↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

137/470

136Dead『上下関係』

そんなことが起きているとも知らずに6人はレイビン家の研究所の一つに向かっていた。

するとレベッカは


「そういえばあの兵士達がゾンビ化したってことは希咲もゾンビ化してるとかなの?」


と聞いた。

それを聞いて望は


「それはないだろ、あいつら些細な傷でもすぐに治癒してたし多分こいつの血が入らないとただの人間には戻らないんじゃない?」


と言った。

それを聞いて和子は


「そうなの? 注射針の傷が残っているのがその理由?」


と聞いた。

望は


「さかむけがある」


と言った。

アンジェリスは


「最近寒いしねえ」


と言った。

それを聞いて和子は


「さかむけも治癒するんだ……その菌が医療に用いられればどれだけの人を救えたか……」


と呆れた。

望は


「良かったじゃないか! 兵士達がゾンビになったおかげで新人類が誕生してこれから人間は不老不死の時代が訪れるぜ! きっと人間なら永遠の暇さえも克服して楽しく生きれるって! 俺は御免被るけど!」


と言った。

剣子は


「ダメだぞー絶対にお前も同じ目に合す、覚悟しろー」


と言った。

それを聞いて望は


「させるか!! させてなるものかああ!!」


と言って和子の頬を引っ張ろうとした。

だが


「おりゃ!」


と言って逆に望の指の関節を変な方向に曲げようとした。


「痛い痛い、止めて」


と言ったので和子は取り敢えず離すと


「甘いわ!!」


と言って頭を叩こうとして和子はそれを悠々と避ける。

望はふらついて和子の背中に当たり和子も少し


「おおっと」


と言って少しふらつく。

すると


ボト


と何かを落とす。

望は


「?? 何それ?」


と言って拾うと生徒手帳であった。


「へえ、まだ持ってたんだ……俺も持って……」


と勝手に中身を開くと望は黙り込んだ。

それを見て和子は


「ちょっと! 勝手に開かないでよ!」


と言った時


「……音無って3年なの?」


と望はキョトンとして聞いた。

和子は


「ん? えっと……そうだけど?」


というと望は


「嘘! 同いだと思ってた! 年上!!」


と言った。

そして望は


「すみません、これからは音無先輩と呼ばせて頂きます」


と望はお辞儀する。

すると音無しは


「それもだけど焼きそばパン買ってこい」


と言った。

望は


「そういや本庄って何年?」


と唐突に剣子に話題を振った。

剣子は


「え? 1年生だけど?」


と言うと望は


「ほら! 先輩が焼きそばパンお望みだぞ!! さっさと買ってこい!」


と言った。

それを聞いて剣子は


「!! すみません! 音無先輩!! 今すぐ見つけてきます!」


と言うと和子は


「いや! 剣子ちゃんは別に私のこと呼び捨てでいいから!! それと焼きそばパンは希咲が買ってこい」


と言った。

だが剣子は


「いえ! 自分! 体育系なのでそれは出来ません!! せめて先輩は呼ばせてください!」


と言った。

それを聞いて和子は


「お……おう、じゃあ希咲、取り敢えず焼きそばパン買ってこい」


と言った。

すると望は


「何を言ってるんだ! お前が剣子に焼きそばパンを買わせないのは分かった! なら! アンジェリス! お前が一番年下だ!! 買ってこい!!」


と言った。

それを聞いて和子は


「希咲! 小学生に買わせて来る気!」


と言った。

望は


「うるせえ! 小学生がお遣いするのは普通だろうが!!」


と言った。

するとアンジェリスは


「ふぇ? ふぁんて?」


と言って焼きそばパンを食べていた。

そして


ゴクン


と飲み込んで


「和子いる?」


と聞くと和子は


「ちょっと貰おうかな?」


と言って一口貰っていた。

アンジェリスは


「剣子もあーん!」


と言って剣子は


「う、うん……」


と言って一口貰った。

望は


「うむ、次俺の間接キスの番だな」


と言った。

だが


「ふぇ? ふぁんんぐ……言った?」


と言ってすでに焼きそばパンは食べられていた。

望は


「……別に……」


とブスッとしながら言った。

レベッカとアレックスは


「あんた達楽しそうね」

「青春と呼ぶべきなのか……」


と呆れていた。

俊敏性犬は


「ガウン!」


と吠える。

そして、町の一角に大きな建物があるのが見えた。

明らかに研究所らしい白い建物であった。

入るのは城門のように大きな扉があった。

それを見て


「この街に研究所があるのね」


とレベッカは険しい表情になった。

アレックスも


「扉の向こうに何があるか分からん……気を付け……」

「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」


と望は声を上げながら走り出した。

アレックスは


「お前はそうすると思ったよ!」


と読まれてすぐさま捕まった。

望は


「糞!! 俺の100m20秒05を軽々と!」


と悔しそうに言った。

アレックスは


「いや! 遅!! それを自信満々に言うな!!」


と言った。

すると


「待ちな!!」

「ここは通さねえぞ!!」

「ハハハハ!!」


と三人の男が突然立ち塞がった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。