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第七話 「選択」

***


翌日。


那月が大あくびをしながら教室へ入ってきた


その後ろに一真もいた。


私も那月につられてあくびが出てきた。


那月「あくびが移るのは」

「心が通じあってるらしいよ♡」


栞は、那月が言うことにはガン無視した。


那月「あらら、また冷たいの」


そうこうしてる間にホームルームが終わった


***


昼休み。


1日ぶりに三人でお昼ご飯を食べる。


栞が二人に差し出す


おにぎり弁当とサンドイッチ弁当だった。


栞のおばあちゃんが勝手に作ったと言った。


那月は、おにぎり弁当


一真は、サンドイッチ弁当


を選んだ。


メインのご飯やパンだけでなく


『唐揚げ』『卵焼き』他にも


おかずが詰まっていた。


栞「残したら殺すからその気で食べて」


『いただきます!』


声を揃えて二人は食いついた。


以前の那月は


勝手にずっと一人ぼっち


そんなことしか考えてなかった。


血の繋がりが無くても


自分が周りに目を当てることで


幸せを感じられることを


那月は、知った。


そんなことを思っていたら涙が出てきた。


一真は、那月の姿を見て


ポカンと頭を叩いて


一真「遅せぇよ、バカ」


そう言って少し微笑んだ。


感情に浸っていたら


栞「あ、弁当箱ちゃんと洗って返して」


栞のその態度に


二人は一気に現実に引き戻された


***


放課後。


栞は、用事で先に帰っていった


兄弟二人で帰ることに


いつもは三人で帰り道を辿っていた


余計に不思議な違和感があった。


那月「なぁ、兄貴。俺気づいちゃった」


一真は、はぁ?みたいな顔で那月に顔を向けた。


那月「俺ね、栞が好きなんだ」


一真は、立ち止まった。


一真「へいへい、そうかい」


そんな風に装っていたが、


一真も同じ気持ちだった。


だけど、那月の前では言わなかった。


***


携帯を開いた。


栞にメッセージを送る。


「明日、空いてたら…」


栞にメッセージが届いた。


画面に目を当てる__。


栞「いいよ」


そう返信した。


-本編はここで終了-

各ルートへ突入。





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