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第五話 超エリート2
「だいたいのやつは、私が解散命令を出すとすぐに消えていって、遠くから彼女を眺めるだけに留まるんですけど、ソイツは違ったんです。何か独占欲? いや? 彼女の心の支えになりたい。そういう願望が歪んだ形? まあ、そういう物があったんですね」
「具体的に言うと?」
「例えば、他のファンクラブの奴が彼女にセクハラすると、ソイツ、ブチギレて思いっきりぶん殴るんですよ。しかも、結構ガタイのいいヤツにも。しかも負けそうになると、そこら辺にある物を武器にしてぶん殴ってくるんですよ。確か、何人か金槌で殴られて救急車で運ばれたんだっけな〜?」
「ソイツ、どうなったんですか?」
「いやいや、すぐに退学になりましたよ。あんなのずっと居させるわけにいきませんからね」
「なるほど。興味深い話をどうもありがとうございます。ちなみに、その男の名前は?」
「嵌合寺 明ですね」
嵌合寺…どこかで聞いたことのある名字だ……
「今どこに住んでいるか分かりますか?」
「住んでいた場所と、まあ、最後に発見された場所なら分かりますよ」
「え?」
「彼ね、死んじゃったんですよ。だいたい一ヶ月くらい前かな?」




