしれないしね」


と言った。

剣子も


「私も同じ考えだ……深追いして全滅なんてことは一番ダメだと思う」


と言った。

レベッカも


「……確かに……今禿て再起不能になったアレックスに何の役にも立たない希咲君を連れては戦えないわね……せめてあの飛行機までならばなんとか持つかもしれないし」


と言って二人の意見に同調した。

アンジェリスは


「それに……この研究所の持ち主は研究所に仲間を作らずに一人で仕事をしたいタイプなの……その清田? その人は実験材料になったってことならともかく、こいつが薬を持っているってことは……それにあのモンスターの叫び声……明らかにあんたの名前を言ってたわよね!」


パシン!


と頭を叩いて望に言った。

望は


「ああ……確かに才能を買われてこの研究所を貰ったって言ってたぞ?」


と言った。

アンジェリスは


「ならば尚よ、あの人が自分の施設を譲ったってことは確実にあいつはいないわ……人と仕事なんて絶対にしないタイプなんだもの……ベルゲザズにお願いされて作るようなイカレタ研究者よ……自分の探求にしか興味がないもの」


と言った。

それを聞いてレベッカは


「じゃあ、ここから脱出することが今のやるべきことね……行くわよ!」


と言って5人は研究所から脱出を図った。


----------------------------------------------------------------------------------


レオルドは何とか逃げ道を探した。


「糞! 見つからない!! 早くしないと!」


と慌てて何とか出口を探そうとしていた。

すると


『グガアアアアア!! グガアアア!! イダイドオオオオオオ!!』

『ジネエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!』


と近くに化け物が近づいていることが分かった。

レオルドは


「糞! 早くしないと!!」


と言って手探りで壁を触り続ける。

すると


ガシャン!


と音が鳴り壁だと思っていた部分が開いた。

レオルドは


「こ! これは! 隠し通路!! これなら逃げれる!!」


と言ってその中に入っていった。

中は暗く、明かりが無い。

しかし


「私ならばこの中を移動できる」


と言って入っていった。

彼女は両親から暗闇を慣れて歩けるように訓練されていた。

最初は見えなくとも、時間が経てば暗闇に目が慣れて歩くことが出来るのであった。

レオルドは暗闇に目を鳴らすように慌てず冷静にドアを閉めて目を開けて慣らしていった。

そして


「良し、見える……これなら」


と思い歩き出す。

だが念のため、壁に手を当てながら転ばないように歩き出した。

そして、地面にも警戒をしながら歩く。

いつどこでゾンビに出会っても倒せるよう。

剣は持っているとはいえ大量に襲われれば役に立たない可能性もある為であった。

そして、何とか出口らしき光が見えた。

レオルドは


「! あそこに!」


と思いそれでも慌てず光の方を目指して、警戒を解かないで歩き続ける。

そして、その光が目の前にあった。

そこで


「……風を感じる……ここは外か……ならば!」


と言ってそのまま覚悟を決めて外に出た。

すると


「お前等!! そんなものか!! その程度ではアダルト・出口様のDVD作成に間に合わんぞ!!」


という声がした。

そこには大量の逞しい体の男達が立っており


「「「「「「「「「フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! フン!! 」」」」」」」」」


という掛け声とともに何か体操をしているようだった。。

すると一人の髭のはやしたダンディーな男は


「なんだそれは!! なっとらん!!」


と言って竹刀と地面に叩きつける。

一人の男は


「すみません!」


と謝罪する。

ダンディーな男は


「それでもこのアダルト村の人間か!! もっと気合を込めんか!!」


と言って怒鳴る。

その状況を見てレオルドは


「なんだ……ここは……」


と唖然とする。

するとダンディーな男はレオルドに気付いて


「おや? アダルト村の諸君! 見ろ!! 演者が来られたぞ!!」


と言った。


「「「「「「「「「!! これは!」」」」」」」」

「いい女じゃねえか! 女性騎士とは分かってるじゃねえか!」

「やりがいがあるぜ!」


と言って獣の目でレオルドを見る男達

レオルドは


「なんだ! 貴様等! 私はお前等の言う演者ではないぞ!!」


と言ったが


「何を言ってるんだ? お前だって聞いたことないか? 入ってはいけない村がこの世にはいくつかあると……ある時は呪われて、ある時は殺される……そして、このアダルト村では女は絶対に帰る事は出来ない……なぜなら村住人主演+入ってきた女がアダルト・出口監督の酔狂な作品に出演するんだからな」


と言った。

それを聞いてレオルドは


「なん……だと……」


と言った。

すると


「ワタシガアダルト・出口ダ、ヨロシクネ!」


と明らかに日本人なのに片言の爺さんが現れた。

レオルドは


「フン、この私を……好きに出来ると思うな!」


と言った瞬間


「「「「「「「「「「ぐおおおおおお!!!!」」」」」」」」」」」」」」


と唸り声と共に男達がレオルドに向かって走ってきた。

レオルド


シュン! シュン!


と剣を華麗に使い斬るが、


「グオオオオオ!!!」


バシ!


と剣をすぐさま奪われて


バシ! キイイン!!


と奪われて捨てられた。

レオルドは


「な!」


と言った瞬間男どもに取り押さえられた。

そして、アダルト・出口は


「ココデハセカイニコノアダルトサクヒンヲハッシンシテレイビンケニシュウニュウヲワタス……ソシテコレガワタシノサイゴノサクヒンニナル、キタイシテイルヨ」


と言ってそのままレオルドは連れていかれた。


「離せええええええええええ!! 離せええええええええ!」


と虚しく声は掻き消えた。

そして


『クッ殺せ! 村に入った女騎士の最後の叫び!』


というタイトルで発信された。



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