第三十四話
『memento mori』それはあまりにも強力でそして残酷すぎるが故に、酒呑が決して負けることのできない戦いであると認識した時その時だけ、5分間の詠唱という実戦において圧倒的な代償を払うことによって発動する、魔法と言っても過言では無い酒呑がいま発動できる最強の『固有空間』である。
「この空間には本来僕の空間においては定められていない法が存在する。それは
発動者は《《この空間内での限定的な事象の逆転操作が可能となる》》ことだ。」
それを聞いた男たちは即座に酒呑を殺しにかかる。
「クソっ!『天剣術第十二型』『断空」
「『生死を別つ鎌』」
その瞬間、男たちは物言わぬ骸となった。
そして酒呑は独白する。
「本来この空間から出れば死んだことはなかったことになる。だが、この場で例えるのならば君たちの心臓を抉ったり首をきったりすればどうなるんだろうね。
卑怯と罵ってくれても構わないよ。実際卑怯な戦い方だからねだけど君たちは僕の逆鱗に手を出した。決して許すわけにはいかないんだ。」
そうして酒呑は、男たちの心臓に向けて弾丸を打ち込んだ。
「大丈夫だったかほむら?無事ならいいが。」
「確かに無事だったから良かったものの最悪の場合、お前死んでいたんだぞ。それわかってんのか?他人の命よりも、まずは自分の命を大切にしなくてはいけないだろうが!」
そう憤るほむらに酒呑は落ち着くよう言う。
「まあまあ、落ち着いて。勝つことができたんだからいいじゃないか。それに二人とも無事だったんだし。」
「負けていたらどうするつもりだったんだ!」
そう言われると酒呑は真剣そうな顔つきでいう。
「昔ある人が言った。『手に入れることが勝利というのならば手放すことが敗北か』と僕はそうは思わない。敗北は格上に勝つための前提条件だ。僕はたくさんの失敗をしてきた僕はたくさんの過ちを繰り返してきた。だからこそ、僕は生き方で後悔したくは無いんだ。だからこそ、君のことを思って言わなかったことをいまこの場で言うね。鋼野宮ほむら君に、僕の組織『百鬼夜行』の幹部になってほしい。」
「はあ!?意味わかんねえて言うか『百鬼夜行』ってなんだよ!」
それを聞いた酒呑は、『百鬼夜行』とはなんなのか何がためにあるのかを話しはじめた。
本編短くてすみません。作者です。はい。すみませんねメメントモリ使うの短すぎ?そら強すぎる能力には何かしらのデメリットがあるものなんですよ。
(メメントモリのやつはえげつなさすぎるけど・・)つうかメメントモリは、今回は殺す系統でしたけど生き返らせることとかも可能なんですよね。
(五分だけ)あ、因みにこの世界には生きてりゃなんでも治せる薬とかもありますんでそれくらいの時間で十分なんすよね。(値段高いし、教会に借りを作らなくちゃいけないけど・・・)
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