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155Dead『悪趣味な仕掛け』

騎士達は望を姫の敵を討つために望達研究所に入り道を進んでいた。

すると長い通路のような場所が目の前にあった。

ベルーは


「あ……あの男は……」


と言って指をさす。

そこには望の後ろ姿があった。

震えるベルーは


「希咲いいいいいいいいいいいいいい!!」


と言って追いかけようとする。

それを見てゴーザスは


「待て!!」


というが望が後ろを向いてそのままどこか手を伸ばす。

そして


ガシャン!!


と望がいた場所は扉で閉められる。

ベルーは


「希咲いいいいい!! 逃げる気かああああ!!」


と叫んで長通路へと入っていく。

それを見てゴーザスは止めようと


「だから待てと……」


と言って掴もうとするがそのままベルーは


「許さねえ! 許さねえぞ!! 俺の家族や仲間の敵だああ!」


と言って手を振り払った。

そして、そのまままっすぐと扉の方へと突き進んでいく。

すると


ビーーーーーーーー!!

ガシャン!


と先程皆がいた場所の扉が閉まった。

ベルーは一人長通路の中に閉じ込められる。

ベルーは


「な! 何だこれは!! どういうことだ!!」


と慌てふためく


『ブーーーーーーーーーーーーーー!! 切り刻みます』


そんなアナウンスが鳴り


「な! 何だ!! どういうことだ!!」


と言ってベルーは天井を見てアナウンスの音の方へと目をやるが


ブーーーーーーーーーーーーーーーン!


と何か音が鳴った。


「!! 一体! 一体何が起こっている!!」


と言って音のなる方へと顔を忙しく振る。

すると


「!! な……何だ……これは……」


と唖然としてみるとそこには一本の線のような何かがあった。

ベルーにはそれが何かが分からなかった。

するとその線は自分に迫ってくる。

ベルーは


「や! ヤバい! 何かヤバい!」


と言って不意に頭に手を当てながら避ける。

すると


ブシュ!


と手の甲に痛みがあった。

ベルーは


「なんだ! どうして!」


と言って甲を見ると皮膚だけでなく筋肉自体が削ぎ落ちていた。

すると


『一体! 一体何が起こっている!』


という声がした。

後ろを見るとそこには仲間たちが窓から自分の姿を見ていた。

すると


『鑑賞賞をご覧ください、きっと楽しめますよ』


という声がして

再び線が今度は何本も現れてベルーに迫ってくる。

ベルーは


「ああああああいやだあああああああ!!」


と悲鳴を上げながら線を躱そうとするが


グシャ!!

ズシャ!! 

ボト!


と避け切れず自分自身が少しずつ削ぎ落されていく。

ベルーは


「いだいいだいいだいいいいいい!」


と悲鳴を上げながら血を流しながら



「もう嫌だあああああ!!」


と叫ぶ。

すると


『お見事、よく避け切れました』


というアナウンスが聞こえる。

ベルーは


「お……終わり……本当に……いいああ……やった……」


と涙を流しながら喜んだ。

そして


『それでは、good ruck! レーザーで消し炭にします』


というアナウンスが流れる。

ベルーは


「へ?」


とキョトンとした。

そして


『もういい!! 止めろ!!!』

『糞!! 扉は開けられんのか!』

『ダメだ!! 全くビクともしねえ!!!』

『このままじゃベルーが!』


と仲間たちは悔しそうにしていた。

そして


『観客の皆様は最後までお楽しみください』


と流れ

それを聞いたレオルドは


『糞! 悪趣味が!』


と睨みながらアナウンスを見る。

そして、ベルーの目の前に大量の機械が現れて


『一発一発直撃して死ぬ様を演出します』


とアナウンスが鳴った後


ビイイイン! 

ビイイイン!

ビイイイイン!!


と大量の線がベルーの体をどんどんと崩していく。


「アガダアアバアウアアアアアアアアア!!」


と悲鳴と共にベルーの体は無くなっていき血を大量に吹き出していく。

そして、ベルーは


「だ……だずげで……じにだぐない」


と言いながらそのまま動かなくなった。

だがレーザーは容赦なくベルーの体に発射されていき、ズタズタに原型を消していった。

そして


『ご観覧ありがとうございます、どうぞお通りください』


と扉があき


「べるううう!!」


とゴーザスは声を上げて飛び込んだ。

それと同時に望が閉めた扉も開いた。

だが、ベルーはもうすでに分からないぐらいの状態になっていた。

それを見てザイダルは


「糞! これが希咲が狙っていたことか!! 糞! 糞!」


と泣きながら言った。

ベルジャは


「こんな残酷なことを……よくも……」


と言って手を血が出るほど握る。

レオルドは


「どうやら私達が考えている以上に希咲という男は下種のようだな……」


とゴーザスに言った。

ゴーザスは


「全くだ……奴と対峙する際は冷静に戦わないとな……」


と言った。


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望は


「なあ、さっきの扉閉めるボタンがあったみたいで押したんだけど閉まる前に人影があったような気がしたんだけど……もしそうならどうなるの? アンジェリス?」


と聞くとアンジェリスは


「ああ、中に入ってたらまたレーザーの嵐だよ、その後と通れるけど」


と言った。

和子は


「なんで?」


と聞くとアンジェリスは


「ベルゲザズ叔父さんとは違う人が作ったんだけど侵入者に仲間が死ぬシーンを見せて侵入する気を失せさせるか心を潰す気持ちを大切にしたんだって」


と言った。

和子は


「うわあ……悪趣味」


と引いた。

望は


「じゃあ俺が閉めて人がいたなら死んでるんだ」


と言うとアンジェリスは


「そうだね」


と言って望とアンジェリスは


「「アハハハハハハハハハハハハハハハ」」


と互いに笑い合った。

レベッカは


「おい! 何笑ってるの! あんたらも悪趣味よ!」


と怒った。

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