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119Dead『決闘開始:原因』

望は


「おや? おやおやおや? どうしたのかな? セリスター君? 顔色が悪いよ? もしかして体調不良かい? なら無理せずに降参してベッドの上で横になることをお勧めするよ?」


と言った。

セリスターは


「クッ糞……! いったいどうすれば……」


と頭を抱えている。


その頃5人はアレックスの話を聞いて。


(糞!! 望! まさかどっちに転んでも望の都合通りに転ぶようにするなんて!! もしここで降参されなかったとしても姫と自殺することでセリスターの心を壊した上この地獄から脱することが出来るし! 降参させたらこの戦線から逃げれるようにするなんて!! やられた!!)


とアンジェリスは悔しそうにした。

アレックスは


「まさか……あいつ……」


と何かに気づいたようだった。

和子も剣子もアンジェリスも


(((さすがに気付いたか……)))


と考えた。

すると


「姫と自殺するプレイだとか思ってんのか……」


と言った。

レベッカは


「うわあ……引く……でも希咲ならあり得そう……」


とドン引きした。

和子と剣子とアンジェリスは


(((……何だろう……それもあり得そう……)))


と少し納得していた。

その頃騎士達は


「おい! どういうことだ!! どうして姫があの男の手の内にいるんだ!!」


とラダーが聞いた。

そして


「お前ら!! 姫の護衛をしていたよな!! どうして攫われている!!」


と言った。

1人は震えながら


「まっまさか……あの時……」


と言った。

もう1人も


「それなら……あの娘共も……」


と怯えている様子であった。

ラダーは


「いったい何があった……」


と聞くと

2人は事細かに話してくれた。


-----------------------------------------------------------------------------------------


2人は前日から姫の護衛をしていた。

交代をしていたが基本2人が行っていた。

2人は副団長のラダーから信頼を得ていた。

そして、いつものように護衛をしていると


「大変だぞ!! ゾンビが壁を破って侵入した!!」

「兵士共は何をしている!!」

「あいつらはダメだ!! 腰が痛いだの疲れただの休憩時間だの色んな言い訳をして戦おうとせん!! 私達で止めるしかない!!」


と言っていた。

それを聞いて


「お! 俺らも行った方がいいのか……」


と1人が怯えながら聞くと

もう1人は


「ダメだ! これに乗じて兵士共が姫に何をするか! 今は信じるんだ!!」


と言った。

数分後


「だっ大丈夫か……」


と1人は不安そうにしている。

すると3人の少女が走って来た。

望と一緒にいた和子、剣子、アンジェリスであった。

だが2人は望と一緒にいた少女と思い警戒をして


「貴様ら!! 何をしに来た!」

「ここは立ち入ることは許さん!!」


と剣を抜き言った。

それを聞いてアンジェリスは泣きながら


「大変なの!! ゾンビ共に騎士達が苦戦して!! うう!! もう何人ん……も死んで!! お願い!!」


と緊迫したような表情で言った。

和子も


「お願い!! じにだくがい!!」


と涙を流していた。

剣子は


「お願いします! 内の希咲がとんでもないことをしましたがお願いです!! このままじゃここも襲われて!! とにかく今は人が必要で!!」


と言った。

2人は


「だっだが私達はここで姫の護衛を……」


と戸惑いながらも言ったが


「ならここは私が引き受けmず! 銃があるじ! 希咲ぐんならごれでえおどぜばなんどがなりまずじ!」

「私も!! お願いします!」


と和子とアンジェリスは言った。

2人は


「でっでも……しかし……このままじゃ……」


と1人があたふたとしていると


「……分かった! すぐに戻るから待っててくれ!」


と言った。

1人は


「おい! 良いのかよ!」


と聞くと


「こんなに泣いている少女を見て放っておけるか!! それにここでゾンビの侵入を許せば姫も殺される!! 希咲と呼ばれる奴に銃で負けることは無い!!」


と言った。

それを聞いて


「……わっ分かったよ……」


と言って納得した。

すると剣子は


「では私が案内する!!」


と言って2人とゾンビが侵入したところへと一緒に向かった。


そして、戦線に加わる為に着いたがすでにゾンビは倒されていた。

何人者犠牲を出して、

だが2人は活躍することが無く


「遅かったか……」


と悔しそうにしていた。

剣子は


「すみません……もっと早く呼んで来れば……」


と後悔したような表情を見せた。

2人は


「いや……いい……君はよくやったよ」

「ああ、君達の判断は間違っていないと思うよ」


と慰めた。

剣子は


「申し訳ありません……2人の本来の仕事を中断させてまで……すぐに戻ってあげてください……貴方達を連れて来たことは言いませんので……もしバレたら処罰があるかもしれませんし……」


と言った。

2人は


「……そうだな」

「じゃあお願いする……」


と言った。

剣子は


「任せてください」


と言った。

そして2人は戻り和子たちに詳細を教えた。

アンジェリスは


「すみませんでした……」


と俯きながら言った。

2人は大丈夫だと言って慰めて2人を帰らせた。

そして姫に声をかけたが返事はなくそのまま決闘の時間が来た為呼び出されることとなった。


------------------------------------------------------------------------------------------------


ラダーは


「どうしてそれを言わなかった!! もしかしたら気づいてすぐに止められたかもしれなかったのに!!」


と言った。

2人は


「「申し訳ございません!!」」


と後悔をしていた。

報告を怠った後悔と絶望を2人を襲った。

2人は自分達のせいで姫は今人質に取られているという自責の念に捉われて涙を流していた。

それを見てラダーは


「いや……いい! 私のミスでもある……お前達はよくやった……」


と言って慰めたが2人は罪悪という苦しみから逃れることは出来なかった。


――――――――――――――――――――――――――――――――


2人の騎士が戦線に参加しに行ったのを見計らって


「目薬……入れてて正解だったでしょ?」


と和子に言った。

和子は


「そうね、希咲君」


と言うと結構近い位置の銅像から姿を現す。


「あいつら俺に気づきもしないとはな」


と言って笑う。

アンジェリスは


「そりゃ人の命が懸っていると思うと他に構うほどの余裕が無くなるものよ……そう仕向けたのは私達なんだから感謝してよね」


と言った。

望は


「そうだな……では」


と言ってドアノブを下に降ろそうとするが開かなかった。

望は


「鉄の針金持ってて良かった……」


と言って鍵に刺しこみ鍵を


ガシャン


と開けた。

アンジェリスは


「何でそんなこと出来るの……」


と呆れるが望は


「お父さんが教えてくれたよ……自分の遺産が開かなかったときの為だとか……」


と言って自慢げに針金をポケットに入れて拳銃を取り出す。


そして


「ベッドに膨らみが……」


と言って望はその毛布を剥ぎ取り


「姫様ああああ!! おはようですじゃあアアアアアアアアアアアア!!」

「!!」


とラザーナ姫は青ざめる。

そして望は


「さてと……ついて来て貰おうか! 死にたくなければな!」


と脅して姫を攫うことに成功した。


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