開拓17年目 後半
17年 バッツ35
レイナ14 ライカ13 レラ8 ラフロー8、ガーネット1
開拓17年目
設置する間にオアシスから水を抜く水路を北と南に作ってもらう
オアシスに円形に建っている家々は魔法では工事しづらい
パイプは今まで1本でタンクに入れ、給水用ポンプ1本でオアシスに給水してそれから各自利用という形だった
オアシスは砂漠でも低地に作られる
自然に人が暮らせるのは300人前後、ポンプが来てから30人程移り住んだと聞いた
北東オアシスはウフェタより多少ましな350人程度の村、主要街道なので宿泊食事をするため
最低限の人員だ
ここでの生産目的というより商人が半数滞在し、実際の耕作は220から230人ときいた
80kmの水路のあとは半年前と比べずいぶん砂が大分入り込んでいる
今回は取水を4台、パイプ4本に変更、オアシスからあふれるぐらいまで水を増加させる
砂漠方向の西、南北の街道沿いに2本ずつ両脇に水路を作ってもらった
そこからあふれだすのが目的だ
5時間ほど設置にかかり最小の力でエンジン始動4台のポンプを作動させる
どれくらいの能力かわからないが、エンジンは3倍近いので、給水タンクをちょうど馬車1台に
乗る程度に拡大した
給水パイプは同じように4本接続そちらは村人の作業だ
エンジンを始動させる吸い上げるまではわからないが水良く吸い込んでいる
タンクに水がたまり始めると4本分の水が一気に流れる
タンクを突き破りそうな勢いだ
あっという間にあふれ出す、、最小でこれだ
4本のパイプから勢いよく出てはいるが、タンクが小さすぎてあふれるばっかりだ
エンジンが温まり安定をすると更にタンクからあふれる
バッツは【これで最小だ】といって一度エンジンを止める
急遽動力焼き玉エンジン2台を給水用で使う
4本出てるがポンプの予備がなくパイプ2本はそのままだ
1時間後もう夕方だが無事2本接続し、先に給水の焼き玉エンジンを始動、続いて取水の
焼き玉エンジン本体を始動する
最小に絞ってもあふれ出そうなので給水焼き玉エンジンを2台とも最大にする
やっと溢れ出なくなったのでこれでオアシスに水をを供給する
もう1時間後水路に水が回ったが水路からあふれる水
急遽村人総出で水路を掘る下げるが、間に合いそうもない
バッツが南に向かい80kmx2mの水路を開ける、続いて北にも1本開ける
深さは3mで設定した
水路に勢いよく流れていく水
バッツの魔法は2回目で驚きは少ない
バッツ
【急いで開けたので、少し様子を見てくる】といって飛んでいく
南に10分飛べば途中で崩れてふさがっている 水は来ていないが時間のの問題だ
またオアシスに戻り水路を南にもう1本拡大した 北も念のためもう1本開けておく
予定では給水パイプなしで行く予定だったがしょうがない
それから30分するともう夕暮れだ
給水エンジンを止め給水を停める
バッツ
【今日は始動テストです 明日から本格的に給水を開始しますね】
村人からはその間水があふれでる光景が新鮮だったといっているものが多い
始めからうまくはいかないが、吸えないよりはましだと思いつつ報告書を書いている
朝から移動して疲労がある今日は早く寝る
翌日、、12時間もねて少し体が痛い
ミドルディアでは井戸でのテストで十分だと聞いたが、ミドルディアの井戸は20m以上だ
オアシスはせいぜい9m おそらくそれだろう
タンクの出口を増やしタンクのパイプ穴を蓋できるように改良を頼む
同時にパイプを馬車いっぱい、まっすぐな接手と曲がっている継ぎ手も同数ほしい
良い装置すぎて水があふれる いい仕事だ シルバー
朝食食べると早速始動だ
溢れない程度に加減すると能力のの半分ぐらいか? 水がどのあたりまででいくか確認だ
1時間ぐらい給水をするとそれぞれ水路に水が流れていく
先に南へ飛んで行って崩れた個所を確認する
土が崩れるのはどうにもならないし、砂で埋まるのも避けれない
熱帯雨林の20m掘ったらすべて崩れるのに比べれば北東オアシスの水路はそう難易度は高くない
水無月で雨も降るがすぐに乾いた風で乾く
たった7500kmで随分と環境が違うものだ
3時間稼働し安定したところで住民に集まってもらう
タンクは交換予定で思ったより水を吸い上げている
こちらの機械は扱いが難しいが非常に性能が良く従来の三倍近い力で吸い上げる
給水所はこのままオアシスに水を入れる
南と北へ直接水路への給水はしないがタンク次第で方針が変わる
水路の維持管理はオアシスの住民でお願いする
このエンジンの維持は別途人員を追加する
手動ポンプは30台ほど支給する
ウフェタで先払いしてもらっているので追加料金は不要だ
工事完了まではこちらで世話になる
住民たちは別れてそれぞれの農地へいく
エンジンの補給といっても燃料のエタノールと菜種油の追加だ
菜種油の補給は毎日、交換は月に1度でいい
通信でガハトの開拓状況を聞く
難易度が高すぎて絶望です、3隊で維持ががやっとですとバイオレット
植樹は進んでいるが、モンスターの数が異常に多い
一日12体ぐらいか?それならソロ可能だといってみるが、恒例の”バッツ基準でもの考えるなとお叱りだ”
一日8-10体出るので賞金は稼げるが、肝心の植樹が進まない
バッツは安全第一で頼む、そこは条件が悪いからゆっくりでいいよ
燃料補給用の補給用の馬車が3日後に来る
3日目はエンジンの移設をする 給水の最大24馬力エンジンをオアシスの近くに移動
タンクからあふれてもオアシスに水が入ればいい 給水エンジンを停止できる
夕方までかかりオアシスの3m手前に設置 取水タンクはオアシスにパイプ出口が出る格好だ
取水と給水の1台2役なら、有り余る能力を使えるだろう
始動して試験をする 良ければ動力エンジンは今度の燃料配送でもって帰ってもらう
盛大にあふれ出る水はそのままオアシスに落ちる
出力を定常にすると上から下から大洪水だ
やはり揚水の高さの問題だなと確信する
その日も夜はエンジンを停止して就寝
3日後補給用の燃料タンク6つをもって商人が来た
次々に燃料を入れ満タンにする 空の燃料タンクはそのままお持ち帰りだ
文月の10日に来る技術者とパイプと燃料タンクが来るまではこれで行く
燃料も絞っておく
音も若干小さくなり整備の効率化が図れるように内部では随分構造を変更したそうだ
文月に新しいタンクとバッツと入れ替えで、、、、、、ナナヒカリーズイエローがきた
現地滞在でバッツがやっているエンジンの改善点の仕事をやるそうだ
王宮の技術研究で随分功績をあげて、こちらの赴任に来た
任せろブラック、、??どうしたやけに自信満々だ
まあいい6本そのままオアシスに供給し、2本は水路に直接供給する
定常運転に戻してもあふれ出ることはない事態なので問題ないそうだ
オアシスはいきなり80kmの農地ができたので、バッツに何か話するより我先にポンプをもって耕作に励んでいる
燃料タンクの予備もあるし、パイプの予備もある エンジンの細かい説明もしてくれたが
頼もしすぎて少し引いてるバッツ
ナナヒカリーズイエローにお任せくださいといってのでバッツはひと月の北東オアシス滞在を
切り上げガハトに戻る
戻るとゲンルールの周りに人だかり
コケーコッコ卵博士とコケーコッコ繁殖博士もこちらの南ガハトに住むそうだ
両親、バッツ、猛獣ゼシカ かわいそうなザッツと同居だ
バッツ家が苦手な王宮対応はザッツは元王宮騎士らしく手際がいい
もう1棟丸太ハウスを建ててから来ればいいのに、バッツの部屋がないのでゲンルールと
寝るしかない
女性用ベットじゃ足が出るので寝た気がしないし
ゼシカの子供 トゲーワ3才とウートナ1歳半の男の子は元気だ
自宅なのにお客様扱いなのが不満だが、どうせ明日からはギギギギ道の確認とウッドハウスもっていきギギギギ滞在後ギギギギ探索だ
ギギギギに向かうと街道に植えたバナナの木が育っている
ココヤシもずいぶん成長し木の土留めで随分安定している
街道には草が生え、木はまだないが土砂崩れもない
報告の通りだ
果樹園はお任せで、バッツはモンスター退治だ
といってもマーカーを塗り結界魔法を30分おきに発動してる
キメラがやってきたがバッツの顔見たら逃げた
この先は焼き玉馬車ではいけない、エンジン馬車の到着待ちだ
といってもいける範囲で探索はしておく
マンゴスチンの木があったので列3とライチがあったので列4候補だ
緑のマーカーを塗っておく
8日程度の短い探検だが、果樹園を作るぐらいしか金策手段がない
文月20日にエンジン馬車が来て、焼き玉馬車を送り返す
ではギギギギ探検に出発だ
4日の範囲はもう見るところがない ギア2で急いでいく
久しぶりだが体は覚えている
ガガガガ方面にはいかず南西のググググに向かいながら5列目と6列目を探したところで河童に出会う
特に話すこともないのでそのまま通り過ぎる
会ってから2週間たちおそらくエリア5のあたりだろう
やはり絡みつく木、芋芋芋芋の生活が続いている
オウジャパオーンの足跡を確認 巨大な体の足跡でよくわかる
ここまでくれば結論は1つ、6列で終了だ
あとはギギギギの南まで行ってガハトまで帰還だ
内容は芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋だ
ギア3でググググからギギギギまで砂浜を横切れば1週間6000kmだが、密林を南北に探索しながらだとのギア2走行でと一か月と少しかかる
特にこのギギギギは広く、通信も通じないため不便だ
ガハトよりのエリア2までは出入りできそうなので6列はできそうだ 現地に伝えガハトに戻る
新年になってはいるが大変革の17年の内容は書いておいたほうが良いと思う
貴族制度の廃止
騎士と戦士に戦闘能力に違いはないことは何度か書いてきた
王宮に勤務するものが給金持ちの騎士、他は全員戦士ではなく兵士に統一
一般の警備、警護は兵士が行う
魔術師は基礎教育の場になり10歳から魔術を学び、3年で全属性魔術を覚えたら卒業、
中級も3年全属性上級を使えたら卒業、兵士も初級学校までは一緒だ
上級魔術師になるか兵士の学校に行くか選択する
16才から大人は変わらないが、国民全員魔術師計画の初年度になった
白魔石だけは上級魔術師しか作れないので、白魔石は魔術師専用品になる
バッツ魔石が学校にいきわたったので、白魔石生産が追い付かない
できたら魔術師には配布するということで落ち着いた 現在上級魔術師 1894名
白魔石生産は年間120個 60人づつ配布だ
以前は商人の中から財務官になるものもいれば、植物調査官から成るものもいた
これまでと違いそういったごちゃまぜはなくなり記録、調査ののち優秀だったものを王宮に入れ、逆に出ていくものもいる
誰だろうが必ず記録、調査をしないと財務官にはなれない 強欲の提案だ
省庁再編というやつだ
枠は決めてないが王宮で10万人
各地方の出張者を含んでもそれしかいない
ミドルディア王宮内は6000人程しか残らない
民間では疲労軽減スキルがなくても風よけ装備のエンジン馬車で配給品の配送ができる
アンジュの疲労度がトリト周辺で4日範囲ではほとんど高くならなかった報告で採用
基礎食事の配送は結局トリトでの実績でバイオレットの主張が通った
パン、コメ、コーンスープに加え8種類のおかずから選んで配送する
メニューは1週間交代紙で配って決めてもらう
商人は都市間の配送の長距離でエンジン馬車が優先して支給する
結局速度より荷物が積めるエンジン馬車のほうが便利で配送時間が短くなる
これまたバイオレット
王宮に開拓マニュアルの追加をしている出産後のアッシーナは
【一般的な人間での開拓方法】をまとめている
バッツは少し引っかかってるがまあいい
ミドルディアにいる執事は10年目から変わらないが、メイドは配給品の製造と輸送で
ミドルディアから各地に散っていった
残っているのは王宮勤めと旧貴族の分が残っている
金貨の支給は以前とすこし変わった 通常は給金6枚 長がつくと役職に応じて8-12枚
国王でも金貨80枚 バッツもめでたく金貨60枚になった、大将軍も60枚
これまた多少の変更はあったが、ほぼ現在まで続いている
基本はこの形にかわりはない
バッツの”飢えることはない”政策のミドルディア全体版だ
トロカの町はまだ1000人程度 ロアは1000都市なのにバッツ一人より遅い
バッツが7年分作っても住宅が追い付かない
ガハトの丸太ハウスは横殴りの強い雨で室内に雨が入るし、施工が素人の両親なので雨漏りもする
相変わらずゲンルールのベットで寝にくくてかなわないが
見栄えが良いらしく見学希望が絶えない
やっと猛獣家族が隣に丸太ハウスを建てたのでバッツの部屋に戻る
18年目の長月18年の事だ
激動の18年目のスタートだ




