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バッツの冒険記  作者: 寿限無
ミドルディア編
12/142

バッツ大活躍2

魔術協会での聴取の日

上級魔術会館にデリンと身重のウイン 講師としてバッツが登場した


恒例のながーーーーくつまらない挨拶はない

今回の講義は同一の魔石同士による魔力上昇についてだ

ここにいる面々は上級魔術学校の先生が40人ほど集まっている


この講習会への出席までは約4か月たち、すでに弥生になっていた

4か月もかかったのは上級魔術師として知っておかないと不味いということで試行錯誤したためだ


7原色の魔石による魔力干渉は知られていたもの、重ねても何度やってもより強くはならなかった

最初の魔力に戻るだけである

3つを使う方法をいろいろ試した結果、色によって適正な距離が違うことわかった


この講習会の主催は ゼンモル  カーフード魔術師の頂点に立つ女である


ゼンモル協会長

【さてバッツ先生に教えてもらいましょう お願いします】

バッツ

【アザラン家のバッツです】

子供の発言なのでわかりにくかったので、ゼンモルが代わりに説明した


同色且つ同一質量の魔石を2点に置き中央にも同質量の魔石を置く

左右の2つの魔石を近づけると 干渉が起きる

その状態で中央の魔石が干渉が止まると元の1.414倍の魔石になる

1.414倍の魔石3つ揃えて同じ様にすると 2倍の魔石ができる


わからないのは 強化限界と質量によって干渉点が違うことだ。

バッツの家には4つしか魔石がなく3つは同じだがもう一つは違うので実験できない。


バッツはは記憶の能力が優れていて、普通は1画面しかない画面が10画面ほどある

そして この講習最大の発表

土魔法を圧縮していくと魔石ができる

欠点は魔力の異常消費だ ということ現状量産は不可能だ


【最後にこの赤い小さな魔石を3つ作るのに半年かかりました。皆様のご協力をお願いします】

【あとエルフの里を見て回りたいのでそちらのほうはお力添えをお願いします】

レアで練習した甲斐がある


ゼンモル

【バッツ様 講義ありがとう 休んでてね】

そういわれてバッツは壇上から下がり退室した


バッツが退席したあと大きな声でゼンモルが教師たちに話しかける

ゼンモル

【おまえたち どうだ 我々の魔術の常識でわかったか?】


侃々諤々の議論が聞こえるがバッツの記憶はあいまいである

待機部屋に移動中で聞こえにくいというのもある


【どうしたいんだ なあ ゼンモル】出席者のひとりが問うルーデルの声だ

出席者が静かになり移動中のバッツにも聞こえた


ゼンモル

【お前らのような教師の面倒より、あの才能あふれる少年の。。。。。。バッツ様の弟子になりたい】 


【ここに入れる 発案を至急実施する。専門の機関をもうける 上級魔術師の任命を提案する ローブを送れ】

【ただし15歳まで学校の卒業は許可しない】

【以上だ 各員持ち場に戻れ】

席を立つ音が待機部屋からも聞こえる


バッツは全属性魔法を使える だが発動できるるは魔術学校だけだ

そのまま順に上がっていっても14歳には上級を卒業できる。

情報魔法で起動する画面は切り替えで10画面だがわからない画面が多い


初級教師からたたき上げで組合長になったゼンモルという人物だ

 年は41 あだ名は”暴走教師”

執事からは愛想をつかされ、騎士からはあいつは国王の愛のわからぬうつけものと呼ばれ、父 ミドルディア国王からは お前は教師に最も向かぬといわれ続けた。


ゼンモルはバッツたちのいる待機部屋までくる

【失礼 アザラン殿】ずかずか遠慮とは無縁にはいっていく

【追って連絡をするが取り急ぎ、上級魔術師のローブを送る ただし飛び級はしない】

【15歳までは学校に通ってもらう】

【要望については、許可するが時間がほしい調整が必要だ】

【バッツの研究機関も立ち上げるからな】

【それと。。。。世話になる】


唖然とする夫妻とバッツをよそに嵐のように去っていった

その4日後の休みに嵐がアゼラン家に来て住み込むわけだが、、、両親は慌てふためいていた


バッツはお見合い生活から解放してくれたゼンモル先生には感謝という言葉では足りない


いきなり魔術協会の協会長が職務放棄だが、これこそ”暴走”が”暴走”"といわれる原因である

ゼンモルが魔術師の協会長と組合長兼任の時代は組合長が教師のまとめ役で教師全員が会議出席のメンバーだった


バッツがこの後上級魔術師の研究所の所長になり制度を変えたが、それまではここでの決定が魔術協会の意志決定機関でバッツの3才でのミドルディア行を決めたのもここの決定だ


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