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バッツの冒険記  作者: 寿限無
ベルリエッタ編
70/142

8年目ベルリエッタ

8年 バッツ26

レイナ5 ライカ4

ベルリエッタで迎える新年

馬車運転の26才のバッツとサンドリアとエウラの3人エリア8の果樹園建設に向かう

果樹の種類についてはドリアンとバナナ以外すべてエリア1にあるが、、、ひろい

ミドルディア側のエリア1-4足してもまだ広い エリア8

同じ植物をまとめるだけだが範囲が広すぎる

アセロラはアセロラでまとめ ドラゴンフルーツもマンゴーで移設

範囲が広く潮風の影響だろうか少し育ちが悪いように見える

国境から来れる範囲は残念ながら馬で6日かかるので進み方は遅い

3種類ほどまとめた


缶詰の魚はおいしいし味も工夫してある これで保存半年持つなら持って帰りたいぐらいだ

雑穀はスカイブルーとの国境付近 米はベルリエッタ全般でとれるが熱帯用のコメは成長が早い

あっという間に2mを超える

缶詰はガラスの瓶を詰めゴムで蓋をしてから鉄管に入れ、鉄管に蓋をして人力空気抜きだ

 空気を抜けば腐りにくくなるというのでやっている

あとはバッツがお得意お氷結でカチンコチンに凍らす


やっと 一月経って家族と執事メイドの移送完了したと報告が入った

ワスプ邸に入った 通信許可をというので王宮と連絡をつなぐ


バッツ

----何ですかな

王宮

----ご家族と執事、メイドは全員今日、長月の16日に完了しました

バッツ

----間違いないか?

王宮

----間違いございません

バッツ

----女王陛下に何かあれば知らせよ ではな さようならミドルディアのみなさん


-------プツ

確認しておこう 砦につなぐ

”家族の声が聞きたい 代わってくれ ワスプ邸だ”


エリーサが出る

【ちょっとバッツ説明して】

バッツ

【王宮のバカさ加減に嫌気がさした トリトのワスプ邸を買い取るのでワスプと金額交渉してくれ】

エリーサ

【説明それだけですか?でまたいきなり結論ですか】

バッツ

【愛想をつかさないでください エリーサ愛していますよ 一緒にいたいものですがなかなか

うまくいきません】ライカが何か喋っているがわからない

【あなたのほうがこういった交渉役に向いています 家の件お願いしますね ミクザにかわ、】

ミクザ

【かわりました 相変わらずですねえ 置いてけぼりとおもってましたが少しは成長しましたかね】だーれとレイナの声

バッツ

【これでも努力はしています ミクザにはワスプ邸の交渉より家の中手配が得意でしょう そちらをお願いします デザイヤ家に私の名前で不徳の致すところとお詫びをお願いします】

【レイナにはミクザから無事でいる事だけ伝えてください、いつも勝手なのでライカとレイナは

自分への戒めとしておきます】

エリーサがご両親は?どうしますか?ときこえる

バッツ

【情熱をもって開拓をお願いします これも自分への戒めです】

【ご両親には私のような傲慢自己中妄想エロガキの産んだツケだと思っていただければいいんじゃないでしょうか】

【こちらでも開発を進めています 期待しておいてください でかい仕事しますよ お楽しみに】


馬で移動して あとは缶詰背負って空とべば一か月でトリトか テストしてみる価値はある

あと船だ 魚も調理法次第だ 商品になるんじゃないか

そして背負ってリュックサックといったか あれを買って帰ろう

 両手が空くので密林にはぴったりだ


バッツは次の日

【この缶詰という商品はいいな、この熱帯で3か月持つというのは魅力だ 缶詰の缶はどうしているんだ?】シェラーンから輸入して中身を詰めシェラーンに輸送です

【私達も欲しいが缶を提供すれば取引してもらえるかな】

それはもちろん喜んでしかし日持ちはしても3か月です


馬で上り片道6日の範囲に植え直して (従来は上り14日 下り10日)

バッツは

【これで冬の間様子見だ この建物をもっと開拓地の近くにたててもいい 金貨200枚

置いておく これで同じような建物を建ててくれてもいいが、さすがにこれ以上は譲れない】


【馬をできる限り熱帯に近いところまで移動してそこからは飛んでトリトへ帰ろう 缶詰のテストと1月で来れるかテストができる】

【建物を作ってくれるならこちらの開発はベルリエッタにお任せしてもよい 給金分はでるのではないか_?】

【それかもう1つの開拓地スカイブルーから回ってもいいがそちらが困るだろう】

どれか選んでくれとバッツ


ゴエズイは

【スカイブルー側からいかれてはどうでしょうか? 魚と塩の施設でよい案があればお聞きしたい】

バッツは一番困る案だろうといったが、調査官は

【果樹はこちらでは日常的に食べており給金分は出ない、缶詰は缶自体がシェラーン支給品だ 持ち帰りは遠慮してもらえないか】

【今までなかった通信結晶だけで十分に来ていただいた価値はある ならばこの国に興味のある

バッツだ いろいろ見れたほうがいいだろうと 会議長から連絡があった】


まあ 盗んだ塩施設など見たくはないだろうが、実際見たことがないと聞いたので、我々の浅ましさでも話のお土産にしてくれ

耳打ちしたゴエズイ


バッツは余りにすがすがしい正直さに好感を覚えた

バッツ

【では 調査官殿、記録官殿 ご案内を頼む】

魔術師はここにモンスター対策で呼ばれたのでそのままいる

 魔力結晶は調査官が5つ持っている


調査官は

アフォートという町についた

10日の道のりだが 下りなので実際は14日見ている

大国の様に大きな町ではなくこの規模の自活できる街の大きさで止めています 

ここは塩生産の町です ご存知の装置で拡大しました

バッツは自分の装置がこんなところまで拡大して雇用を生んでいることに感動していた


コンクリで下を固めて1か所隅に集まるよう傾斜させて、集まった濃縮した塩水をまた上から流し、木の枝の集合体を通ってまた集まる

塩が見えるようになると 窯に移動し火をかけあら塩を作っている


以前は塩田方式で同じ人数で 1/3だったと調査官

深く掘り海水をくみ取る作業、濃縮作業の人は変わっていないのに方式だけで300%だ

大先生の発明品を、この先生が教えてくださったんだ と作業員

調査官ザ苦笑い選手権に優勝しそうな顔で”この方が大先生だ”とバッツを紹介した


作業員は当然男、塩まみれ汗まみれで近づく 当然男だらけ

わかるでしょう読者の皆さん バッツの気持ち


ここでは魚を大量に見る ジャングルと同じ”派手な”魚が目白押しだ

料理は油でいためて スパイスを振りかけた単純なものだが魚=まずいという印象は消えた

あっさりしててナンプラーという醤油色の液体をかけると南国米によく合う

あまりこってりとしたものはなく

コケーコッコのナンプラー焼きを食べたが、卵もおいしいのに肉もおいしい

骨も出汁にとれるし皮はパリパリに焼いてそのまま食べるといつまでも食べている気分になる弾力だ

調査官からは週1で1つメスだけ卵を産む 卵を産む限り食用にはならないが、オスは繁殖ができないようになると食用肉だ

オスのメスも同数だが 圧倒的にオスが少なく肉が旨いし、卵産まないのでよく食卓に並ぶ


この調査官はミドルディアの生物調査官かと感じたが、動物と人間の距離の近さからかモンスターが少ないので警戒心が低いのかバッツにはよくわからない


船を見る 港にいくと 3人乗って漁をしている

大きな魚は取っていいが、小さな魚は逃げるように”網”というものを使う

魚は手で摑まえるものだと思っていたが、これは資源保護で大きくなる魚しか取らないようにしているといっていた

なかなか感心する国だ とバッツは感じた 金貨稼げそうもないけど


次の街には下っていきほぼ平地になる

 美しい砂浜 高い日差し 心地よい風 最高だ、、、、、、、、、、



キメラ襲ってこなければネ



ハルバートの出番だ 切って殴って 突いて 殴ってx15 で終了 28秒かまだまだだな

もう一匹登場 雷束2発 氷結x8 13秒 まあまあか やっぱり俺魔術師だわ


調査官も感心してるようだが、腰を抜かしただけだ 漏らさないだけましだ

俺の周りは 漏らすやつと親の七光りしかいない


15日たち 神無月が終わり寒くなる霜月 カンカン照り気温49度霜月のベルリエッタ

次の街は首都のベルリエッタだが、ロアディアのほうが規模が大きい

ミドルディアのような護衛システムはなく都市に滞在のようだ

キメラ2体以外はモンスターが出てこない程、動物は多いがモンスターは少ない

熱帯の特徴らしい樹上生活の動物とカラフルな鳥が空に舞う自然の中をそのまま人間が住んだという首都だ

美しさで言えばミドルディアの3階の石造りの建物を基本とした整然さにかなうわけもないが、

調和という観点ではすばらしい


このベルリエッタに王はいない 合議制で議会があり120人といっていたが2/3以上で政策決定という満足度の高いものしか採用されない

給金は 均一に近い10枚から15枚 貴族もいなければ 実力者も見当たらない

バッツは一見良いように見えるが嫌なものは実施しないではみんながそこそこの幸せ村

リスクを嫌い結局好機を逸すると考えている

事実首都防衛のかけらすら感じない 安定して取引できなさそうですね

どっかの頭ファンタジーの王宮官にお似合いですよここ


調査官はこちらは漁業だけで多少シェラーン出荷用の魚を飼育しております

 ”生簀”といいまして捕まえてこちらで大きくして成長させます

加工もこちらで対応し、安定した収入になります

バッツは”これは大したものだ”といったがシェラーンの下請けですか夢ないなと口とは裏腹だ


 小さな方で魚を誘導し捕まえて大きなほうの生簀の出口を開けて食べてもらいます

今度は小さな生簀を縮小し大きな生簀だけにします

それの繰り返しです

失敗はありましたがこれでも立派な輸出産業です


調査官には”それは心強い良い取引になりそうですね”といったが下請けで、ミドルディアで

営業しないとかありえねーと思っている

アフォートでは感激も大きかったが、中枢も同じでは国が成り立たない


会議を見られますか?と聞かれる

”秘密を知れば面倒の幕が開きます”当然断る

シェラーンの方もこられます 誰でも入れ自由に意見を述べれます

バッツは”押しかけておいて会議に参加するのは出しゃばりのようで気が引けます お誘いありがとうございます”


次の街チャラオまで約一月かかる、山を越えるためだ

エンジン馬車もフル回転でメンテナンスが必要だ

といってもパーム油で可動部に油をさすのとブレーキパッドの交換だけだけどね

綿と金属の合成品でうるさくなく持ちはそこそこ、交換は上の台車のふたを開けて2個交換する

まだ40個中30個ほどあるので余裕だろう

馬車モードでキャタピラを上にあげ 車輪を下ろして固定しているので 燃料があまり食わないうえにいたるところに木だ

木を馬車いっぱいに積んでも 木の処理に困ってるので金貨は要らない、載せるのも無料とか 勿論金貨を出す

エンジン馬車の燃料補給もついでといって手伝う

バッツは”良い人としあわせ国だ 良い印象を持ちました ミルディア様の”愛”が具現化した国です”

”兵も少なくこれで運営されてるとは感激しました”  と迫真の演技だ


  騙された振り大事なのよ


50mで探知避けて 兵を伏せていることぐらいお♡見♡通♡し♡

次はハニトラですかね

調査官から

長旅になります ミドルディアとは比較になりませんが 水上にホテルを作りましてこれが好評です

こちらに馬車とエンジン馬車?を停められてあちらで宿泊をどうぞ

バッツは桟橋を通り 18個あるコテージの一番海側に案内された

透き通る青空、カラフルな魚が真下に泳ぐのが見えるガラス張りの床 透明な海 心地よい風

いくらでもご滞在ください

先を急がれるでしょうが この景色はこの時期だけでもっともよい季節です


バッツは至れり尽くせりで恐縮です こちらの国に根が生えそうですな   これは本当だ 

いろいろ考えを巡らせているバッツでも気を抜いてゆっくりする気持ちはあるが、40m戻ったところのコテージに忍び足で2名 堂々と記録官が真ん中のコテージに宿泊してるのに気は抜いてない


1これこそ日光浴だ

2飛翔の腕輪らしくなった腕輪に絶好のテスト機会である

どちらにしようか悩む


1+2ですね どうせハニトラ来ると暴きたくなるし

コテージから海に出れるので、、、、、、、 高さ50mで日光浴にきめた

早速日光浴スタイルで海に出て50m程上昇する

何やら島の影 3回回転し前進、探検ですね


謎の無人島冒険記だ


もう熱帯雨林というと木が生い茂るのは今更だが50m上に登っていても樹木のほうが高い 70-80mの樹木の森だ

100mまで登ると 大まかな島の形 茄子の様にしもぶくれの島の全体だ


島の反対側に人が住んでました 船が出入りして漁業で暮らしているようです

無人島じゃなかったので途端に興味を失う

 あっけなく終わった冒険もどき


8回押して反対側に向かい前進 水上コテージに戻る

下降させて1m付近で海にドボンとおちる

魚たちがつつくのがこそばゆい ぼけーーーとしてるバッツだ


バッツを呼ぶ声がするのでコテージに戻ると お約束の美女と料理の登場だ

美女に向かい ”お待たせした バッツです”

赤青緑黄紫の5種類の魚の料理が運ばれている

いずれも脂っこくなく、7種類のソースをかけて食べる

米も染色してあり おもてなし料理であることは一目瞭然だ

残さずいただく ”大変美味でした”といって席を立つ

部屋は白のテーブルに白の椅子、壁は木の枝を編んで作ってある 天井は高く開放的な雰囲気と相まってバカンス気分に浸れる


 夕方こちらの見物人とあって情報交換だ

バッツは”騙されてるふりをする 話を合わせろ”と書いたスクロールを見せ

ベルリエッタに来てからの出来事を話し別れる

 帰り際に見物人から”騙されてませんよ”スクロールを渡される

お約束のハニトラはお断りして、この無警戒を地でやってるとは恐れ入った


霜月の中頃だが熱い 雨は降るがこの日差しにには勝てないな

もう1日ゆっくりしてコテージを後にする


エンジン馬車に人だかりだ

エンジン馬車の説明をしておく

 スターリングエンジン高温部、低温部 ラジエター クランク フライホイール ギア

ボックスのシャフトからギアチェンジの方法と構造 キャタピラーと車輪の切り替え方法

ブレーキとクラッチ  燃料の自動供給 炭と木のバランス 油の使用方法、

午前の6時間はそれにつかった


始動のロケットストーブに着火 クラッチを切って ロケットストーブの熱源をレバーで近づける

高温部の油が燃え出す頃にフライホイールを回してエンジン始動すると歓声が上がる

ギアを1に入れクラッチをつなぎブレーキ解除で前に進む

 6輪駆動のエンジン馬車はまっすぐ進む

右駆動を入れると左の動力が切れ右に曲がる仕組みだ ゆっくり回転をする

道の方向に向け6輪駆動に戻すと1の速度の上限でNで空回りさせ2につなぐ

2の速度の上限で3につなぐあとは方向の修正

16馬のエンジンは力強く前進をする

食事をして移動 暗く見えなくなるまで食事以外では止まらない

 隣の調査官は乗り心地が良いとは言えないだろうが、馬車のクッションなしと比べればはるかにましだろう

厚ゴムの椅子と 籾のクッションがあるんだから

馬車異動の休憩所兼宿泊所はミドルディアと同じだが、こちらは休息不要のエンジンだ

 人間が先にへばる

チャラオ途中曲道が増えギアを2に落とす場面が増えるが あの熱帯雨林の泥と木の根に比べれば

絨毯のような滑らかさだ


チャラオについたのは16日後の師走の5日

来るまでに山側は米、道の近くは両側雑穀の畑 移動途中海側は砂浜で海岸にはココヤシが成っていた

トメイトウの赤ととパイナポーの木は見えたので海側では野菜とフルーツを取っているのだろう

ゴゴゴゴ地方のめんどくさい開拓をしなくても、そこで賄えるならここで栽培するだろう

 輸出分も生産しているという話だった

今回は寄らないが海側にデリースと フェルガニいう町で栽培物を大量に作っていると聞いた

栽培物はもう今更という気がしたので、国境のチャラオに直行した


勿論チャラオも生産物は米、雑穀 野菜を生産し自給だけではなくスカイブルーの輸出用が主だ

今は師走だがトリトの夏野菜が豊富に作られている

トリトに似てるが規模は比較にならないほど大きい

 ベルリエッタの首都と変わらない


馬車の木の車輪もここまでくるとずいぶん減った

L字の領土ベルリエッタ横断?縦断?かしたのだ

ここまで長旅になると思っていなかったが、エンジン馬車の駆動輪はもう交換時期だ

ベルリエッタ出発時には重馬車用の車輪がなく、チャラオには輸出向けの重馬車が豊富と聞いたので馬車の車輪を売ってもらう

 全部で6本使う 大きさは重馬車用で統一してあるのでいい


エンジン馬車の減りが多いので先に交換  1日がかりだ

車輪は同じだが構造が変わっており時間がかかる

重馬車用の馬車ごと交換し荷物の移動だ

油と炭と木と武器 冷蔵庫だけの寂しい馬車だ

夜は毎日のランタン代わりの火魔法の明かりで木を薪の大きさに切る作業をして

ベルリエッタ最後の夜


ここで3か月一緒に旅をした調査官と分かれる

冷蔵庫のワイン3年物で感謝をする

ベルリエッタではミドルディアからルービーとラーコーの輸入をしている

気温と湿度が高くお酒が発酵する前に腐るのでワインは超高級品だ


涙を流して感激している


バッツはもう少しこちらに便宜を図ろうといって山越えの輸入品のルートと塩の増産状況をスカイブルーのミドルディア側の改良をして便利にしようと調査官に伝えた


明日はまだチャラオだが次の目的地はスカイブルーのミドルディア側、塩の工場の作成である

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