第四十八話
「あーマジで死ぬかと思った!」
(いやほんとマジでなんであんなに強いの!?あの人本来なら本編開始後に全盛期迎えるはずだったのになんでだろうなーてか普通雷避けるか?やっぱバケモンだわー教会の奴らって基本バケモンばっかだってどこぞの作成者が言ってたけどマジでその通りだったな。)
そう思いながら、僕は蓮に追いついた。
「うわっ!びびったお前急に出てくるなよ!教会の奴らに見つかったと思っただろうが!」
「いや、文句言いたいのこっちだからね?普通坑道に隠れる?せめて案内板くらい残しといて欲しかったよ。」
「それに関して、はごめんなさい。私、は少しバレるわけにもいかなかったから。」
「ああ、大丈夫だよ。主人、ご無事ですか?」
「ああ、兄ちゃんも大丈夫だったか?正直言って死んじまったかと思ってたぜ。」
主人は僕に向かって軽口を叩きながらも心配してくれていたようだ。彼の手にはたくさんの汗が浮かんでいた。
「しっかしまあ、ここは随分と興味深いですね。『緑戦鉱石』が壁一面に散らばっていて実に興味深い。それにしても、本来であればこのような岩石に囲まれた場所に生成されるはずがない。」
「あん、なんでだよ酒呑?」
「決まっているだろう。『緑戦鉱石』とは名が表すように森林などのような多くの生命が溢れるような場所で数十年に一度生成されるような代物だだが、これらは見たところ生成されてから数年しか経過していない。実に興味深い!」
「よく知ってるな少年。そうさここは色々と特殊な場所なんだ。それこそ、ここいらは数日前に掘削したばかりだが、それでもここの鉱石は数日が経過すればすぐに生成される。俺らもなんでかは知らねえがな。」
「親方!珍しいね。ここまで出てくるなんて。」
「おおユウ!無事だったのか」
「親方?あの、宿の主人さんあの人は誰なんですか?」
それを聞いた主人は、ため息をつきながらいう。
「ああ、あいつの名前は雁鉄。この場所の親方を務めていて、この場所について2番目に詳しいやつだ。そして基本的にこの場所から出てくることはねえ変わりもんだ。」
「変わりもんはねえだろうがおい。さて、少年よく『緑戦鉱石』について知っていたな。そしてユウから話を聞いた。こいつをプロテスタントから守ってくれたんだよな?本当に感謝する!こいつは俺たちにとって家族のようなものなんだ。礼といっちゃなんだがあっちに俺たちが使ってるツルハシがあるそれを使ってここから、『緑先鉱石』を持ってくれて構わない。ああ、だがもうすぐ夜になりそうだな。こんな場所で悪いが、ここで寝てくれ恩人に頼むのは少し忍びないがな。」
「大丈夫ですよ、屋根があるだけ十分ですから。」
「そうか、それはよかった。」
そういって雁鉄さんは奥に向かっていった。そして少し蓮が思い悩むような表情をしていたので話しかける。
「家族か・・・」
「どうしたんだい蓮?さっきの戦いで少し怪我でもしたか?」
「いいや大丈夫だ。」
そういって蓮は寝転がってしまった。
(マイペースだなぁ。それはさておき、プロテスタントの奴らはどうしようか。あいつらは正直いってなぁ話通じないんだよなぁ。めんどくさいなけどほっとけば必ずやばいことしでかすからなー)
そうして僕は、プロテスタントをどうするかについて考え始めた。




