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159Dead『ラッキースケべ』

望がゴキブリを操っていると思い込みながら


「フ、俺の必殺技に苦しんでいるようだな……」


と笑いながら言った。


俊敏性犬は


「グルルルルル」


とレオルドを睨みつけていた。

ゴキブリを操る為に、

レオルドは


(ク! まさか!! そんな!! こいつはダメだ!! 私には倒せない!! 攻撃するには私自身が触れないといけない!! ク!! 拳が!!)


と自分の拳は皮膚が少し赤くなりかゆみが走っていた。

殴った際にゴキブリが防衛本能でレオルドの手の皮膚を噛んでいたようだった。

彼女自身こうなることは分かっていた。

彼女が幼少の頃、部屋で1匹の虫を見つけた。

彼女はゴキブリを見るのは初めて出会った。

それを見て彼女は手で鷲掴みにしてしまった。

するとゴキブリは彼女の手を噛んだ。

彼女は痛みが走り咄嗟にゴキブリを離した。

その時、彼女の服の中にゴキブリが入ってしまい、体中を這い回った。

彼女は一気に体中に寒気が走りゴキブリを嫌悪した。

だが、ゴキブリは這い回る以外に逃げる為か彼女の体を数箇所噛み付いた。

彼女はあまりの痛みにすぐさま服を脱いでゴキブリを追い払った。

そのすぐのことであった。

彼女は呼吸が苦しくなり涙を流しその場で倒れこんだ。

その後すぐに彼女はゴーザスが見つけて医務室に運びその後生死を彷徨った。

だが、奇跡的か、それとも彼女の生命力のお陰なのか、彼女は目を覚まして息を吹き返すことが出来た。

そして、彼女は自分の生命の危機としてゴキブリを恐れるようになった。


(こいつ! 私がこいつに弱いことを本能的に知っていたのか!! 糞! 日本では医療技術が進んでいるとは聞いていたが!!)



と深読みしながら望を睨みつける。

望は


(やべえ……全然見えねえ……今何やってるんだろうか……)


とキョロキョロしながら周りを見渡す。

俊敏性犬は望を守りながらゴキブリを操る。

だがレオルドは俊敏性犬が操っていると気づき事は無かった。

生命の危機が訪れている上に、彼女にとっての最大のトラウマな生き物が襲ってくる恐怖の為、彼女は未だ、冷静な判断が付かなかった。

彼女はそれどころか


(どうにか! どうにか! このゴキブリを倒さないと!!)


と考えていた。

彼女は、部屋の中にある物で武器になりえる物を探していた。

すると近くに古びたバットを見つけた。

レオルドは


「これだ!」


と叫んでそのバットを手に掴んだ。

そして


「フン!!」


と声を出してゴキブリ達を潰し始めた。


グシャ!

ブチ!!

ドシャ!


と迫りくるゴキブリの群れを徐々に減らし始めた。

そして


「うおおおおおおおお!!」


と叫びながらレオルドは寧ろゴキブリ達に接近して潰し始める。

ゴキブリ達は押され始めた。

望は


「?? 何? 何が起きてんの?」


と言いながら少し歩き始めた。

するとレオルドの目の前に望が現れた。

レオルドは


「な! まさか!! なぜ今貴様が!!」


と慌てたがすでに足は前へと進んでしまったため


「あだ!」

「いd!!」


と望とぶつかって

望は


「うわ! ちょ!!」


と言いながら前へと倒れこんだ。

それに押されてレオルドも


「うわ! 糞!」


と言いながらそのまま望に押し倒される。


ビリイイ!

ドサン!!


と一緒に何か破れるような音がした。

望は


「うででで……いったい何が……」


と言って立ち上がろうとするが、

なぜか手に違和感がありその上、上手く立ち上がれなかった。

下に何か挟まっているようにも感じていた。

すると


「きっ貴様! こっここの私を……辱めるつもりか!」


とレオルドの声がした。

望は目を開けるとそこのはレオルドがとんでもない状態になっていた。

望は


「こっこっこれは! ラッキースケベだ!!」


と嬉しそうに叫んだ。

望は


「いやあ、あの時のといい、俺はスケベ神に愛されているなあ」



と嬉しそうにする。

すると


「レオルド! 大丈夫か!」


とゴーザスは血相を掻きながら現れた。

するとそこには望に襲われているレオルドがいるようにゴーザスには見えた。

レオルドは


「こっここれは……違うのです……見ないでください……」


と涙を流しながらレオルドは言った。

ゴーザスは


「きっ貴様……我が弟子を……辱めるとは……」


と血管をピクピクさせながら睨みつける。

望は


「違う! これは辱めているんじゃない! ラッキースケベだ!」


と言い切った。

それを聞いてゴーザスは


「許さん」


と言ってそのまま


ビュウウウウウウウウウウウウウウ!!


と風を切る音をさせながら望の目の前に立ち


「へ?」


と望が言った瞬間


バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


と望の顔面を思いっきり殴りつけた。


「ドガダアアバダバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」


ブッシャアアアアアアアアアアアアアアア!!


と悲鳴を上げながら血を大量に吹き出しながら吹っ飛ばされた。

ゴーザスは


「大丈夫か、レオルド」


と言って手を差し伸べる。

レオルドは


「はい……汚される前でした……」


と言って立ち上がった。

ゴーザスは


「これを着ていなさい」


と言って自分の上着を着せた。

レオルドは


「あ……ありがとうございます」


と言って頬を染めながら言った。

すると


「グルルルルルル」


と俊敏性犬は望の近くで唸っていた。

すると


「ダガアイッダエエエエエエエエエエエ!! イダイヨオオオオオオオオオ!! トッテモイタイヨオオオオオオオオ!!! 糞おおおおおおおおおおお!! 頭が! 頭が裂けてルヨウニイデアアアアアアアア!!!! 目も変だ!! こんな痛み!! 嫌だあああああああああああああああああああ!」


と言って顔上げる。

そこには頭が割れて、片目が裂けて大出血させている望がいた。

望は


「ごんだにいいいいいい!! いだいのにいいいいいいいい!! じなないいいいいいいい!! ふざげうなあああああああ!!」


と血の涙を流しながら叫んでいた。

それを見てゴーザスは


「バッ化け物め!」


と罵った。

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