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149Dead『準備生贄!』

次の日望は生贄の準備が整った。

望が思っていることは


「昨日から何も食べてないから腹減った……」


空腹感であった。

生贄になる者に食べさせるものはないらしい

だが望はそれでも良かった。


(クフフフフ!! 俺の願いが! ついに! 叶う時が!! 来たんだからな!! そりゃ興奮するぜ! まあ唯一の心残りは! さっきから世界を救うだとか何とか言ってる奴らが俺を生贄にしても世界が救われないことを知った時の絶望を見ることが出来ないことかな!!)


とテンションが上がっていた。

そして


「フフフフフ! フハハハハハ!!」


とつい望は笑ってしまった。

それを見て男は


「貴様! 何を笑っているんだ!」


と怒鳴る。

望は


「ああ、すみませえええん!」


と言った。

望は取り敢えず心を落ち着けて喋らないようにした。

そして、十字架の様に用意をされている貼り付け台があった。

すると男は望をその貼り付け台に縛り付けて


「大司教様、準備が出来ました」


と言った。

そして、村の中央に聳え立つように望は皆の注目された。

望は


「いやはや……何とも照れ臭いですなあ」


と言って少し照れた。

そして大司教は


「これより! この男の生贄を行います! 皆さま! ついに! ついにこの世界を救う時が来ました! レーダーバー様がこの世界に降り立った時から長い年月が過ぎました! しかし! 我々は今世界を救うために行動するのだ! レーダーバー様のお言葉通り! レーダーバー様と共に! そして! この世界の為に働き人間達とは別の人間へと進化するのだ!!」


と声を上げて言った。

それを聞いてそこの村人たちは


「「「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」」」」」」


と言って歓声を出した。

望は


「うわあ……盛り上がるねえ」


と少し引いていた。

大司教は


「それでは! 神歌! 斉唱!」


と言って歌を皆は一斉に歌いだした。


わーれっらーー! レーダーバー様の思し召し! それが我々の正体でええええ! われ……」


そして1時間が過ぎた。


「長! 何今の無駄な時間!! そして歌の歌詞もなんか!! なんか変じゃね!」


とツッコんだが


「ううう……うううう」

「なんていい歌だ……」

「こんな素晴らしい歌はここのどこにもない歌だ」


と大量の涙を流しながら感動していた。

望は


「今の歌……感動するところあったっけ? なんか結構人権的な部分に触れているような歌だったけど……」


とドン引きしていた。

すると近くにいた男は


「貴様! うるせえぞ! せっかくの感動を台無しにするつもりか!!」


と怒られてしまった。

望は


「あ、はあ、そうですね」


と呆れたように言った。

すると大司教は


「それでは、生贄の準備を行います」


と言って望の体を縛った木を担ぎ別の道へと入っていった。

そして横に寝かした。

望は


「縛るか寝かすかどっちかにして欲しい」


と我儘を言ったが


「何を言ってるんだ……これ以上の神聖なものはないぞ」


と軽くあしらわれた。

そして


「気を取り直して! それでは生贄を始めます!」


と言った、

そして拷問師の様な男が現れて


「ふへへへへ、世界を救えると思うと心のどこかが爽やかになる気がする、これだから神への信仰は止められない」


と言っていた。

望は


「そうですか……幸せそうで何よりです」


と言った。

そして男は何の前触れもなく一気に斧を下して望を殺そうとした。

すると


「その生贄! ちょっとまったあああああああああああああああああああああああああ!!」


と言って声を張り上げるような声がいした。

それを聞いて望は


「ききっきっきsまは!!」


と言った。

そこには当然のようにアンジェリスがいた。

望は


「クック曲者だああ!! 捕えよおおお!! 急がないと手遅れになるぞおおおお!」


と言った。

しかし皆は動かなかった。

望は


「皆! どうした! 早く捕えないと」

「何指揮ってんだよ……」

「そうだ……貴様の言いなりになんぞなるものか!」


と言って怒られた。

望は


「ええ……生贄大事じゃないの?」


と聞くと


「お前にそんなこと言われんでも俺等はお前を生贄にする! 黙っておけ!」


と言って逆に怒られてしまった。

望は


「そっそうですか……」

(俺は何も言わない方がいいのか……)


と少しヒヤッとした。

アンジェリスは


「そいつは偽物よ! そいつを殺したって意味ないわ!」


と言って皆の洗脳を解こうとした。

しかし


「貴様も何を言っているんだ……」


と呆れたように言われる。


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