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第四十九話:蓮視点

(なんで、酒呑は誰かのために怪我をするんだろうか。)

俺にとって、他人は他人。たとえ血縁関係にあろうと、俺にとってはどうでもいいなのに、なのになんであいつは誰かを守るために怪我をした?

(あいつは決して弱いわけじゃない。それどころか、俺が知ってる中では一番強いはずだ。なのに、あいつは自分で勝てないとわかっている相手に挑んだ。なんで、なんでそんな命を無駄にすることができる!?意味がわからない!)

命とは、あってこそのものなのだから。

(明日、酒呑にでも聞いてみようかな。そして酒呑だったら・・・・俺のことを知ったらどうするんだろうか。)


「うん?助けた理由かー別に単純だと思うんだけれどなぁ。」

「単純じゃねえだろあの騎士野郎お前よりも強かったんだろ?なのになんで戦ったんだ!?」

それを聞いた酒呑は、不敵に笑った。

「ははは!あのね蓮。勝利というのにはいや、違うね。戦いというものには大きく三つに分けられる。

一つ目は勝っても勝たなくても問題がない戦い。これは正直いってほとんどないかなー

二つ目は、必ず負けなくてはいけない戦い。これは闘技場とかそういった場所での戦闘が当てはまるね。

三つ目。これが一番重要だね。三つ目は、必ず勝たなくてはいけない戦い。これは、相手が自らよりも兄弟だった場合や誰かを逃すときの場合が当てはまる。今回のは三つ目に当てはまるね。まあ今回は、死んでも勝つ戦いではなかったから逃げたわけだけど。死んでも勝つ戦いとかだったら確実に勝てたよ。」

「なんで、死んでも勝つというふうに条件をつける?」

それを聞いた酒呑は、少し暗い顔になりいった。

「この世界では、ある程度実力がある人間は必ず相手を殺す技も持っている。そして、それは相打ちになることも同様だ。例を挙げるならば自爆とかだね。そこらへんが特に当てはまるけれど、これ以上はやめておこう。それを僕も持っている。というわけじゃない。まあ強いていうのならばだけれど、あの騎士と僕が戦ってたら最悪の場合僕の右腕無くなってた可能性もあったからね。だから安全策を取らせてもらった。まあユウ達を逃がすための戦いだったこともあるけどね。」

そういって酒呑は、食事をやめツルハシをとった。だが、次の瞬間ユウの叫び声がこだました。

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