3/14
第二話 悪魔祓い兼探偵事務所2
「しかし、この呪いをかけた人物は信じられないくらい素人だな。時間がかかり過ぎてる。私ならあんたを三日もあれば呪い殺せる。だいたい左手にこんなでっかい紋章出来たらバレるに決まってるだろ! 全く何から何まで素人丸出しだな、コイツ。」
言いたいことを言えてスッキリしたような男は我に返り、なぜか私に出したはずのお茶をすすってこう言った。
「まあ、とりあえず今の段階では犯人はわかりませんが、少なくともこの紋章を消すことは可能でしょう。」
「本当ですか!?」
私は半分諦めていたが、なんともすんなりとこのアザを消してくれるらしい。私は喜びのあまり立ち上がってしまった。
「ただし条件があります。」
「えっ?」
その男は深刻な顔つきでこういった……
「うちはカード決済はやってません」




