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霧雨
雨が窓に線を引いた
線は少しずつ増えていった
外は白くかすんで見えて
それはまるで心のようだ
先が見えず
前は濡れて
冷たい霧が周りを冷やす
窓に触れると乾いていた
濡れているのは外側だけ
ただ暖かい内側は
洗われることさえ叶わない
乾いた暖かさと
濡れる冷たさが
互いにあきらめ合っていた
私は外の雨を見て
うらやましい、とそう思った
濡れるけど
冷たいけどその霧雨を見ていると
素直に洗われたいって、そう感じた
乾きと潤い
ぬくもりとつめたさ
両方なんて、どこにもない
雨が窓に線を引いた
線は少しずつ増えていった
外は白くかすんで見えて
それはまるで心のようだ
先が見えず
前は濡れて
冷たい霧が周りを冷やす
窓に触れると乾いていた
濡れているのは外側だけ
ただ暖かい内側は
洗われることさえ叶わない
乾いた暖かさと
濡れる冷たさが
互いにあきらめ合っていた
私は外の雨を見て
うらやましい、とそう思った
濡れるけど
冷たいけどその霧雨を見ていると
素直に洗われたいって、そう感じた
乾きと潤い
ぬくもりとつめたさ
両方なんて、どこにもない