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161Dead『仇増加』

「うおお!!」


と望は目が覚めた。

望は


「……? あれ? 何で寝てるんだっけ? この研究所に入って……んあ? なんかこの部屋なんだ? 何だろうか? ここで寝ていて目覚めた……なんかホラーゲームにでもリアル体験しているみたいな気分だ……」


と言って立ち上がった。

望は頭を少なからず破壊されたため再生の際に少し記憶が途切れていた。

望は


「そうだ! なんかあいつら一緒になんか取りに来て……薬とか研究所の破壊か! まあでも俺はいつも通り死ぬかゾンビ化を考えるんだけど……なんで別れたのか忘れたが取り敢えずチャンスだと思って動くべしだ!」


と元気を取り戻してあたりをキョロキョロすると


「うおい!」


と変な声を出して驚いた。

周りが血まみれであるこの状況で望はさすがに


「何かあったのかな?」


と言って歩き出す。

すると


グチャ!


「うわああ! 何か踏んだ! 何か踏んだ!」


と言って足元を見ると何かつぶれた白い球のようなものであった。

望は


「?? 何これ?」


と言って歩き続けると

周りにぐちゃぐちゃになって肉片が飛び散った状態で原型の留めていない人の死体がった。


「えええ……何これ? ええええ……」


と望はドン引いていた。

すると


「ガウン!」


と声がする。

望は声のする方を見ると俊敏性犬がいた。

望は


「?? 何やってんの? お前?」


と疑問に思ったのか取り敢えず口に出す。

だが俊敏性犬は


「クウウン」


と言って甘えるような声しか出さなかった。

望は


「うん……まあ……うん……行くか」


と言ってそのまま俊敏性犬と一緒に部屋から出た。

そして


「取り敢えずこの通路と通るか」


と言って俊敏性犬と一緒に歩き始める。


----------------------------------------------------------------------------------


望が俊敏性犬と一緒に部屋を出て言った後


「早く! ゴーザス様を助けるんだ!」


と言ってレオルドはザイダルとベルジャを連れて先程の部屋に向かっていた。

レオルドは


「あの犬を殺す事はしなくていい! ゴーザス様を救出することを優先させろ!」


と言った。

ザイダルとベルジャは


「「ハ!」」


と言って走っていた。

そして、部屋に着き、部屋の中を見た。

だが、すでに事は終わっていた。


「……そん……な……」


部屋にはゴーザスらしき死体ではなく、無残にもそれであったような散らかしたように悲惨したゴーザスがいた。

もちろんどこがどこの部位であるのかすら分からなくなっていた。

レオルドはその場で座り込んで、


「ゴーザス様……どうして……どうしてこんな……酷い……」


と言って涙をボロボロと流しながら言った。

ザイダルとベルジャも悔しそうに泣いていた。

ザイダルは


「畜生……畜生……何なんだよこれ……こんな酷いことを……」


と肉片を見ながら言った。

ベルジャは


「どうして……あのゴーザス様が……勝てない……こんなの勝てるわけがない……」


と言って絶望に打ち震えた。

レオルドは



「許せない……絶対に……希咲望……絶対に私が殺す……絶対にだ……こんな残虐に侮辱するように殺しやがって……」


と言って怒りに打ち震えていた。

ベルジャは


「レオルド様! ダメです! 勝てるわけがない! こんな! 奴に勝てるわけがない!」


と震えながら叫んだ。

レオルドは


「お前たちは来なくていい……いやもう逃げろ……私はここから先に向かう……必ずラザーナ姫と他の騎士……そしてゴーザス様の仇を討つ! それに! 気を付ければいいのはあの犬だ! 希咲はゴキブリを操るがそれだけだ!! 命を供物にして出お私はあの男を討つ!」


と言った。

ザイダルは


「私は行きます……その為に来たんです」


と言った。

ベルジャは


「ク! そんな! どうして! どうしてそこまで!!」


と言って震えながら言った。

ザイダルは


「俺はあの時のラダー様の言葉で死ぬ覚悟もしている……だから俺は戦える……それだけで戦えるんだ……」


と言って剣に手を添えて言った。

そして


「では、ベルジャは戻って報告してこい……セリスター様やラダー様に報告するんだ……それが今君に出来る任務だ」


と言った。

ベルジャは


「……分かりました、分かりましたよ!」


と言ってその場を去った。

そして


「ザイルダ、本当に行くのか?」


と聞いた。

ザイダルは


「はい……必ず倒しましょう」


と言った。

そして、二人は部屋を出て望を探し始めた。


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剣子は


「希咲を探しつつ研究所の奥へと向かおう……あいつがどこにいるのか分からないとはいえ私達は私達が出来ることをするべきだろうな」


と言った。

和子は


「そうね、すっごく嫌な予感がするけど……頑張ろうか」


と言って5人は向かった。

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