8月 夏休みの焦り
8月2日(日) 0時33分
いつもの事ながら夏季休暇中の宿題には頭が痛い。真剣にやればすぐ終わるのだが、それが出来ない。白紙のノートとにらめっこ。
幸い作文は自由で、現代若者の性意識について書く事に決めた。日頃思っている事もあるし、資料、経験にも事欠かないので、筆の進み方も速いであろう。そんなに知っているわけでもないけどね。
高校で楽しいのはこの辺である。
道徳の教材書に出てくるような、必要以上の規制、遠回しの命令、そういったものが無い。教師も楽しんでいるのかも知れない。中学で書くと職員室での話題をさらってしまう事になる。馬鹿な話だ。
8月28日(金) 12時28分
男の部屋はどうも汚くなければならないらしい。
級友飯山の部屋も御多分に洩れず汚なかった。薄川の部屋も足の踏み場が無いそうだ。
唄にも女の子の出来る事として部屋の掃除とあった。これは己が女の子に近づきつつある為か。いや、昔から綺麗好きな性格であるからなぁ。
僕の部屋はいつも綺麗。
それに書物やラジカセ、ショルダーバック、ギター等が雑多に置かれていると、そこに不均等の美学が生じる。パイオニア先駆者はこれがうまい!
ロマンに左右される男としては泣けてくるなぁ。
今日感動した(驚いた)事。
薄川の机の使用法。彼は部屋に机を二つ持っており、当然ながら一つずつ使う。それが somethings でいっぱいになると、もう一つへ移るそうだ。
片付けるのが面倒という考え方は、彼に実にくだらん事を考えつかせた。
しかし、片付ける時の量が倍増するため同じ事。
飯山も日記をつけていた。彼女のいない男って皆こうなのかなァ。もっとも、彼は以前はいたそうだけど。
まぁ、今から金パが聞ける。
うれしい、フフフ。
ストラングラーズってなんやねん? わからへんで。(イングランド出身のロックバンド)
ギターうまくなりたい。
8月30日(日)
いるはずのない読者諸君よ。
君達は私がかなり恥ずかしい思いでこれを書いているのを、まず念頭に置かなければならない。
イライラする
何かしたい
何かを叩きつけたい
昨日走らなかった為か、ストレスで頭が充満している。
どうしてもせねばならない事があり、それなのに考えに行き詰まった場合、ガラスを叩き割って外に飛び出たい。
なのに、表はカンカン照り。
父も母も口煩く、いや、イヤミぽっく勉強しろと言い、中一長妹は反抗期。我が家で唯一楽しい時は小五次妹と遊んでいる時だけだ。
クソババアめ、おれはてめえと同族じゃねぇからイヤミなんか言わねぇぞ。
上を向けば突き抜けるような青空。腹が立つ程の暑さ。部屋の中でイライラ。ラジオも暑さを増すだけ。走ろうにも昼間では。
家の中ではイヤミが渦巻いている。
早く19時になってくれないと、家庭内暴力も人事じゃなくなるぞ。
家に居たくない。
彼女が欲しいな
こんな時癒しの場として
イライラ解消の場として
活力源として
彼女が欲しい
今の僕はニトログリセリンだ
下手に触ると爆発するぞ
これを鎮められる薬は
夜のもたらす、闇と静寂と涼しさ
それにランニング
そして彼女
少し
ほんの少し
気持ちが落ち着いたかな。




