123Dead『人間達』
兵士達は
「てめええええ!! なんてことをおおおお!! 俺らが!! おれらがあああ!!」
と涙を流して喚いている者もいた。
アンジェリスは
「もうだめだ……糞おお……」
と頭を抱える。
そして
「俺らが必死に剣を振るってゾンビを倒している間に!! お前は自分の性剣を使って姫を押し倒していたのかああああああああ!!」
「……ん?」
とアンジェリスは兵士の言葉に唖然とした。
そして
「糞!! こっちはパンツのみなんだぞ!! それなのにお前は生だと!! 人肌に触って抜いていたというのか!! ずりいいぞおおおおお!!」
「俺だって……俺だって姫様と一発ヤリッてえええええ!!」
「ふだげだああああ! だんだよどああえれえええええ! おでだってやでぃでええどおおおおおお!!」
と泣きじゃくりすぎて何を言っているのか分からない者ですらいた。
アンジェリスは
「えええ……マジでえええ……」
とドン引く。
レベッカは
「男ってバカなの……」
とガチで呆れていた。
アレックスは
「男って……俺をあんな奴らと一緒にしないでくれるか?」
と少し不満そうに言った。
和子は
「取り敢えず希咲君がとんでもないことをしたのは問題なく見過ごされたってことだよね」
と言って剣子が
「そうだな……よかったというべきか……正直やばい状況だけどな……」
と言った。
すると聞いていてた騎士達が
「お前らああああ!! そんな場合じゃないだろおおおおお! 姫があの男に刺されたんだぞ!! それなのに!! お前らはこんな時も性欲かあああああ!! 汚れた兵士どもがああああ!!」
「そうだそうだ!! この糞野郎どもがああ!!」
「恥を知れええええ!!」
と言った。
ラダーも
「気持ちの悪い連中だ……ここまで下賤な奴らだとは……ほとほと呆れる……」
と見下すように言った。
するとそれを聞いた望は
「あいつらも元気そうだな!! きっと他の貴族共とヤリヤリの日々を送ってる可能性があるぞ!! 汚ねえのはどっちだあああ!!」
と言った。
兵士達も
「たっ確かに、こいつらは名門の出だ……婚約者がいてもおかしくない……そういう意味でこいつらはいつもスッキリしている……そんな気がする……」
「そうだ……それならばあの決闘場で泣いているガキがラザーナ姫を抱いている説明がつく」
「糞おおおお!! ふざけやがって! そうやって貴族と下民を区別して自分達は特別だという言い訳を使い自由に生きていけるってか!!」
と不満を漏らす。
望は
「それに性欲を語って何が悪い!! 子供を作るには性欲は普通に必要だっての!! 俺らは人間だが生物学的に完全なる動物だ!! 理性があるかないかだ! そして、子供を作るように生まれてきた以上性欲も必須だ!! 自然の節理に対して汚い汚い言えるのは人としてどうかとおもううううう!!」
と言った。
するとラダーは
「黙れ! 人間ならば節度を持て!! 貴様の今やっていることは度が過ぎているんだ!!」
と言った。
望は
「命守ってやるんだからパンツぐらい見せたらどうだ? たったそれぐらいだぞ? 別にレイプさせろって言ってんじゃないのに何でそれが節度を守ってないことになるんだ? 姫だからか? ならそれ以外の人にパンツ見せてもらってもよろしいでしょうか? さ! 近くにいる女! パンツをお願いします!」
と頭を下げた。
すると観戦してた女性は
「さいてええ!!」
「下種! ゴミ!! 性欲の獣!!」
「あなたのような人間が性犯罪じゃになるのよ!」
と言った。
望は
「だめだ……こいつらは自分が正しいと思い込みすぎて話にならん……いくら正論を解いても理不尽というチートを使ってくる……これは言葉では勝ち目ないぞ……兵士の皆さん! 決起する時だ!! 自分たちの意思を示すしかないぞ!! 姫が死にそうになっただけで皆悲しむくせに君達の仲間が二人死んでも全く気にも留めない!! これは明らかに異常だ! 君達の命はこいつらにとって消耗品なんだ!! 君達一人一人を弔ったりしない! 結果だけだ! 君達の人生はたった一言の結果だけで済まされる! 被害が少なかったと! たったそれだけだ!! それでいいのか!!」
と言った。
それを聞いてアレックスとレベッカは
「……それは言えるわね……あの子たまにああいうこと言うんだ……」
「俺もさすがにちょっと感動したぞ……いくら兵士でも命は命だ……俺も仲間がある任務で死んだとき被害は一人だけと言われて少し心苦しく思った……それだけでいいのかって……」
と言った。
アレックスは一人の兵士として望の言葉を同調した。
和子や剣子は
「取り敢えず希咲がこの先どうするかはまだ分からん……このまま兵士達と一緒に戦うのか……戦わないのか……」
「そうだね……その可能性は……」
と言っているとアンジェリスは
「それはないわ……確かに望っていることは正しいけど……だからと言って望が戦う理由には至らない……多分切っ掛けだけ与えてこのままここから出る計画だと思うよ?」
と言った。
そんな話をしている間に
兵士達は
「そうだ!! その通りだ! 俺らは人間だ!! こいつらだけが人間ではない! 希咲さんも言ったように今この世界は壊れ始めている! それなのに我々はいつまで這いつくばる必要がある! いつまでこいつらの言いなりになるんだ! もうそんな必要はない!」
「そうだ! 貴族制なんてもう関係ない!! 俺らは俺らの欲に従い! そして戦う!!」
と言った。
それを聞いてほかの兵士達も
「「「「「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」」」」」」」」」」」」
と剣を抜いた。




