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迷想連奏歌  作者: 加部宮
14/16

雑踏

街は足音に満ちている

普段は耳に入らないけど

家族のために働く会社員

安全を守る警察官

何かを企む罪人

みんな雑踏の中にいる

足音は皆に平等だ


街は足音に満ちている

普段は耳に入らないけど

歩く人

走る人

何かを追う人、逃げる人

雑踏はみんなを隠す

足音は区別できない


街は足音に満ちている

普段は耳に入らないけど

空を見る君がいて

君を想う私がいて

関係のない通り魔がいて

みんな雑踏に気づかない

足音は何も教えてくれない


街の雑踏の中で

笑って血を流す君がいて

狂って暴れる他人がいて

見ているだけの能面がいて

みんなを呪う私がいて

それらはみんな歩くけど

足音は普通と変わらない

音では何も分からない

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