第43話♥デストロイ・アンチェインド(ちょっと違うか、えへ)
由美ちゃん視点のボス戦中盤戦です。
ちな、作者はユニコーンミリ知らですごめんなさい。
セイヤくんが止める間もなく、天使の右手がびかっと光ってアイちゃんはすんごい勢いで吹っ飛んだ。
「アイッッ!!」「アイちゃんんっっ!!!」
ほんとに一瞬のことで、思わず声をかけることしかできず、アイちゃんは血だらけで壁に激突した。
慌てて駆け寄ろうとしたけど、サポート担当として後方に待機していたナーシュさんがアイちゃんのもとに駆けつけて水精霊を召喚して【治療】をかけてくれていた。
フォーメーション上、あんまり前に出てこないけどほんとうにナーシュさんには助けられる。
「……っ!てっめぇぇぇえええ!!!」
「~~よくもアイちゃんをッッ!!!」
怒りがふつふつとわいてきて、セイヤくんと一緒に天使をにらみつける。
『―――残る脅威、あと4体。』
人形みたいな天使がわたしたちに向き直った。
しょっぱなに神聖魔法でやられちゃったクリストフさんは上半身しか残ってなくてまだダウン中だし、動けるのはわたしとセイヤくんと、レイトとナーシュさん。
ナーシュさんがちょいちょい闇精霊を召喚してはクリストフさんに融合させて、闇属性の力を分け与えてたから、だいぶ回復してきてはいるけど、まだぴくぴくしてて意識は戻ってないっぽいし。
あんな状態でもまだ生きていてくれている吸血鬼ってすごいなと思いつつも、クリストフさんをこんな目にあわせたのほんと許せないし、なによりも大好きなアイちゃんをあそこまで痛めつけたことにはどうしようもなく頭に来る。
~~この天使、ぜったい泣かす!!
いままで感じたことないくらい激しい怒りがわいてきて、わたしは天使をにらみつけた。
その天使もさっきまでのうす緑色のおだやかなオーラと打って変わって、赤黒い燃えるようなオーラをまとっていた。
「セイヤ!ユミィ!焦っちゃだめ!冷静に!」
レイトがわたしたちに声をかけてきた。
と、同時に―――――
『――――♪ ―――――♫』
「「「「!!!!!」」」」
しまった。
天使の特有スキル【ダイレクトボイス】だ……!
シュババババババババッッッ
「うぐっ!!」「ああっ!!」「くあっ!!」
わたしとセイヤくんとレイトが衝撃波を受けながら吹っ飛ばされた。
「―――――上昇。」
そして天使が宙に浮かんで翼を広げ始めた。
「【殲滅形態】スキル、【ガトリングフェザー】」
ダイレクトボイスでひるんでいるわたしたちに向けて、無数の羽根がわたしたちに向けて雨のように発射される。
何百と撃ち込まれるそのひとつひとつは軽い羽根のはずなのに、石のかたまりみたいに重くて力強かった。
ドドドドドドドドドド……!!!!
「うぐぁっ!!」「ぐっっ!!」「きゃあっっ!!」
どうすることもできず、次々と連弾を撃ち込まれる。
……あ、、、これ、だめかもしんない…………。
ばたっ。と床に倒れ込んでしまった。
セイヤくんもレイトもわたしと同じように倒れていて、ぴくりとも動かない。
『―――残る脅威、あと1体。』
天使がナーシュさんの方を向いた。
くっ……。
ナーシュさんが、あぶない………………。
わたしはナーシュさんがいるだろう方向を見た。
「……!!」
ナーシュさんは地精霊が作ったアースウォールの障壁に護られていた。
そして、そのかたわらには、アイちゃんがいた。
そのアイちゃんは、ナーシュさんの治療で、意識を取り戻していた。
「……お、奥の手が、、、あるのはっっ
アンタだけなんて、思わないでねっ!!!」
血だらけだけど、不敵に笑うアイちゃんの髪留めから、まばゆい光があふれ始めていた―――――
ちょっと短いですけど、決着は次回に持ち越しという事で。
と言うか、色々ななろうを拝読させて頂いてるのですが、
なんだろう。
本当に自分の文章力の無さと、お話作りの幼稚さを思い知って結構へこんでます。
こんなクソ面白くない話を書いててなんの意味あんのかな、とか思ってしまったり…………。
まぁ、エタるのだけはイヤなので、ある程度かたちになるまで頑張って書こうとは思ってますけどね。
いきなり弱音と愚痴ごめんなさい。
(2026/04/03)




