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●僧とか尼のエロって昔からあるよなァ


タイトルは『鬼灯の冷徹』の春一の台詞です。

女犯をした僧侶(モドキ含む?)が衆合地獄に落ちて、何とかっていう魚になって、それをカートで水族館に運んでるときの台詞ですね(笑)


調べようとも思ってなかったことが、江戸の怪事件!とかの仰々しい本じゃなくて、切絵図(住宅地図みたいなもん)にしれーっと書いててびびる、ということがよくあります。恐ろしい。場の空気読め=_=;


江戸の町は晒し場というのがありまして、有名なのは小塚原、鈴ヶ森の二大処刑場です。

そこに晒すのが、俗にいう打首獄門。打首→首を斬ること、獄門→斬った首を台に乗っけて晒すことです。


余談ですが、庶民が処刑を見物することは禁止されていました。晒されてからはむしろ見せつけてるからいいんだけど。

最近広告で流れてくる漫画でめっちゃ処刑を皆さま見てて、アッ…と思ってます(^^;)見えちゃったのは仕方ない的な方向かな…?;囲いとかあったのかどうか分からないしな……


打首までいかない犯罪者は、日本橋のたもと(他の橋でも晒したかは不明…)で生き恥をストリートに晒してます。

歌川広重の『東海道五十三次』の初っぱな、日本橋の絵の右側に、大木戸とお尻こっち向けた犬が描かれていますが、実際その場所に木戸はなく、罪人が座っているのです。「初っぱなに罪人描くのもなあ…」と、木戸で罪人を隠し、犬すら嫌う、という意味だそうです。


その日本橋に晒されるのが、女犯(文字通り)をした僧侶や、心中未遂or不義密通した庶民。


で、その最たるものを切絵図解説本で見つけてしまいました。『延命院事件』というやつです。

もしかしたら大奥を扱った作品なら取り上げてるかもしれないですね。私は大奥ものドロドロして嫌いなので、見たことないので(^^;)


御台様(将軍の正妻)の代わりに大奥の女中が寺にお参りすることを代参(だいさん)といいます。

中臈(ちゅうろう)(将軍のセフレ係)の梅村が、延命院という寺にちょいちょい代参してました。さらに他の女中も、御三家、御三卿の家の女中もぞろぞろ……


実は、延命院ではイケメン僧侶ふたりが乱(自重)パーリーを繰り広げていたのです。


延命院は外から見ると2階建てですが、内部は3階構造で、秘密のお部屋がいっぱいありました。

僧侶ふたりでは足りないので、板東三津五郎などの歌舞伎役者も参戦してたそうな……


で、怪しんだ寺社奉行が部下の妹を囮にして潜らせ、摘発。僧侶ふたりは処刑されました。


この記事読んで一番に思ったのが、「こいつらがあの水族館に入ってたのかー」でした(笑)


事実は小説より奇なり。昔の日活映画とかでやってそうな内容だな…現代には向かないでしょう。


日本橋に晒される僧侶ってのが、どんな頻度でいたのかは分かりませんが、晒されてない状態を広重さんが見たことないからあんな細工しなきゃいけなかったのかなーとも考えます(笑)

むしろ江戸名物じゃんそれw


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