144Dead『もういいし!』
6人は研究所に向かい歩き出した。
研究所までまだ距離がある。
望は
「疲れた!!」
と言った。
それを聞いてアレックスは
「いや……歩き出してまだ5分しか経ってないぞ……」
と呆れながら歩く。
望は
「いやだって今まで車とか船とか飛行機だとか! そんな乗り物系で行ってたじゃん!! それなのに今歩きだぞ! それに俺は決闘である意味体力を使ったんだよ! そりゃ疲れるよ!」
と言った。
アレックスは
「さっきゴキを食べたろうが!! たんぱく質を取ったんだから大丈夫だろ!」
と言った。
望は
「それ関係ねえよ! 歩いていたら足が痛くなるだろうが!! 他の皆はそうじゃないの!」
と言った。
それを聞いて剣子は
「私は大丈夫だ、元々体育系の部活をしてたし体力に関しては自信がある」
と言った。
だが
「私もやっぱり疲れてるかな……足が結構痛い……やっぱりここで体力の違いが出るんだね……私も希咲の意見に賛成タイプだなあ」
と言った。
アンジェリスも
「私もちょっと疲れてるなあ……体力作りをしたから大丈夫だけど……子供の足の歩幅とか考えずに歩かれてるからちょっと自分のベースが掴めないかなあ……」
と言った。
それを聞いてアレックスは
「あれ……なんか希咲が責められると思ったら俺が責められてる?」
と言った。
レベッカは
「そりゃそうよ、大人の私達の背の高さや足の長さとこの子達の足の長さは違うから多分普通の歩きだけでも少し早歩きになってるわよ」
と言った。
アレックスは
「だったら言ってくれよ! 分かんねえじゃねえか!!」
と少し涙目になっていった。
望は
「いや、今言ったんだけど……」
と冷めた目で伝える。
アレックスは
「え! 今のがか!!」
と焦ったように言った。
レベッカも
「五分で疲れたは妥当な時間だと思うわよ……最初はイケるかなと思うのは仕方ない感情だけどやっぱり無理ってタイミングは多少の時間が掛かるわよ」
と言った。
和子も
「私も少し早いと思ったけど取り敢えず頑張れると思っちゃったタイプかな……」
と少し足を押さえて言った。
アンジェリスも
「取り敢えずかなり大人との足の長さを考えると歩いて研究所に向かうのはキツイヨねえ……やっぱり何か乗り物を探そうよ……車系が無くても他に何か無いかなあ……」
と言った。
アレックスは
「いや……さっき探したがやっぱり無かったぞ……やっぱり無理してでも歩くしかないぞ……」
と言った。
それを聞いて望は
「糞が……あいつらが俺等を邪魔したから歩く嵌めかよ……最悪なんすけど……」
と言った。
レベッカは
「あんたは散々犯罪行為したでしょ……」
と言った。
望は
「はあ!! 俺が頑張ったお陰で今こうしてられるんですけどおおおお!! ふざけんじゃねえぞ!!」
と言って怒った。
それを聞いて和子は
「いや希咲……私も協力したけどやりすぎな部分は多かったよ……ガチで引いた場面が多かったし……」
と言って呆れる。
剣子も
「ああ、あんな腐れ外道は見たことがないぐらいにな……」
アンジェリスは
「ちょ!! あんまり言ったら望がまた!!」
と言ったが
「もおおいいいしいいい!! そんなに邪魔なら俺どっか行くしいいいいい!」
と言って走ってどっか行ってしまった。
それを見てアレックスは
「ちょ! 希咲!!」
と言って手を伸ばすが
「ガウンガウン!」
と俊敏性犬が吠えてアレックスは動きを止められる。
アレックスは
「お前! どうしてこんな時に限って!! 通せ!」
と言ったが俊敏性犬は唸る。
レベッカは
「ちょ! 希咲足遅いのにめっちゃ遠くに!!」
と言ってすでに望は見えない場所へと走っていた。
和子は
「ちょ! 本当に俊敏性犬! 退いて!」
と言ったが俊敏性犬は睨む。
アンジェリスは
「ごめんね……さすがに私達が言い過ぎたよ……皆も、どんな形とはいえ望のお陰で助かった部分もあるしあんまり言ったらダメだよ……拗ねるんだから……」
と言った。
それを聞いてレベッカは
「……そうね……希咲が異常なことをするからちょっと軽視してた部分も否めないわ……さすがに仲間なんだからそれをするのは良くなかったわ……」
と反省していた。
和子と剣子も
「まあ、そうだね」
「私も少し反省する……」
と言った。
アンジェリスは
「取り敢えずアレックスさんは先を進んでおいて! 研究所は大きいし見えるから後から追いかけるよ! 近くで待ち合わせってことで! 望は俊敏性犬と一緒に追いかける!」
と言った。
俊美性犬は望の近くに居ようと考えているのか臭いを嗅いで進み始める。
アンジェリスも
「じゃ! 行ってくる!」
と言って3人と1人と1匹は別れた。




