第三十五話
「ふーんなるほどな。神を殺すための組織か。どうりで酒呑が強いわけだな。納得納得ってできるか!いくらなんでも神殺すってどうやんだよ確かにティアマトとかを復活させたら勝てるかも知れないけど、そいつら負けたんだろ?勝率低すぎなんだよ。」
「確かに彼女たちは敗北したよ。だが、その大きな敗因は彼女たちを封印するために『大鐘楼』を使われたからなんだ。」
大鐘楼それは終末を告げる鐘あるいは『災いそのもの』と言われる、神などに対する兵器としてヘパイストスが作ったがロキに盗まれて使われた兵器だ。
「まあ簡単に言えば、ティアマトとかは自爆したんだよね。まあ神とかそこらへんに対する作戦はまだ据え置きって感じだね。今は戦力を集めて、差別をなくすそれができれば別に殺す必要なんてないんだよ。だからティアマトたちを解放するのは最終段階まで行ってからかな。」
その言葉にほむらは唖然とする。
「お前正気か?正直言って差別はどうにもならないと思うぞ。いくら私たちが強かったとしても世界に仇なす行為とみなされたら教会が攻めにく・・なるほどな。そのための戦力増強か。」
「そう、その通り。どうだい?百鬼夜行の幹部になってくれないか。」
その言葉に、ほむらは覚悟を決めた目で酒呑を見る。
「わかったよ、私みたいなのでいいなら『百鬼夜行』の幹部になる。以後よろしくな。」
「ああ!以後よろしく頼むよほむら!」
そうして酒呑はほむらと握手した。
「さあ、今日はもう遅い。早めに帰ってくれ。」
そういてほむらを送り出した酒呑は、地面に背中から倒れた。
(あーこれ真面目にやばいな。やっぱ理の逆転みたいなバカみたいな能力使ったらこんなことにもなるか。こりゃ多分、向こう一週間は能力使えないな。
まあなんとか『天剣』倒した時に獲得した『神業』があるからなんとかなるとは思うが・・・これであのババア倒せるかと言われたら多分無理だよなあ。
一応、そのために『白龍』開発してもらったけど、《《アレ》》は普通に使ったらやばいしな。て言うか今でさえ反動で肩脱臼しかけてるけどあれ使ったら絶対やばいことになるよな〜ほんと残酷な世界だ。)
そうして酒呑は眠りに落ちていった。
一方そのころ、正教会では・・・
「クソ!あの女狐め。よりにもよって、この土地での布教の許可を出すかわりにあの『《《聖遺物》》』を渡せだと!?」
「確かに正気だとは思えんな。まさか神の子たるイエス様の両手両足を貫いた
『ヘレナの聖釘』を渡せとは。」
「だがしょうがない。他の聖遺物とは違い、同じ効果を持ったものもいくつかは存在している。渡しても損はないだろう。」
そうして暗い場所で、男たちは話続けた。
白龍の仕組み解説〜
1.実体をもたせた空気を、白龍の異次元空間に流し込みます。
2.電撃を砲身に纏わせます
3.弾を装填します
4.発射
5.1234を繰り返すだけで連射が可能。
(因みに酒呑が実体をもたせた空気なので、酒呑の意思で曲がらせたり速度を落として飛距離を上げるってのも可能。)
書いていて思いましたが、どこぞのパラディンを少し思い出しましたね。あれは普通に面白かった。
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