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バッツの冒険記  作者: 寿限無
地図作りながら冒険者始めました
112/142

開拓24年目 ミドルディア後編

弥生の9日

ロア東から5日目にワインの幼木待ちだ

先にウッドハウスを16棟運び4日目の中継候補地に置く手配をする

そのうち6棟は5日目まで運ぶので組み立てないでおく

10棟はコンクリートで囲うのも手配済みだ


トロカの木材工場でウッドハウスが作れるようになり以前より短期間でプレハブ方式でできるものと、一人で組み立てできる2種類が選択できるようになった

プレハブ方式は6人用だが一日でできるともことでロア東10棟はこのタイプだ

通常の3人用は6棟、これはワイン関係者だけでコンクリートも使わない

来年の予定だったが、バッツの来年は今年に終わらせる事と気づいてくれた強欲の手配品だ

こういう察しの速さはさすが強欲だ

ゼシカの猛獣キックをくらわさないでよかった


ベルリエッタからラブレスの件で連絡があり、探したが資料がなかったとのこと

あとはウベコードのアレドニアの確認とウベコードの交渉結果待ちだ


ワインの幼木が11日にロアに届きワイン技術員とともに向かう

16日に到着し早速全種類植える

途中猛獣夫妻とそれぞれの両親がイノシシぶりを発揮して64人分の世話をしている

光景が見えた

今年初めて来た人は面食らっているだろう

猛獣博士とわが道ゲンルールのダブルパンチ付きの熱血指導だ

直に成果を出すだろう


時期的に良い季節で1日で植樹を終える 18種類のブドウを育てる

今のところ3人だが6名に追加予定だ

成長記録を取り、それぞれどの品種をどの範囲で植えるかの検討はお任せだ

バッツはあくまでモンスター討伐と水路の作成だ


弥生の21日に10棟完成の連絡があり、ウッドハウスは28に取りき来てくれとの事だ

その間に目いっぱいモンスター討伐だ

ワインの警備の件は何の音沙汰もない

確認するとやはり希望者はいないそうだ


ミドルディアのワイン地区とロアのワイン地区をつなげることはできるし徐々に工事もしているが

食料輸送はそれぞれの都市から行うので、連絡通路にはなるが街道の様に居住はできそうもない


壁で囲いモンスターを入らせないようにするしかななそうだ

木の壁ならいつになるかわからないが、街道より1本入った新設街道を東西方向に長さ100km、高さ20m、幅50mで土魔法で盛り上げる

1時間休憩して今度は南北方向に250km盛り上げる

あとは飛んで行って500kmほど作っておいた

囲うので100km作って最後に500km作る予定だ


ブドウの生育的に20mもあれば十分だったのでとりあえずいたずら目的でも近づけないように

南北方向に500km程作っておいた

そのあとは東西方向に追加で100km作って囲うようにロア側に向けて500km作った

今年のお仕事も終了だ


帰ってくるといきなり怖がっているワインの技術員たち

バッツは南北方向には500km、東西方向を100km囲っただけだよと説明した

今年は一生懸命働いて囲った500kmx100kmをブドウの木で満たしてねと

にっこり笑いながらやさしく説明した


技術員の一人が20年分はありますが、、、、と聞こえたので

では明日来年分と再来年分作っとくよ 明日一日あれば十分だ

早速次の日に 500kmx500kmの囲いを作っておいた

これでエンジン馬車で5日分の範囲は終わった


今年の予定 馬車で6日以降の下準備にやっと移れる

夜技術員が恐る恐るやってきて、人員追加よろしいでしょうかといてくる

6名は可能だと答える

面積的に20年かかると申し上げたのですが、、、それを5倍の面積を作られたのですか?

バッツはそう聞いたので2日で120年、5日で600年分分作ったんだけど?

6人で頑張ってくれ 来年には幼木全部植えといてね

言葉を失っている技術員


バッツは3人で20年だろ、では6人なら120年分ぐらいでちょうどいいだろ

給金金貨30枚だったよね 人の5倍働けるんだから一日32時間x5で160人分働ける

ということだ

それが6人  一人で960人分働けばいいだけだ 120年分なんて計算上来年で終わるよ

俺2日で120年分の仕事だろ つまりは44万人分が1年の仕事を2日で終わらせた

俺金貨60枚 

たかが1年半6人で960人分ぐらい働け 怠け者なの? 権益手放したくないんでしょ?

にっこにっこしている 怒るわけがない


計算はめちゃくちゃだが、無理やり動かすにはバッツ労働させるに限る

これで移動しないとできないし、運ぶルートもできる

合意しようが無理やり動かすにはバッツ労働させるに限る


夜が明けるとミドルディアのワイン工場からお怒りの通信だ

無理させんなぼけ だそうだ

回答

たった160人分働くだけで,、44万人分働けといっておりませんが?

私の0.03%ぐらい働けよ

0,03%しか働かないのに給金は私の半分ではないですか

なにか?


3人引き上げるぞ

回答

ワイン関係者は勝手に移動できませんよ

他には?


ワインは高収益だから給金に見合っている

回答 拡大したのバッツ ワイン消費国内4、国外6になったでしょ

 

黙っている、何も無いようだ

バッツは3人で320人分働いてもらいますねといって通信を切る


貴族すらいきなり金貨没収で刑務所に放り込むのにワイン関係者だからといって容赦するわけがない

強欲から夕方に連絡があり、バッツの言う通りしたらワインの出荷できないそうだ

バッツはここにいる3人が一日32時間のうち320時間働けばよいだけです

特に問題はない 出荷可能です

いまからワイン希望者募って間に合いますかねえ とニヤニヤいやらしい笑みをして

通信で答える


強欲も”おまえはかわらんのう”と誉め言葉だ

バッツは”私の思うがままに世の中を動かしたいので報告書を書き、私の思うがままに動いてもらうように交渉し、私の思うがままにやりたいことをやる”変更はありませんよ

ロア市長殿

強欲が”わしにに任せろ 6年で動かす、それでこらえろ”


バッツはそれではお任せします

まあ強欲だ 金貨を削って、ワイン関係者の募集に心当たりがあるんだろう

住宅は1000人分以上見ていたのは知っているからな


ほどなくして約800人ワイン関係者をそちらに送る

”800人分の住宅付きだ、それまでは居ろ”だそうだ


翌日

金貨は6枚でよいそうだからいいな とうれしそうーーーーーーーーーーーーーな声で連絡がある

バッツは”市長の面目を建てましょう”計算された様式美だ

強欲から”聞くまでもないが2000人は居住できるな”

バッツは もう1桁多く住めますよ 準備終わってますので”

バッツは”1/5になったので32時間だけに変更 予想は1000人でしたので、さすがは強欲市長というほかありませんな”


今日は26日 皐月晴れのような弥生の天気だ

予定が28ということは27には終わっているので向かう


ロアから4日目の中継地でコンクリートの枠を外している作業だ

顔なじみの土建屋 リンガーがいる

バッツ

【商人のメランドを訪ねていってくれ バッツの件といえばわかるようになっている】

メランドはいきなり牢屋に放り込んだ商人だ

運転資金と個人資金のごまかしという典型例で、アッパーで放り込んだうちの一人だ

ごまかしが金貨16枚ほどだったので金貨16789枚全額没収したので仕事を回すことにした

それ以来心を入れ替えて正直に報告するようになったと聞いている


16枚なら本来なら見逃していいが”男の宿命関連”で女性からの申し立てだったので即放り込んだ

未払いなんてやらかしたら、1日でも牢屋に直行だ

それ以来何と真面目になったことか、多少の融通は見逃しているが未払いだけは別だ

働いてるのに金払わんとか??何か頭のおかしなやつには頭を物理的に凍結させてから放り込む

バッツに色仕掛けで見逃してもらおうなんて甘いので、女性だろうが関係なく放り込む

バッツ特製Gの部屋ご招待は実に良い成果を上げている


金貨のごまかしがずいぶん減った 一年で100人程度は出るがそれまで10万人規模だった

以前は立場によっては修正で済ませた事例もあるが、そんなものは知らない

”記憶にございません”と一言でも言おうものなら 一家離散させて財産没収の上解雇して家財もすべて売り払う

”記憶ないんだろ? では問題ないな”とバッツ労働2年間だ

4日不眠不休で刑務所の補給の作物づくりに回して働かせると、おとなしくなるので何の文句も出ない


弥生も終わり住宅が次々運んでくる

バッツは当面の6人と追加の4人分のくみたてを終わらせて弥生が終わる


ワインの募集は簡単だった 刑務所にいる人間のタダ働きだ さすが市長素晴らしい

刑務所から人に危害を及ぼすもの以外全員ここで働かせるそうだ

次々見慣れた顔が連れてこられる

ワイン製造で働けば見逃すといわれたらしいが、バッツの顔を見ても帰りますとはいわない

ワインの施設からの脱走は即死罪だ

一生懸命働いてくれる

卯月で120年分の仕事が80年分追加されて仕事が沢山できてうれしいだろう


相変わらずモンスター討伐と水路建設と住宅建設だ

といっても住宅は受刑者に作ってもらっているし、モンスターは自動迎撃だ

バッツは卯月の18日に600人超えたので水路も手伝ってくれるので実に早い

ワインの関係者は5年分の仕事を作ってあるのでさぞかし満足しているだろう

受刑者は200年分だけどね


20日にワイン専用の商人用のエンジン馬車が2台来ると、ここの職員でウッドハウスを運んでもらう

これでバッツの仕事はずいぶん減る

街道沿いでモンスター退治は自動のままで、水路建設が残るだけとなった


”予定より”進んでいる 実に晴れやかな気分だ


何といっても44万人で5年分の仕事がある

2000人ならすぐに立ち上げてくれるだろう

 8年でワインの育成が終わればできるかな?

8年は我慢をするよと機嫌がいいバッツ

皐月始めのあいさつで天気も五月晴れ、水路建設も順調で、護衛だけの懸案だ


ロア東は4日目まで完成させ、ワインの生育待ちにできるだけ早くしたい

6日目以降は未定だがそこに60人規模の砦を作ろうと思っている

4日目のコンクリートウッドハウスは6人用で実に快適そうだった

同様のウッドハウスは強欲が5日目のワインが落ち着いたら建設するそうだ

つまりは来年分だ


皐月の4日になり護衛の40人が到着する

高度がが高い以外水も豊富で、そのまま飲めるし食材には苦労しないし6人護衛が5隊ほど手配してある

10人は予備でこれほどの高度の警備は初なので安全第一だ

荷物の受け取りも必要で、身内のものと面会の施設も作らないといけないので10棟は必要と判断した


今は均等に4人ずつ入ってもらい、疲労のチェックをバッツがする

受け入れ者のチェックはこの騎士団にしてもらう

いづれ北のほうに同様の施設を作る、さらに高いところなのでここでの疲労度によって

ロア東6日目の状態が変わってくる

警備方法については今までと同じなので特に問題はない

疲労の関連の調査を週に1度来る予定だ


皐月の10日になりワインの労働者が来るので受け入れに来る

ワインの住宅は2名づつの入居なので800棟あれば1600人は滞在可能だ

この時点で1146人なので住宅をエンジン馬車で運びつつ受け入れを行う


財務官は4名来たのでそれぞれ気に入ったところに入ってもらう

4日目より西が2名、東が2名で彼らは警備とは別行動で財務関連だけやってもらう

この時点で44名 最大60人なので十分な人員だ


財務官から、ワインの関係者のボヤキと怒りがすごいですといわれた

文句言うなら44万人分働けばいい

”ミドルディアからロアディアまで人力で走って荷物を運びたいまで分かった”

伝えてくれるように頼む


雑談しつつ疲労度の確認だ

エンジン馬車は2台持ってきているので補給面で心配はない

疲労はやはり少し高めだ

3隊では少しつらそうなのでもう1台エンジン馬車を頼む

3隊巡回の予備1隊、人員の予備10人で当面試行する


バッツは水路作成に戻り淡々と作業する

ゼシカも肥料を作り売りさばいているし負けてはいられない


住宅輸送のないときに両親の様子を見に行く

両親の疲労の様子を見に行ったら”働きなさいバッツ”で追い返された

ゲンルールの両親を癒すと、平地に比べ高い疲労度だ

強引に抱き着いて治療しておく

バッツは”無理をされています 仕事は半分に落としてください このままですと3日に一回こないといけなくなります”

少しオーバーだがどこかで止めないと年だ

若い頃とは違うといっても聞くわけがないし、バッツの手間になるので控えてね

作戦は成功したようだ


シェラーン頼んでいた塩漬け荒巻鮭がミドルディアで爆発的な人気だ

両親にごちそうする 鮭のオーラは出ないがずいぶんと箸が進む

酢味噌というのも好評だ いくらでも食べれるといって一皿平らげてしまう

そしてお目当ての黒いコケーコッコ肉のメインディッシュと3年物のワインでお祝いだ


食事が終わると両親を担いで30分の遊覧飛行だ

自分たちの仕事を空から眺める機会はない

バッツのみの特典だ

空に浮きながら両親にもう一度釘を刺しておく

遊覧飛行が終わり

今日はすぐにおねむだそうだ そりゃバッツが食事補助と睡眠値上げ続けたからね

いい気分でお休みいただきたいものだ


皐月の22だが住宅とワインの受け入れがひと段落付き

エンジン馬車の到着をまってバッツの5年分の仕事終わった

ワインは200年分の仕事と用地は作った

今後はミドルディアのワインとロア東のワイン製作の連絡通路を通す

750km程作ってあるが、あと6000kmほど追加しておく


ゲンルールの作業は仕事が途切れるとこはない

319万羽のコケーッコッコを64人で回すので移動を加味するとぎりぎりだ

ロアの供給分を当面賄うこと重要だが。こちらは1500万人だ

サウスディアの様に配れるまでは時間がかかる


ロア東の6日目の補給所まで行き南北の連絡通路づくりをする

真横には20mの壁が500kmにわたって並んでいる

750kmは作っておいたのでそろそろ2か月になり、固まったころだ

燃料は中間位置で焼き玉エンジンは走行していく

寝台馬車というのを使ってみたが実にここちがいい

折り畳みのベット以外は窓もあり日光浴もできるし食事もとれる

ハンモックもバッツは好きだが、暑さ寒さは感じやすい

簡易の冷蔵庫もあり氷に入れたトリトの果実はおいしい

熱帯雨林でもなければ転回に苦慮もしないし、燃料は20日分持つようになって随分補給が

楽になった

32日かかりワインの製造所に到着、地図があると道も作りやすいものだ

6000km作るのはそう面倒ではないが、土か固まらず食料現地調達の調査をしつつ燃料補給に5日目までも戻っていてまた走行しているため時間がかかった


実に慇懃な対応だ

給金が下がったのにさすが強欲市長だ うまく丸め込んだようだ

事業資金の処理で4年分の余剰金があるのを強欲に伝えたが効果があったようだ

全員まとめて入れないので、260kgの荷物背負ってミドルからロアまでピクニック

させようかといってみたがそれだけで効果があるとは思えない

何にせよ意見が通ってよかった

作った街道はバッツの焼き玉馬車で通れたので輸送用馬車でも通れる

非常用だがあれば緊急時はこちらからでも移動できるのは大きい


ここに来た理由はエルフの移動の様子見だ

移動しているか確認をするためだがしていない、生粋の引きこもりは強敵だ

まあ食べれて不自由なく暮らせていればいい

紅茶も支給を始めて好評の様だし、卵もお気に召したようだ

高度600m以下なら移動できるが、移動しないんじゃね、、、、

ワイン関係者の協力は得られないが、邪魔されないのであればいい


一度ミドルディアに帰りウベコードの状況を聞く

到着は文月の16日

ミドルディアの王宮にワイン関係者のため込んだ裏金を納品してお仕事完了だ

たんまり 12万枚ごっそり取り上げた


ウベコードからの情報は冒険記で公開できるものは少ない

魔力の使えないものしか途中の島までしか行けず、途中の島からラブレス本国には誰も踏み入れない

こんなことを聞いては【い か な い わ け に い か な い じ ゃ な い か】


そして不滅の男ブレイン 興味をそそられる

今年はまだあるが、ダークエルフの様子を報告書で見る限り人間が街を作るように、高度は300mから森さえあれば住めはしないが滞在はできる、高さは鳥人のからの情報通り1200mは超えれない


南北に同じように長いエルフの森とトロカ北の森はダークエルフの森

水の豊富さ、山の麓まで続く人間では住めない森と似通っている点は多い

ワインと紅茶の栽培高さは540m それより上には人間では滞在もつらい

まさかとは思うがバッツに運んでほしいから駄々こねている可能性? エルフに限ってはない

エルフとダークエルフの立ち位置は微妙だ

住みわけができるならいいが、ワインの施設の通り動かせないものがあると、移動できず籠るしかなくなる??

実際南部の森でもダークエルフは活動で来た

 エルフでも住めるといったのはダークエルフの夫婦だ


残念ながらラブレスには到着できそうもない

エルフを解決すべき問題があるのでミクザに甘えるのもたいがいにしてエルフの里に向かうか、ラブレス関連の解決策を考えるか決める

迷ったときには両方やってみる


ラブレスの特産品は何もない

小さな2つの島と本島の3つの島だけの国だが、世界制覇直前までいくのは”  い つ も ”ラブレスばかりだ

よほど強大な力があると思われるが、食料をウベコードとアレドニアに頼っており、金貨の発祥の地ウベコードと魔法発祥の地アレドニアとだけ交易をしており

現在はこの2か国だけとの交易だ

ミルギーの資料も見たがラブレスのことは何も書いていない


世に信じられている尾ひれが沢山尽つき事実とは異なるねつ造された物語が書いてある

この冒険書の様にいろいろやってみては高い壁に跳ね返され、結局は他人がうまく回せるように

試行錯誤していることは何も書いていない


ひたすら英雄譚だけだ


作り上げられた伝説の竜の使者の活躍を”英雄”と呼ぶならバッツは英雄ではない

魔力だけは高く、記憶もよいが。自分の興味ある新しいことに夢中で、妥協点はバッツの許容範囲でしか許さず、思い通りリならないとイライラしてごねる

英雄には程遠い欠陥人間がなんとか暮らせるのは妻達がバッツ以上にわが道を行くものが多く

こんな出来損ないの英雄もどきになんとかお付き合いをしてもらえるという安心感だ

なんとかどうにかバランスがとっているありさまだ

まったく完全無欠の非のない英雄がいたら見てみたものだ


ねえ ブレインさん


アッパーでアンジュとエリーサに甘え19日かけてエルフの里に到着した

恒例のご挨拶のあと南部に住める森があるが、行かないのか?と聞いてみるが行かないそうだ

もう放置でいいかと思っている

エルフは夜目がないのは事実の様だ

カサードキの未公開の冒険書にもそう書いてあったしな

ダークエルフは夜目もあるエルフだが、お昼も活動できるとある

こちらではダークエルフはお昼には寝てるが、トロト北では昼に起きて夜寝るダークエルフがいてモンスターを討伐している

通説では昼がエルフ、夜がダークエルフの活動領域だがそれすら怪しい

ダークエルフは昼夜の魔物の対応できるが、魔石生産ではエルフの1/3、エルフは白魔石、

黒魔石になる魔石生産はできるがダークエルフはできない

元々ダークエルフがロア北の森にいたというのは事実だろうが、エルフだけでは暮らせない

夜はダークエルフの支援が必要だ


エルフとダークエルフに冷たいのは今に始まったことではない

自分達の世界から出たくないのに引っ張り出してもしょうがないし、行きたいので協力してくれたら協力するが”連れて行ってくれ”ではさっぱり協力する気にもならない

エルフ単独での移動は難しそうだ


暗くなる前にエルフの駐在所に戻り

 ダークエルフの近況を聞いておく

話せないダークエルフとは ×と〇で質問形式で対応だ

現在256人がトロト北に行っているが

警備は人間の手を借りないでこなせているし暮らせている

食料供給ははしているが十分に暮らせる

問題があればトロト北の騎士で対応することになっているがいままで出動実績はない


地図を書いていてエルフの住める地域というのはミドルディア国内以外は中央の山脈の

シェラーン側にもあることがわかるが、人間の手が入り材木の需要も高いのでエルフたちには

住めない環境だ


兵士となったレラとラフローがいるエルフ駐在所

小さい頃に来たこの森に囲まれたところで暮らしたい希望があり志願してこちらに来ている

バッツのエルフ治療は白魔石のおかげでバッツ一人分は十分にこなせている

魔術師は12名ほどいるようになり 兵士は12名に減った

相変わらず駐在所は狭いが紛争への警戒でスカイブルー側の砦には48人づつ496人砦にいる


ダークエルフにエルフ連れて南に移動できそうか聞いてくれるように頼んでみる

ワインは補給ができないが、紅茶のエリアからの補給の協力は得られている

紅茶のポータブルエンジンを自走式に変更して吸引して回収に変更したのがきいたとおもう

ワインに適した土地と紅茶栽培に適した土地は被らない

場所は書けないが南側は広大な紅茶専用の畑だ

面積は紅茶のほうが180倍ぐらいありこの大陸すべてに供給できる量だ

紅茶の施設は北側にあり南側にも収集施設を建てそちらからも出荷できるようにした

ロア東の6日目からからまっすぐ南下すれば紅茶の南側施設の横に来るようになっている

ただ新設の道で水も多く走行にギア2の場面があり時間を要したが、本来ならエンジン馬車で10日の距離だ

通信は通じないが秘密の施設の関係上中継所は置けない


夕方になりダークエルフからの返答は不可、トロカ北に帰りたいだけでエルフの事はエルフで対応してくれ

実にわかりやすい

エルフはエルフ商人に運んでもらい確認を取ってもらう

マーキングがしてあるし熱帯林の様に1年でははげ落ちない


今年でデザイヤ国王が退任する

軍事施設は拠点化も要塞化もひと段落付き悠々自適な生活なる

軍からも離れるので住宅は通常の貴族地区になるが、国王時代の給金は要らないといってもらってない

先生もそうだが国王退任後は一生貴族のままだ

給金は6枚と下がってしまうがもらってないところから増えるんだ

さして支障がない

次の国王は空気の読める財務長官 ヘンリーギョージだ

デザイヤ国王は出身地のアッパーディアにく

息子のアゲインと一緒に軍事拠点に暮らしたほうが、貴族のふるまいをしないでよいとさっさと向かってしまう


デザイヤ国王退任時にバッツに長年の功労で黒いローブではなく、全身真っ赤のローブを

送られることになった

羞恥プレイ???????と断ろうとしたが国王が退任時のプレゼントで

アゲインから

”押し付けられた仕返しと思ってください”、、、、、、だそうだ

これもバッツが無理やり国王にした報いと思い受けることにした


エルフは自力で出たいというまで放置、出たいといってもエルフの商人に運んでもらう

ダークエルフと同じだ

結果的に こちらのほうがよかったが、当時はどうにもならないので放置するしかなかった


来年エルフの警備の7軍がミドルディアから離れエルフ、ダークエルフ単独の護衛に変更される

紅茶生産地の南側の建物がやけに立派な200人砦なのはそのためだ

同様にトロカ北にも駐留所が建設される こちらは通常の50人砦


退任のあいさつには出る

バッツが勝手に振っておいてよく軍事作戦、施設の整備をやってくれたものだ

貧乏くじお疲れさまとは言わないが、それに近いことのあいさつで締め開拓24年目が終わった


デザイヤ国王の軍事施設と軍事教練の実施の置き土産でバッツの懸念はラブレス関連だけになった


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