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13.共同生活、始まる


材料が不適切。

メッセージには、そう書かれていた。


弱ったな。

今は夜。


スキルの試用をしようにも、外は危険だ。


待てよ? 骸骨のヴァイスは俺を襲わないし、ひょっとするとモンスターって襲ってこないのかも?



「なぁヴァイス。俺が外に出たらどうなると思う?」


「多分、マッドハウンド辺リニ追イ回サレテ、噛ミ殺サレマスヨ。

モンスターニヨッテハ、野蛮ナ連中モ居マスカラ」


「ここに居ても襲われないのは、やっぱヴァイスが居るから?」


「基本的ニモンスターハ、目先ノ獲物ニシカ興味ナイデス。

尖ハ、驚クホド無臭ダカラ、姿サエ見ツカラナケレバ、鼻ノ利クモンスターニモ気ヅカレナイデスヨ!」



俺の体が無臭というのは、きっと神様の仕業だろう。

そんなことに気を遣うくらいなら、スキルの説明とか、もっとして欲しい事があったぞ。


まあいい。

それより、スキルの試用だ。



「ヴァイス。頼みがある」


「何デス?」


「まず1つ目は、ここに一緒に住まわせて欲しい。

2つ目の頼みは、1つ目が前提だから後で言う。

返事を聞かせてくれ」


「イイデスヨ! 尖ハボクノ友達デス!」


「ヴァイス!」



がしっ! 俺達は抱き合った。

男の友情は種族差すら超える。



「デ、2ツ目ノ願イハ何デス?」


「ああ。俺、この世界のこと何も知らないんだ。

食べられる物、どこにどんな国や建物があるか、この世界のルール……俺に教えてくれないか?」


「ボクニ分カル事ハ、何デモ教マスヨ!

……アア、デモ」


「ん?」


「ボクハ日中、活動デキナイ。

ダカラ道案内ナンカハ難シイデス」



まあ、こんな足手まといを連れて、夜の探索とか自殺行為だもんな。



「分かった。探索は昼間、自分でする。

ヴァイスには夜、俺の話に付き合って欲しい」


「喜ンデ!」



こうして、奇妙な骸骨モンスターのヴァイスと俺の共同生活が始まった。



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