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バッツの冒険記  作者: 寿限無
地図作りながら冒険者始めました
128/142

開拓32年目 エルフとドワーフ

予算の申請の前に今回のエルフとドワーフについて考察を報告する

魔石と鉱石の発見は元々ドワーフが持っているスキルだ

ただ魔力が10-12のドワーフより360-410あるエルフが魔石作成に優れ

元々ダークエルフが今作っている透明度が高い魔石しかエルフも作れなかったがドワーフから

教えてもらって有用な透明度のない魔石が作れるようになったのではないか?

カサードキから招へいされたドワーフもいて北に行ったと聞いた

あくまで考察だが間違いないように思う


ドワーフの集落をロア東の11日目に作るといっていたが3本の街道で直接補給しないと

移動に難のあるドワーフの集落に補給は難しい

人間の活動はロア東11日で海抜800mで限界を迎える

それより北と西はドワーフに開放しドワーフの集落の拡大により新たな技術と収益を拡大の

必要がある

またエルフとドワーフ間で問題もあることからドワーフの生息範囲を避ける必要がある

新規1改良1ロアからの補給1の3ルートから直接補給が妥当だ

移動を補う意味でドワーフの移動車両の開発が必要である

と報告した


ツカマルター生活をすると報告すらもできずミドルディアに帰って報告が終わったのが

神無月の14日だ

ごり押そうにもツカマルター生活中はろくに動けない

おかげで18個作ることができダークエルフと今後必要になるエルフ分は確保できた


騎士からの報告もあがった16日にに王宮に向かう

いつもの通信室の横の一室が本来のバッツの居場所だ

秘書は本来はいるらしいがバッツが出てこないので空席だ

ボッチで結局何をするでもない よって王宮内ごり押しの旅だ


財務官は遠いので近くの金さんと銀さんだ

金さんに会うと【ブラックまた無理を言っているな】

バッツ【ブラックだからな いつもと変わらんだろ 7台と伝えてあるよ】

銀さんは【相変わらず四則演算のできないバッツかと思ったが見直した】

いつもの会話だ

バッツが意図的に間違えていることなんてわかっているが急ぎ具合の確認だ

年間12から18台に増加してほしいとバッツから要望がもう上がっていることになっている

くるくる回す機構が特に難しいらしい 高精度秤の心臓部だ

補修も必要でそう一気に増産もできない

今ある164台の補修もあるし、魔石の干渉距離設定用の冶具製作もある

バッツは14台で限界かなと聞いてみる

銀さん【そういっていただろ ブラック】

バッツ【では18台の要望で変わりないな 改良頼むぜ銀さん】


さて次は外交の王宮騎士の長エクセラに会いに行く

大将軍エクセラと会談といえば貸してもらった王宮騎士へ感謝と要望だ

8名の報告書も見たいので見る

エクセラはバッツのようにごり押しで強引に物事を進める人物ではない

各部署との調整と戦争時の指揮権を持っていることが大きな特徴だ

前のザパンの時にはもう少し自分で政策を決定していたが調整に徹している

エクセラ

【バッツのかいた報告書はみた 有用な発見だ ご苦労だった】

地位的には同じだが大将軍の上には国王しかいない

部下ではないが同列ではない

バッツ【方針をお聞かせ願いたい エクセラ大将軍閣下】

エクセラ

【ダークエルフの件も見た 今後はエルフの施設を作る すでに工事している通りだ】

【騎士からもロアから11日で限界を迎えると報告が入っている】

【補給に大きな難があることは私の実体験もある こちらから道を作る方法しかない】

【ドワーフの移動についてドワーフ馬車の制作 これはむしろアゼラン公のほうが私より詳しい】

【その点はどうか?】

バッツ

【特に支障があるものはありません 期間としては3カ月もあれば試作機はできます】

【試作を何度かして来年には形はなるかと思われます】

エクセラ

【ツカマルターはどうだ 予定ではそろそろだ】

バッツ

【14日のうちに終わりました】

エクセラ

【相変わらず計画的に運ばれている様子 見習いたいものだ】

【街道整備に行ってもらうことになる 我々人間では20年事業だ】

【少し良いか シェラーンの件だ】

バッツの用事は終わりで街道制作の命令をうけた様なものだ


シェラーンの状況は メランコリーダ壊滅で王様がいなくなり空席になっている

シェラーンが外交を行うがメランコリーダに入れないので状況が停滞

輸送と補給の件は片が付いたが交渉が進まない

エクセラ

【王様になりたくない王子で揉めている始末だよ】

今回はスカイブルーから出る予定だがバッツに恐れをなして成りたくないそうだ

その次はガイケルここもいやだ、、、、  次がシェラーン本国

最後に旧ガイコードのテレミーアから出る予定 これは未定だそうだ

【向こうの王の承認ができずミドルディアとシェラーンで合意しても実効がないという、、】

エクセラも対処に困っているようだ


エクセラ

【私も交渉なら何とか合意するようにするが 承認しないのではやりようがない】

バッツ

【私を見習ってはどうですか? 勝手に決めてマイルール押し付け】

エクセラですら苦笑いをする

エクセラ

【貴族社会にどっぷり染まっている私では難しい 開拓民育ちのアルゼン公らしい意見だ】

【不測の事態に対応する能力というのがここにいる私との違いだな 見習えるものではない】

【要求を”調整”して伝えて”承認”しろでいくか】

バッツ

【まだまだ育ちの良さが抜けきれませんな 閣下 それよろしいと思われます】

手元には要求の調整の資料がバッツに見えるようにおいてあった

”偶然”見たバッツが特に文句を言わないようなのでそのまま出すつもりだろう


”偶然だぞ”


予算に関しては心配ない ドワーフの移動用馬車は既に制作に向けて動いている

あとひと月といったところ

木材も十分にある、あとは燃料用の薪サイズの制作装置の供給これは手配した

道の制作は2週間で製作できる

予算確保もエクセラまで話が通っているなら財務長官も承認したということだ


ロアの街道から新設街道を15mから50mの街道変更に出かけるとしよう

食料は土を盛っているだけのエルフ監視所にウッドハウスを運んでもらっている

ドーロオーラーで街道整備も常時実施しているので補給については心配をしていない


川が流れており土で崩れる予想これが不確定要素だ

魔術協会にツカマルターを計18個納品しておく

王宮からダークエルフから要望が来たら提供する

要望が来なければ放置 現在の一個で終了

エルフはドワーフとの調整で訪問するときに渡す予定だ


エリーサとゲンルールにダークエルフとのツカマルターの事は任せる

ミクザは長年教練に参加していたが年齢の関係で疲労低減のスキルも消えてしまい

魔術師に復帰する

ミクガは2年前から所長でいる理由は同じだ

ミクザとミクガは初期から教練で教官として功績が大きいとして伯爵の命を受ける

形的には将軍につけるがあのがんばりやさんの双子でも頭を抱える軍の仕事にはつかない

ミクガと一緒に上級魔術師に戻る


はりきって出発する

久しぶりのヒュドラで飛んでいく エルフの監視所予定地まで5日 早いものだ

イノシシのうまれかわりx2のバッツに実によくあうヒュドラの旅

ヒュドラにとってもモンスターの足りないミドルディアよりそこらにいるモンスターを自分で

補給出来るこの場所のほうが良いそうだ


季節は霜月になった

ヒュドラでまずエルフの補給処予定地を作る

1日1000km目安で作っていく

50mの街道の補強分だ

毎度ながら飛んでい行くときにはジャーキーセットになるのが難点だが寝ても移動できる

というのは大きい

800kmを3日で作り翌日は交易所予定地を作る

エルフたちもちらほら見かける あの引きこもりたちも”移動は”するようになった

岩の頑丈そうな場所に土を3m盛っておく

交易所なので12名もいれば十分だがここは640mだそうで多少広めにもっておいた


エルフは相変わらずヒュドラにはエルフ語で話しかけてバッツ放置だ

まったくけしからん 引きこもりめ

ヒュドラに【南にドワーフがいる 集落をつくるぞ 伝えてくれ】というといきなり警戒態勢だ

やっとこちらを向いたので【そこに交易所と食料補給処作るよ】

【ヒュドラ帰るぞ】といってバッツはヒュドラを100m持ち上げる

1時間放置でイライラすんのよ まったく


バッツも飛び1日半でウッドハウスに到着

通信で直接ミドルディアに報告する

ダークエルフから早速【もう3つほしいと要望がある】ときいた

【3つエリーサに持たせて ゲンルールと一緒に行って】と指示

このウッドハウスの場所はいい

ミドルディアと直接通信でつながる範囲で、補給も10日で来る

水の関係でドーロオーラーで整備する手間はあるがその分街道の維持は容易だ

丁度南からのワイン輸送の6連馬車が来て遠ざかる


今度はバッツの番だ

1日休憩してヒュドラでドワーフのところに行く 

3日後途中まで幅を広げた新設街道でいったん降りて250km伸ばしておく

このジャーキー生活さえなければもっと快適だ

2時間ほど飛んでドワーフの集落につく


この前のドワーフ女がゆっくり出てくる

自給できるほどモンスターが豊富な土地

ミドルディア市街の5倍といったところだ

罠で捕まえているドワーフもいる

バッツ

【これがヒュドラです 通信結晶と私達の技術で作ったクロモリ棒を見てください】

通信結晶にはさして興味を示さなかったがクロモリ棒には興味津々だ

おーい爺さん来てくれといって呼び出したのは見分けがつかないドワーフ5

爺さんか若いのかよくわからない

ドワーフ5

【これはふーん】どうやら鑑定しているようだ

【これは随分硬い鉄じゃがクロモリ棒というのはどうやって作るんじゃ?】

バッツはわずかのクローム含有の鉄とモリブデン含有の鉄を溶かして混ぜる

これにはドワーフの窯が必要 表面だけ焼いて黒くすると更に硬くなり

このように硬い鉄ができる

溶接もしやすく強度は高いが錆びは出るのでメッキして使っている

ドワーフはじっとバッツを見つめている

【今回の竜の使者は随分有能じゃ】

バッツ

【金属専門の研究機関作らせましてこちらの一番の成果です 私が作ったわけではありません】

【他に錆びない鉄も作れてそちらは筒ににして水を流すのに使っています】

ドワーフ5

【それはステンレスじゃ】初めて聞く材料の名だ

バッツ

【ステンレスという金属で?、、、、】

ドワーフ5

【錆びない鉄というのが”ステンレス”というんじゃ ふむ若造たちいい仕事をしている】

バッツ

【失礼ですが年齢をお聞きしてもよろしいですか】

ドワーフ5

【620才じゃ 以前若いのがミドルディア行ったと聞いている 良い生活もしているようじゃ】

【わしはデンジャラス ここのマスタースミス、まあ人間語で鍛冶の棟梁といったほうがいいか】

【ミドルディアもここまでできるようになったか】

バッツは620才とか土下座しそうになるのをこらえて

【以前のミルギーはどうでしたか あとカサードキもご存知ですか?】

デンジャラス

【知っとるぞ ミルギーはエルフでも有用な魔石ができると聞いてエルフに作らせた】

【元々エルフは透明度の高い魔力の低いものしか作れんかったがわしらの魔力集中法を教えて透明度の低い魔石作成に成功した わしらをこんな場所にこさせて不快じゃ】

バッツはバッツ魔石をみせる

【わたしが作った魔石です 元が人間なのでこの赤黒いもの3つで半年かかります】

デンジャラス

【人間では魔力が足らんので作れん スキルもないのじゃ】

【これは赤黒でよく魔力圧縮されておるが竜の使者でもこれで限界じゃろーな】

【スキルなしでは原色魔石は作れない】

バッツ

【こちらもご覧ください 人間が作った白魔石です】

デンジャラス

【ほう 原色魔石の最高峰じゃな 黒は作れたか】

バッツは黒魔石と明魔石を見せる

【これは黒魔石じゃが この光っている魔石はなんだ】

バッツ

【明魔石です 黒魔石とセットで使うと誰でも魔術が使えるようになります】

【作り方は%%%%%%そて&&&&&して#####するとできますよ】

デンジャラス

【光魔石の事じゃな これは作るのにそう手間もかからんじゃろ】

バッツはこのマスタースミス デンジャラスに感心している

バッツ達でもここに来るまで40年間6000人近くの魔術師と研究職1200人を

集めて作った魔石をいとも簡単にわかってしまう

デンジャラス

【わしらオリジナルの魔石もあるがそれは教えられん それはドワーフしか作れない】

バッツ

【現状私達にできる魔石は加工したり合成したりでできましたが  カサードキの話もお聞きしてもよいですか?】

デンジャラス

【おおすまん つい夢中になっておった】

【若い少年といった印象だったな 腰が低くドワーフの招へいに回っておった】

【金属加工がしたいが技術がないので来てくれとしつこかった】

【ミドルディアにはワインがあるのであまり離れたがらないものが多くてな】

【ワインは輸入するので飲み放題にするといって言ったらほいほいシェラーンにいったわい】

【ドワーフ同士だけでで通信できる魔石があるのでの】

【先ほど言ったようにおしえられんが 近況は良く入ってくるんじゃ】


バッツは嫌なことを思い出す

キメラの排泄物が魔力結晶、、キメラ限定、、ドワーフ専用の魔石?、、、、あまり想像したくない

そういう”嫌なことは”大抵当たる

バッツは人間との交信用として魔力結晶を3つ渡しておく

バッツ

【通信施設を作りましょう ロアディアから直線で10日のところで中継する施設はあります】

【食材、補給品の他に何か要望がありましたらロアディアにお伝えください】

【私は早速つなぎます】

ロアを呼び出すがつながらない ん?

3333kmは超えてないだが、、

デンジャラスは真っ赤な魔力結晶をバッツに渡す

仕様がわからない

ミドルディア、エラブト、、シェラーン、、 ウムジカーク、、ここウナコードの染料の場所だ


バッツ

【使い方は?】

デンジャラス

【指でタッチ それで通信じゃ】

バッツはミドルディアをタッチする

どうしたんじゃい デンジャラスじいさん、、、と聞こえるが?

【今ドワーフの集落に来ています ミドルディアの竜の使者バッツです】

通信先のドワーフ

【おお あの若いのか クロモリ棒に感心しとったじゃろ じいさん】

デンジャラス

【また甘いわ 402才の若造が ここではモリブデンが取れないんじゃ】

【とれればもっといいもの作るわい 修行が足らんそ】

通信先のドワーフ

【手厳しいなじいさん で バッツなんじゃ】

バッツ

【魔力結晶で通信しようと思いましたが通信できません】

通信先のドワーフ

【爺さんに聞いてみろ通信してくるからなにごとかとおもったわい きるぞ】


デンジャラスに魔力結晶が使えないことを聞くと簡単だった

【これが本物の通信結晶 行先に直接連絡できる】

【その青いのは代用品じゃ この通信結晶があるところではつながらんぞい】

といって通信結晶を返された

デンジャラス

【7777kmしかつながらんじゃろ それ 中継でも3333kmじゃ】

【本線 つまりこの通信結晶がつなげている場所からは副線の青はつながらんよ】

中継結晶まで2000kmほどだ どれくらい離れるとつながるのか聞いてみよう

バッツ

【それでは要望が聞けません どれくらい距離が離れれば通信できるようになりますか?】

デンジャラス

【30m離れれば使えるぞい】

バッツ

【では50m離れます 通信しますよ】

急いで離れてロアに通信をする

普通につながった 

渡した相手が悪いとかトラップかよ


バッツ

【この結晶2つをお渡しします マスタースミス以外の方がお持ちください】

デンジャラスが 若いのこれと叫ぶと 38人近づいてきた

バッツは若いのだけじゃわからんだろと心の中で突っ込みを入れる

デンジャラス

【これ人間との通信に使え】2つ一緒に渡す


バッツ

【ドワーフ専用の移動手段を次回お持ちします】

【人間の6倍、ドワーフですと18倍ほど移動が速くなりますよ】

デンジャラス

【それは楽しみじゃ、、、ところでその瓶はワインじゃの、、、】

バッツは3年物を持ってきている    目ざとい 帰る途中での楽しみだったのに、、、

バッツはデンジャラスに【これだけしかありませんがどうぞ】といって渡す

一口で飲み終えるデンジャラス

【ワインはうまいのう】

そうじゃワインを頼もうと聞こえる 明るい場所だがドワーフの見分けがつかないバッツ

髭もじゃが50体動いている

通信で”竜の使者がワインを飲んでもいいそうだ 持ってきてくれ”

そんなことをバッツは言っていない

バッツが飛んでいき

【樽で30本ほど頼む 食料よりワインだ】

ドワーフたちに大声で

【樽は往復に使いますので飲んだら連絡をください 代わりを持ってきます】

あちこちから【わかったーぞい】ときこえる

あとは通信結晶の使い方と施設だが洞窟に住むドワーフに施設は要らない

使い方を50人に説明しその日を終えた


森の中よりましな洞窟だが高さが140cmしかなく中に少し入ると迷路のようになっている

真っ暗の迷路では進めるわけがない

入り口のまだ光が入るところでバッツは休む

人間には不味くて食べないモンスターをたべているドワーフ


翌日バッツが起きるとドワーフに囲まれていた

通路だったようで起きると【通れんぞい】だそうだ

すぐにでていく


通信でロア東10日にウッドハウスを運び中継所まで送ってもらう

どうせドワーフ馬車で使うので貨物馬車ごと置いて帰ってもらう

ロア東の6日目まで戻りながら新設街道を作っていく

通路上の木は雷で倒していく

3日かけて十分に盛れたところで2400km 事前に盛ってあると早いものだ

季節はもうすこしで師走になる


ロア東6日に到着

なぜかアンジュとミクザがいる

ドーロオーラーに乗って道路整備もしている

アンジュ

【しばらくこちらに滞在と思いまして勝手に妻達が来ましたよ】

ミクザ

【少し出かけてくるといってますので大丈夫です】

バッツみたいな行動しているミクザとアンジュ

ミクザ

【どうせ道作って固めないと駄目なら旦那のあとをドーロオーラーでならしていけばいいじゃない】

【ここにドーロオーラーあるし 補給も水も家もあるし疲労回復はできるし】

ロア東の街道から250km北にある新設街道にはコンクリートのウッドハウスが点在している

片方は吹き飛ばしたが片方は残っている

南北の街道にも点在しているウッドハウス

主に休息というより馬車の退避の意味合いで作っている

トラブルもないわけではないので非常用の食料の配送はしている

役に経ちそうだ

アンジュ

【私は作物の仕事をしながら回りますよ 遅くなりますね】

また広いエクセラ邸が空だまったく

バッツは予定では一人で作って固まるのを待つことだったが確かに固めてくれれば早い

1000kmでも3日かかったがこの街道は2400km作れたしな

ここのロア東6日をベースとするのは良い案だ

バッツ

【良い案だ ミクザ 協会へは説明しておく アンジュ森林の事は私は不得手だ 頼む】

ロア6日目の空き住宅に移動する

もう7日目も近い新規開拓地といっても過言ではない

6日目の近くのウッドハウスからも歩いて1時間程度離れている

この間ミクザはエンジン馬車で補給物資を取りに行っている

アンジュは早速ドーロオーラーで道の手直しの練習だ

バッツはミクザの件とアンジュの派遣について報告していた

ここの森はロアより成績が良くなる 神様ジャナの本によると生育条件がよく、山越えで霧が

発生するする以外ほどいい環境だという


頼んでおいたウッドハウスの輸送がそろそろとの連絡が入る

バッツはロア6日目にいるので通常速度で輸送してくれと依頼しておく


師走に入るとミクザは直通街道をつなぐ道づくりに出かける

アンジュもその道沿いだが植物を調べながらなので遅い

バッツは6と7日の境に街道を設置する予定だったが空きのウッドハウスをばらして運び

不足分の土を盛っている

手慣れたウッドハウスでも 半日かかる

3人で住むので3人で生活スペースが狭いがその分 ミクザについていき道を作り

アンジュからは植物の知識をえながら15mの新設街道を作っていく

師走にはいって11日後新しく作った直通街道が見えてきた


ドーロオーラーで固められており交差点の4隅にはウッドハウスが4棟建っている

ドーロオーラー28台のうち 12台がこの新設の直通街道の土固めに来ている

モンスター襲われてもはね返せる鉄の金網付きのドーロオーラー

補給の薪も6日目で作って配送 ロア3日目からパーム油の配送 ロアからは食料の配送とただ整地してウッドハウスを建てる仕事だ

体力的に厳しいが相互回復の実験で改善したので人があつまり始めている

また本来耕作地予定をそのまま木材の加工と育成で水をロア4ー1日目に流せていることも大きい

水が流せると毎日の水汲みの手間から解放される

バッツは片方の壊してないほうの住宅に泊って旅をする予定だ

何といってもモンスター退治はヒュドラがいる

先日の連絡からウッドハウスを先に10日目まで運ぶほうがいいか一度新設街道側から来たほうがいいか確認の通信があった

予定通り10日目に運んでもらう

ワインはまだまだ送らない この直通街道から運ぶ

それよりドワーフ馬車のほうが急ぐ

通信をすると ドワーフの怪力に合わせてもまだ折れたり曲がったりするそうだ

操作系は作り直したがそれ以外の金網、駆動系は同じでもうまくはいかないものだ


当面この直通街道がメインルートになることが目標だ

末にはにはドーロオーラーが追加で4台来る

これは今持ち出しているドーローオーラーの補充用で12台は変わらない

残念ながら女性はまだ呼べない

バッツの妻達には白魔石補助と黒と光魔石のコンビで何とかなるが全員には配れない

アンジュの疲労も随分低いが、文句どころか倒れるまで泣き言を言わないので先に回復させる

ミクザは女性でもここで活動できるかの試験の続きだ

相互回復ではなくミクザ自身のみの回復でどこまで行けるかの確認だ

戦士スキルが消えたのでこういった試験をしておかないと呼べる人材が限られてしまう

それは避けたい


ギア2でもドーロオーラーの旅2400km 予定では120日で終わらせる

実際にはもう少しかかるかもしれないが、魔術で作るのは早いが不測の事態というものがある


今回は水


パイプを埋め込む必要もあると思う


師走の終わりごろ 3名でウッドハウスを組み立ててたと連絡がある


今作っている直通街道も補給の馬車、食糧馬車 それぞれ補給をしていっている

疲労度の確認は欠かさない

まだ高さ的に7日目なのでなれた彼らに特別疲労の高いものはいない


この3か月間の予定の旅でそういえばミクザと単独で旅をしたことがないことに気づいた

バッツは飛んで行って疲労の確認と食料の配送の手伝い”地ならしの作業”、

アンジュは地ならし後のしっかり固める”地固めの作業”をしてもらう

それぞれの間を行き来して思い出したというほうが正しいか


バッツ

【ミクザさん そういえばこうして二人でいる時間てあまりありませんでしたし、日頃から文句を言うほうでもないですし、今度貴族になられるそうですし、当家の主としてはミクザのほうが適任だと思われますがいかがでしょうか】

ミクザ

【こうして開拓していると閻魔魔術大王も随分と変わられましたな】


【良い方向に】

バッツ

【一人で開拓しているときにはこんなものですよ さっさと終わらせて次です】

【今回はその次というのが長いのですよ これ作らないと次のエルフに行けないからですよ】


新設街道から直通街道の変更で周りは森林だらけで人さえいればバッツが居なくても

大丈夫なのだが、疲労の問題の解決もしないといけない

補給もドワーフは3000人と少ないので2本で途中から分岐をしてみようと思っている

今までまっすく東西か南北に作ってきたが高低差によって街道用の3mの範囲に収まらないとこ

ろが多く10mで作り盛った土を横に落とし、そこにウッドハウスか馬車の退避に使ったほうが

便利で早いことが分かった


土を移動する専用のブルンブルンドーザーで掻き分け整地してしてから土を固めたほうが良いとのレポートを見てからはずっとそれで土魔法を撃っている

以前と比べて魔術の力が弱いとかではなく3mから10mに変更によってバッツの効率が

悪くなっている

でも魔術師30万人分は仕事してるんだけどね


ミクザ

【バッツの能力でも高さはつらいんでしょ】

バッツ

【そうだね ロアの11日以降は移動だけにしたい 作業は勘弁だよ】

ミクザ

【こうやってこの機械で移動しているだけでいいものなの?】

バッツ

【女性の疲労チェックですよ ミクザ】

そういうとミクザが抱き着いてくる

ミクザ

【どう?】

【1/4しか改善してません やはり相互回復必須で報告しましょう】

【ミクザ引き返しましょう やはり以前の方式のほうが良いようです】

ブルンブルンドーザー投入決定だ

移動だけで疲労は上がっていく もう5日もすればしばらく安静だ


睦月の7日になったが疲労の軽減手段は相互回復のみ 

結局以前の土を分けて整地後地固めで方針は決まった

ドーロオーラー12台での地ならしと地固めをする

アンジュとミクザは”地固め”に回ってもらう

このペースで行けばいつもの街道づくりの2年ペースだ

その間は15mの新設街道部分を使って輸送だ


ロア東の街道より100m低いこの直通街道を使えばロアの7日目までの開拓の拠点も作れるし

現在の街道との連絡は15mの新設街道だけでよさそうだ

現在は街道を作りながらドワーフ馬車の完成待ちだ

結局ドワーフ自身で馬車の配置と部品制作を決めることになるだろうと予想している

実際に通信が来たのは睦月の13日

自動ブレーキ部分のみドワーフでも扱えるようになってからだ


改良については相互に知恵を出し合えばいい

ドワーフ馬車の試作1号機の出荷は15日

こちらには末ごろ来る予定だ


ドワーフの里帰りついでに運ぶ案もあったが補給のワインがなくなりそうなのでやめた

通常のエンジン馬車でドワーフ馬車が届いたのは睦月の28日

ついでにワインもこの馬車で運ぶようだ

6連エンジン馬車2台で新設街道部分を上っていく


相互回復しているミクザとアンジュはこのままでよさそうだ


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