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バッツの冒険記  作者: 寿限無
地図作りながら冒険者始めました
114/142

開拓25年目 一度目のラブレスからの帰りと地図完成

如月の2日に船が到着荷下ろしをして休養明けの船員たちの船でウガードに寄る

ウガードからの南下は海沿いで南下するようウベコードの王都とかけあう

地図にない街もあるが、ウナコードの南は秘匿情報で町は書けないが2つほどあるとネタバレ乙だ

ネタバレついでに大きな川はないが、植林を大規模に進めていることもネタバレ乙だ


青竜から通信があったのは交易所を出発して9日

ウガードまではあと3-6日の時だ


----青竜だ いまいいか?  (相変わらず渋い声だ)

バッツ

---- 海の上で暇ですよ

青竜

----ラブレスあたりに行っているようだが 本当に入国できないぞバッツ

バッツ

----入らないと地図書けませんよ 飛んでも入れませんか?

青竜

----魔力があるものは入れない 魔術も使えないから飛んで入国前に海に墜落だ

----ここまで言えばわかるがこれは警告だ

バッツ

----ヒュドラに魔力を吸われても無理ですか?

青竜

----それなら移動できるがバッツは無理だろ?

バッツ

----補給ができませんのでおそらく途中で海に沈むでしょうね 

青竜

----まあそうだ 相変わらずそういった思考の先読みは早いな

----地図自体は手に入ったならそれで用事は済んだんだろ?

バッツ

----確認しないで書いたものを信用するほど頭はボケておりませんよ

----なんとか他の方法で入国しますよ 

青竜

----入国自体が警告条項だバッツ

バッツ

----それではラブレスへの食料供給止めます こんな手間暇かかって無料供給ではウベコードの利益にならない

----金だけで食料全て供給とか、ふざけるのもほどがある

青竜

----食料供給はそのままだ

バッツ

----ラブレスの方々がご自分たちで自給すればよいではありませんか 

----いまは食料の35%がミドルディアからの輸入ですよ

----ラブレスには回せませんね

----金より水のほうが大事ですからね

青竜

----ウベコードは食料が足りている、余った分をこれまで通り配送でいいだろバッツ

バッツ

----まず竜はラブレスの代理人ではない ラブレスの件はもう終わったことだ

----竜の施設でもあるわけではないし困りませんよ

青竜

----ラブレスの住民が困る

バッツ

----移動すればよいことです

青竜

----住民はラブレスからは移動できないぞ

バッツ

----動かないなら滅ぶだけです、ラブレスがなくなっても困らない

----ウベコードの自給が優先です ラブレスがどうなろうが私は訪問していないところは関知しない

青竜

----ウベコードの交易所からも引き上げるのか?

バッツ

----逆ですね ラブレスが本島まで撤退 こちらの大陸はウベコードの管理にします

----滅んだところで困ることないですからラブレスから何を言おうがなにもゆずらない

青竜

----ラブレスの件はわかった

----ラブレスには竜の施設がある 補給をすることは可能か?

バッツ

----まずそれはラブレスの外交の仕事です

----竜は”こ れ ま で 通 り”見ているだけですね

----ラブレスの外交交渉のものからの資料に産業一覧があるが、竜の施設は書いていない

----よって口だけの話と判断し補給不可 入国できないなら何もしない

----どうやっても作物の支給は途切れることにかわりはない

----自分たちで耕作もせず金貨だけで済ませてきた”つけ”だ

”こ れ ま で と 同 じ で 見 て い れ ば い い じゃ な い か”

----では これぐらいだな

----あとはラブレスの人間と話をしよう


-------プツ


ウベコードの監視者にラブレスへの食料供給停止とシェラーンに銀貨用の造幣用金型の支給に

よって金貨の大きさを半分まで減らす

これはこの大陸共通にする

ウベコードからの通達を出してくれるよう依頼をする

バッツ自身はウガードから海岸沿いを南下してこの大陸の地図を作る仕上げをする

アレドニア以外のザザザザ地方はウベコードの所領と変更し 産業発展に使ってほしいことを伝える


ほどなくして港町ウガードに到着

予定通り海水を淡水事業の立ち上げだ


ろ過して海水から塩分を抜き蒸留までは以前書いた通り

今回は運んできたポータブルエンジンで省力化だ

海水の給水に使う1台と水蒸気用の冷却タンクの冷却用の追加だ

これで燃料補給のみ手動だがあとはエンジンの稼働し省力化する

塩の生産は多少なりとも貢献するが、塩の施設は別途あるのでエンジンは14台体制になる

設置作業自体は終わっていたが、バッツの帰りを待っていたという


ガーネットにエンジン点火を頼み問題なく稼働した

海水冷却の追加塩施設がもう一つで来たようなものだが、淡水の製造というのは燃料を食う作業だ

海水の流入量の調整は固定で蒸留用の燃料で調整する

このあたりは現地ウガードの住民のほうが詳しいのお任せだ


3日ほどウガードに滞在し シェラーンの財務担当者より銀貨用の製造原版を発送の連絡が入る

使用金貨の削減になるので財務担当者も乗り気ですぐに対応してくれた

ウベコードのラブレスとの交流は続けるが、ラブレスからウベコードの宿泊所まで来てくれれば有償で供給はするそうだ


監視者はバッツがラブレスに興味を無くしたので心配をして、つながりを切るのはやめてくれと

遠回しに主張している

バッツはどちらでもよかったので”そう判断したならそれでいい”と監視者に伝えておいた

いままで無料だったものが改善したのならいいし、ミドルディアなら放置に限るがここはウベコードだ

その日のうちに移動しようかとも思ったがもう少し打ち合わせをしたいということだっったので

19日まで滞在してラブレスの件の周知しておいた


20日になり海岸沿いに南下する ここでガーネットとはお別れだ

2つほど町があるのでそちらに向かう

海岸沿いに下っていくので間違えようがない

エンジン馬車で10日走第一の街につく

恒例の街の名前なしだがここでも灌漑水路の建設をしている

海風と乾いた風があり降水量もそう多くはない

ただ熱いだけのような街だ

水不足なのでここでも井戸水の活用と雨水のタンクでしのげている印象だ

6000人程度の街だが農地は広くガガガガ山の山肌に沿って農地を作成し増産に努めている

海岸は見えるし港もあるがこちらはザザザザ地方で地図上に記載できない

補給についても問題なくお礼に灌漑水路を500kmx6本ほど作っておいた

海岸からの風よけに植林を進めているがまだ3年目であまり育っていない

こちらの産物はデザートシリーズの作物の宝庫で デザートローズ デザートイーグル デザートアポー デザートパイナポー デザートマンゴー デザートゴブなどデザート等の一面の作物だ

デザートシリーズの特徴は甘くないデザートといった感じ

ミドルディアからすると単なる野菜の甘さだが、こちらははちみつをかけて食べるのでこれでも問題ないようだ


海岸沿いに戻り2つ目の街に向かう

途中開拓村のような小さな集落もあるが、ザザザザ地方のザザザザジジジジまでは

そう変わったことはない

ズズズズにガガガガにあったような街で14000人程度はいる

交易もアレドニアが中心でさして目新しいものもない

特産物もデザートシリーズで書くことがない


アレドニアに到着したのは弥生の18日

夢を見れる人には”夢の国アレドニア”だがバッツは夢を見たことがない

照りつける太陽、青い海、白い砂浜はずーーーーーーーーーーーとみてきていい加減飽きている

地図も大詰めで7日かかり弥生の26に書き終わった


また28にはラブレスとの2回目の折衝を開始するが、ウベコードとラブレスとの話し合いでバッツの出番はない

おおまかにウガードで使者に話した通りウベコードからは支給はやめ対価を得ることと、領土は2つの小島はウベコードに変更することの2点の詳細を詰める方針だ

地図の了承は得られるはずなのでアレドニアの水上コテージでまったりくつろぎ中だ


アレドニアにも通信が通じるようになったので真水の生成装置を建設している

バッツのミドルディアでの仕事である刑務の仕事はつつがなくこなしているが追加で刑罰の基準を作りなおしミドルディア法の改定の作業もしている


調停法というべきものでそれまでも調停実績をまとめた 誰でもわかるミドルディア法で慣習の一覧の作成を調停官に指示をした

特に住宅関連の価格相場を示すことにした

相互で問題が発生するのも住宅関連の費用負担割合なので住民2国が8でほぼ固定に変更だ

以前は国が支給して補修、維持は住民だったが、費用的に2:8になるのでそう決定した


食材についても基礎の食材と配給品の拡充を目指す

まだ必要な食材が足らないがケータリングをミドルディア各地に広げる

アッパーの55%、サウスディアの89%ノースディアの64%と比べ

まだミドルディアは15% ロアディアは7%しかケータリングが進んでいない

これからの課題だ


ウベコードからの了承が得られたので卯月の8日にこの大陸の地図を印刷にまわして配布する

指示を出した

特産品と高さ400m未満の範囲付きで人間とそれ以外の種族の区分け付きだ

元々紙幣印刷用の施設は見事”誰でもわかる○○図鑑シリーズ”誰にでもできる○○作業”に

地図の作成で大忙しだ


羊のスクロールは完全に廃れ紙の印刷が主流となり、余った羊の皮と羊毛は衣服に代わっていた

シェラーンでもコケーッコッコの羽で羽毛を作り始め、ゲンルールで作る羽毛布団に対抗している

こちらのコケーコッコの羽は水に強く人気商品だが生産が1日6組しか作れず、今のところ王宮に

収める用途に限定されている

ウナコードで染色を扱い56色の飾り羽根が今年のヒット商品でウナコードによってかえろうとおもう

服のデザイナーというものも確立されてきて白木綿の服は部屋着と寝間着ぐらいしか使わないようだ


アレドニアを出発し ウナコードに向かう

正式にはウナコードのナイコードが南、ガイコードが北半分だが、それを聞いたのが今年の

初めでこれまでと同じ都市名表記だ

ウナコードに到着したのは卯月も終わり皐月の2日

途中何箇所の砦を経由したが、これまでと同じように記載はしていない


ウナコードの周りは深い森の中といった様子だ

乾いた土ではなく熱帯雨林の森を再現するような見通しの悪さだ

ウナコードの東から続くアブラヤシのの水路の周りには大小さまざまな木が生え、土が乾燥した

黄色からから水分を含んだこげ茶色の土に代わっている

デザートシリーズではなくガハトと同の作物に代わり、防風林も10mほどあり熱帯雨林の

延長されたような密度で生えている

降水量自体はそうでもないため、熱帯のデザートはこれまで通りミドルディアからの輸入だが

サウスディアで栽培されている作物はウナコード分は自給できウベコード分の増産になる予定だそうだ

なぜかウナコードにきているアンジュから聞いた


ウナコードではゼシカの肥料農法の適性地でむしろミドルディアより成績が良く、猛獣キックでウナコードの兵士より強いと噂になり両親とゼシカがウナコードに招待されたと聞いた

通常イノシシは女性では討伐が難しいらしいが、”仕事にならんぞーーー”と叫びつつイノシシを猛獣キックで倒したゼシカは伝説らしい

あちこち放浪をして妻すら置いてけぼりをするバッツと比べ何と親孝行な娘だ


ちなみに猛獣の娘2名の旦那は首を引っ張られてゼシカに面会し無事承認をえて結婚したそうだ

直伝の猛獣キックも無事継承され旦那は家に帰ると、娘と妻に頭が上がらないのはこのウナコードですら聞こえているとうのは困ったものだ

まあ 広めてるのはバッツ本人だけれども、、、、、、

ウナコードでは4日滞在し途中で作った3本目の水路をこれまで通りり開発の予定をウナコードで進めてもらう


アンジュからライカがサウスディアの騎士団の団長になったのを聞いたのもここでだ

戦士と魔術師で国境の警備にあたると聞いている

正式には来年からだがすでに団長としての訓練を始めているようだ

ガーネットはこの旅で随分索敵と監視に手ほどきをしたが、まだまだ半人前で鍛えがいがある


鍛えがいといえば長女のレイナが出産し子供をもうけた

男の子でバッツの幼少期の様におとなしく、今からでも女性が寄ってきそうだ

バッツも自分ではかっこいいと思っているが、息子のライカが結婚してもファンクラブを持っているのにバッツは恐怖であっという間にいなくなるのが大きな違いだ


アンジュからのプロポーズはアンジュが絶対に書くなといわれているので書けないが随分情熱的だった

その血が娘のガーネットに流れているのか、男性に非常によくモテる

もしバッツが普通の親ならあちこちからぜひ嫁に来てくれとうんざりしているところだが、あいにくバッツはほとんど外に出ていて、ミドルディア国内に戻るときは刑務者の処遇を決めるぐらいの用事しかない


ウナコードでの滞在中にラブレスとの交渉の情報が入ってきたが、おおむねウベコードの要求が通りそうだ

確定になるまではウナコードにいる

それまでアンジュとのデートだ ガーネットもいるが偵察の練習と称して親のデートの出歯亀という品のかけらもない行動をしている

バッツの50m哨戒から見えないはずはないが、一生懸命隠れているつもりだろう

もろばれ過ぎて口の中が苦い

アンジュも気づいているか確認したが”これはひどい”とたいそうご立腹だ

諜報員として鍛えられているアンジュと駆け出し諜報員のガーネットでは雲泥の差だ


到着3日目にほぼウベコードの要求が通り妥結した

領土だけラブレスは抵抗したが、ウベコードが押し切った格好だ

これでウベコードは拡大するし作物も自給に向けて舵を切れる


バッツとアンジュとガーネット親子3人でサウスディアに帰る 皐月の11の事だ


ウベコードが片付きシェラーンのちょっかいが始まるとは思うが、ミドルディアのバッツには口を出す筋合いのものでもない

ワスプ邸はライカがいるので会っていく

双子の妻のの出迎えを受ける


バッツの”誰でもわかる植物図鑑”を片手に作物の作付け量と出荷額の報告書を書いていた

バッツなら人を呼んで”やっておけ”で終わりだが、それも開拓3年目からだ

ライカは来年からなので今必死に覚えているところだ


バッツから見て孫は3人程いるがバッツの家庭紹介ではないのでこの冒険記には記載をしない

孫を抱くと一気に老けた気になるがそれは致し方ない

ライカとは妻の扱いで随分父親のバッツの対応が参考になったといっているが、バッツの妻達の

様にあちこち飛び回って家庭に寄り付きもしない妻達と違って、サウスディアに永住する気持ちでライカと同じように仕事をしている

給金は12枚固定だが6人家族を養うのに十分だ


サウスディアは11万人程に減ったが出荷額は輸出分を除いて34万人分ほど稼いでいる

バナナの生産がバッツがいた時よりも280%ほど増えシェラーン向けのバナナジュースが非常に好調だ

トロトもガハトもトロト方式の住宅がほとんどだが、丸太ハウスは48棟のまま

 サウスディアの庁舎は煉瓦造りで34棟に増えた以外はそう変わりがない

ドリアンはサウスディアで回りあまり他の地域に出していない

助産施設への出荷がほとんどでごく一部が輸出用だ


北東オアシスからも訪問要請があるが今年は外国へは行かない

水の力で水を上昇させる?という奇妙な装置ができたのでおそらくこの新型エンジンポンプの販売の事だろう

灌漑水路には使えないが水の力だけで水を運べる代わりに散水目的にしか使えない

ウベコードの北東オアシス、ウフェタの専用品のようなものだ


アンジュとガーネットはここで別れロアディア東の開発に向かう

ただライカには財務官を寄越すよう手配はしておく


ロアディア到着は皐月の30日でそのままゲンルールのいるロア東へ向かう

早速水で水を運ぶポンプの実演を見る

散水にしか使えないが手間いらずという便利ポンプだ

水くみが面倒だという理由で開発されたが、従来のポータブルエンジン1/8の能力だが

放置可能というのがよい

取水用のポンプ用の35.7cmx6m金属管のと比べると3.6cmx6mという小さなパイプを

用いてコケーコッコ用の水は配送している

飼料だけはエンジン馬車で運んでベルトコンベアで給餌しているが エンジン馬車1日分東西600kmx600kmすべてコケーッコッコ牧場だ

おかげさまでベルリエッタのコケーッコッコを物量で上回り産業を壊滅まで追い込んだ

実に機嫌のよいバッツ 上機嫌のゲンルール博士を空中散歩に連れ出す

コケーッコッコの飼育員は2048名

全員15分間の空中遊覧のお土産だ

生産量増加のご褒美だ

口々にゲンルールは女性の希望となっている


こういっては来てくれている女性に失礼だが、じっとできない女性ばかりを集め独立志向の高い女性の集まりだ

男性であれば商人でもできるが体力的にこなせない、家には居たくない、子供の世話とか面倒というメイドに全く不向きだがここでは生き生きと作業している

独り身はもう数えるほどしかいない 自分で稼げば男性の庇護は必要ないし、子供を産む前後も

助産師、養育師、自分の飼育場もみんなで育てる体制を整えている

引退した人間も気候が良いので次々移り住んでいるロア東の開拓地


ゲンルールはこのコケーッコッコで表彰3回を受けている

大規模飼育で失敗も多いがそれより圧倒的物量で生産してミドルディア全体でも2%ほど稼いでおり、バッツの馬車、ポンプ販売より成績が圧倒的に良い

ゲンルールが好きな丸太ハウスの自宅はは商人たちお祈り場所だ

困ったものだ

バッツの生家は魔術師と戦士の祈祷場所、同じくゼシカは武闘の神様 猛獣キック像が祈祷場所だ

どうやら丸太ハウスが追加されたようだーー「遠い目」


バッツの家族の社会的地位はミクザが一番高く、次にエリーサ そしてバッツだが、今回ゲンルールに会ったのはワイン施設への入場許可の連絡だ

生産者には階級がないし 交渉官のアンジュように給金はない

しかしその給金を稼いでいるのが先ほどの女性達だ


先ほどの表向きの生産者は2048人だが実際には支援の住民が同数程度 3400人程いるので

実際には5500人といったところ

2048人全員空中遊覧が終わったのは水無月のの17日

今回は主街道の1本目から2400本目の街道の1ブロックしか回れなかったが、北にはもう1ブロック600kmx600kmの農地がある

紛らわしいがロア東のゲンルール邸はロア東門から2日の距離、ここで記載しているのはロアから

3日目の巨大コケーッコッコ産地である


ゲンルールと一緒にエンジン馬車で1日走りワイン生産工場についた

詳しい場所は書けないがロア東門から4日で中継所、5日目からワイン生産の施設がある

500km四方の20mの土壁が目印だ

手続き?顔パスだ

ここでゲンルールに改めて説明をしておく

ワイン施設の見たことをはなすと即牢屋に放り込む、一生会うことはないと念押ししておく


今回はワインの生産増強の提案の下見だ

この産地でワインになりそうな品種は8種 少し残念だが5年物用の品種は育成状態が良くない

去年から試験的に出荷をしているが木の樽によって芳香が違うらしく5年物用の樽は木の樽作るのに5年かかりそれからワインで5年なので出荷は10年後だ

1年物は木の樽が1年で10年経つとやっと10年物の樽になる

3年目のぐらいが経済的には丁度いいし 樽ごと出荷の難易度はこのような理由でごく限られた人しか許諾がない

以前ベリーズでバッツがごり押さないと出荷しなかったのはこのためである


こちらではまだ瓶詰のガラス製造施設がないため、樽で発酵している段階だ

ブドウの木を植えて適性を見て、育成のブドウを決め4年後からワイン造りを始める

まず樽のからワインの製造が始まる

1年物はすぐに出荷できるがあまり人気はなく余剰だ

配合比率はバッツでも知らない

何種類か混ぜてよい味になるよう職人の勘というものが重要だ


樽用の木材も重要で今回バッツはその育成状況を見に来た

ゲンルールは5年物のブドウの木の育成について状況を見に来た

この状況については書けない ワインの秘密は金貨の製造と同じ重要度だ

まともに出荷されるまで最低7年 ワイン樽用に木の育成も合わせれば12年後からやっと出荷だ

ワインの製造はここだが貯蔵はミドルディアのワイン製造所だ

良い熟成期間の環境がミドルディア東の地下倉庫しかないのだ

ロア東は地下室の水が多く断念した


水無月から来年の神無月まで5カ月ずっとワイン製造の改善と増産に関わっていた

ゲンルールと久しぶりの生活だったがゲンルールは積年の夢がかない夜明けから夜が暮れてもずっと働いていた

まだ書かないがこれで4度目の顕彰を受けることになる


時間はもどり水無月が終わり文月の4日

水撃ポンプの発明でロア東の上流部からミドルディアへ水路が引けないか見てくれないかと

話があったがワインの施設にいるといえばミドルディアの人間は引いてくれる

ウベコード北東オアシスで灌漑水路ができたので見に来てともいってきてる

同じ様に断るが水撃ポンプで水を高地にあげたい要望がある


バッツがここには有用だと言わなければポータブルエンジンと同様出荷できない

水撃ポンプができたのは今年の長月でまだどうするか決めかねているし、耐久性も未知数で消耗部品も期間がわからない

それでもガハトで見た水撃ポンプはウベコードにとっては垂涎ものだ

自動で水を高地に運びパイプの輸送も容易、パイプ自体も軽く工事も簡単 そして水不足の土地でも手間いらず

水が漏れたって川に戻るだけといいとこづくめだ

ウベコード用に開発したものではないが、最も活躍できるのがウベコードだ

ガハトで商人から見聞きして早速購入したいそうだ


この時点で来年まで2カ月半まであるが 書けないワインの製造なのでここで今年は終わりだ

シェラーンの動きも確認したいが、今のところおとなしいようだ

ラブレスに訪問できないなら 干 上 が ら せ て て や る

水撃ポンプの取引開始は ラブレス用食料の大幅ぼったくり価格と引き換えにしよう

竜の施設がラブレスにあると分かっただけ今年は儲けものだ


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