第21.1話 見たいものみるべきもの
第21.1話 見たいものみるべきもの
大猫の回収からギルドへ戻ったあと、サクの周りでは目まぐるしく物事が動いた。
まずは、大猫の素材をどう扱うかである。
毛皮をどうするのか。肉は使えるのか。骨や爪や牙に値がつくのか。ギルドの取り分はどうなるのか。バンと解体場の者たちは、素材を扱う商人を呼ぶかどうかも含めて、顔をつき合わせ、ああでもないこうでもないと話し合っていた。
その横で、サクはヘレナと向かい合い、村へ持ち帰る物資の確認をしていた。
塩。鉄の小物。布。針。糸。薬に使う瓶。頼まれていた細々とした品。
一つ一つは大したことがないように見えて、村へ持ち帰ればどれも必要なものだった。
「こっちは数、合ってる」
「塩は?」
「明日の朝までにまとめさせる。全部は無理よ。あんたの持てる量もあるし」
「そらそうやな」
「それと、今回の報酬から差し引く分がこれ」
その途中で、バンに呼ばれた。
「大猫の毛皮のことで話がある。あとで小屋まで来い」
そう言いながら男たちと大猫の素材を運んでいった。
ヘレナが紙に数字を書いていく。サクはそれをのぞき込み、少し眉を寄せた。
「……細かいな。もっとざっくりでええで」
「いいかげんにしない。後で文句言われるのいやだからね」
「はい」
ヘレナにそう言われると、サクは素直にうなずくしかなかった。
ある程度、書面と現物の確認が終わり、サクは立ち上がり、解体小屋へ向かった。
そして、何気なく振り返った。
十人以上の冒険者が、ぞろぞろと後ろをついてきていた。
「……なんでついてくるんや」
サクがそう言うと、男たちはそれぞれ知らぬ顔をした。
「いや、別に」
「たまたまだぜ」
「小屋の方に用があるだけだ」
「わしは散歩じゃ」
全員の目が、妙にぎらついている。
解体小屋の入口まで来ると、そこにむさい男たちが鈴なりになった。入り口から中をのぞこうとし、肩を押し合い、文句を言い合う。
バンが振り返った。
「邪魔だ」
一言だった。
それだけで、何人かが一歩下がった。
しかし、完全には引かない。
「見るだけでいいんだ」
「大猫だぞ、大猫」
「この町でそんなもの、そう見れるかい」
「俺らにも見せてくれよぉ」
バンは面倒くさそうに頭をかいた。
「小屋の中に入れるわけがあるか。手元が狂う」
「じゃ、どうするんだ」
「ロビーで広げる。それで我慢しろ」
その一言で、男たちの顔がぱっと明るくなった。
サクは思った。
子供といっしょやな。
しばらくして、ギルドのロビーに大猫の毛皮が広げられた。
床いっぱいに広がったそれを見て、あちこちから声が上がる。
「でかっ」
「山犬どころじゃねぇな」
「こんなのが森にいるのか」
「これを三人で運んできたのか」
「いや、仕留めたのはこいつだろ」
誰かがサクを指差した。
サクは肩をすくめる。
「仕留めたいうか、向こうが勝手に死ににきただけや」
何人かが笑った。
何人かは笑わなかった。
毛皮に残る傷と、その大きさを見れば、笑えない者もいたのだろう。
やがて誰かが酒を持ち込み、誰かが大猫の口の大きさを身振りで示し、誰かが自分ならこう戦うと語り始めた。だんだん話は大きくなり、声も大きくなった。
その横で、サクとヘレナは再び向かい合っていた。
「だから、これは報酬から引く」
「これは?」
「村から頼まれてた分」
「こっちは?」
「ギルド持ち。今回の件はこっちにも利があるから」
「へえ」
「へえ、じゃない。ちゃんと覚えて帰りなさい」
ヘレナの筆は速い。
サクはその数字を追いかけるだけで精一杯だった。
その間にも、ロビーの騒ぎは大きくなっていく。
「俺なら正面から受けてやるわ!」
「お前、一口で終わりだわ」
「なんだと!」
「だったらやってみせろよ」
「ここでやるな!」
誰かの椅子が鳴り、誰かが笑い、誰かが机を叩いた。
ヘレナの筆が止まった。
サクはそれを見て、そっと椅子を引いた。
次に何が起こるのか、なんとなく分かったからだ。
ヘレナはゆっくり立ち上がった。
そして、ロビーに向かって腹の底から声を出した。
「あんたら、やかましいわ!」
ロビーが、嘘のように静まり返った。
酒を持った男も、椅子を引いていた男も、大猫の口を真似ていた男も、そのまま固まった。
ヘレナは全員を見回した。
「騒ぐなら外でやりなさい。机は壊すな。椅子も壊すな。毛皮に酒をこぼしたら弁償させる。分かった?」
「……はい」
誰かが小さく返事をした。
それにつられるように、何人かがうなずいた。
サクは、静かに座り直した。
この町で一番強いのは、やはりこの人だ。
そう思った。
寺院に戻るころには、日もすっかり傾いていた。
サクは井戸端で体を拭き、着替え、食堂で夕食をとった。
そして、子供たちに囲まれた。
ここまでが、町に戻った日の一連の決まりごとのようになっていた。
「大きな猫って、ほんとに猫なん?」
「猫やけど、猫やないな」
「どっちなん」
「猫みたいな顔した、でかい獣や」
「どれくらい?」
「お前ら三人くらい」
「うそだ!」
「ほんまや」
子供たちは声を上げた。
サクは匙を置き、手で大きさを示した。
ギルドの荒くれどもより、こっちの方がよほど素直に驚いてくれる。
そう思うと、少し笑えてきた。
すると子供の一人が言った。
「大猫の毛皮見たい。牙見たい。爪見たい」
その子は下からサクを見上げて両手拳を握りしめていた。
すると一瞬、無言の間があった。
次の瞬間
「わたしも見たい」
「おれも」
「あたしも」
「うちも」
子供たちは一斉にサクに懇願し始めた。
「だめですよ、サクさんも帰る準備で忙しいんですから」
シアが子供たちをなだめるが、おさまる気配がない。
「あぁ、朝のうちだったら、まだギルドにあるかな」
ぼそっとサクは口を滑らせた。そして同時にしまったと思った。
その瞬間、子供たちから歓声が上がった。
「やったー」
「大猫見れるー」
「……やっちまった」
サクは後悔しながら、翌朝の段取りを考え始めた。
子供たちをギルドへ連れて行き、見せて、寺院へ送り返す。そこから荷をまとめ、精算を済ませ、町を出る。頭の中で並べてみると、どう考えても余裕はなかった。
少し苦い表情を浮かべたのだろう。
それを見て、シアは
「困ったわね。私は寺院の行事で朝は動けないし、カンネは厨房だし……」
彼女も苦慮している様子だ。
子供たちがその空気から次第に静かになってきた。
下を向いている子もいる。
「……私が付いていきます」
セリーネがか細い声で申し出た。
食堂が、少し静かになった。
サクは思わずセリーネを見た。
「いや、無理せんでええ」
口から出たのは、ほとんど反射だった。
セリーネは少し肩を揺らしたが、首は横に振らなかった。
「無理では、ありません。……たぶん」
最後の一言だけ、少し小さくなった。
シアが心配そうにセリーネを見る。
「セリーネ、本当に大丈夫?」
「はい。ギルドまでなら、道は分かります。子供たちも……一緒ですし」
子供たちは、さっきまでの勢いをなくして、セリーネを見ていた。
自分たちが騒いだから、セリーネが言い出した。
それくらいは、分かったのだろう。
サクは頭をかいた。
「……ギルドに着いたら、ヘレナの言うことを聞くんや。奥には入らん。毛皮に勝手に触らん。走らん。帰りは全員そろって帰る」
「はい」
「子供らもや。セリーネを困らせたら、大猫見物はなしや」
「はーい」
返事だけはよかった。
サクはまだ不安だった。
けれど、セリーネはもう一度、小さく言った。
「行きます」
その声は細かった。
「無理やと思ったら、すぐ戻れ」
「はい」
「途中で誰かが走ったら、叱ってええ」
「……叱るんですか」
「引率やからな」
セリーネは少し困った顔をした。
サクはそこで、言葉を変えた。
「頼むわ」
セリーネは目を伏せた。
それから、小さくうなずいた。
「はい」
*
静かになった寺院のいつもの部屋で、サクは横になった。
今日も色々あった。
そして明日も、朝から忙しい。
特に気がかりなのは、セリーネだった。
本当に任せて大丈夫だろうか。
無理はしていないだろうか。
そんなことを考えているうちに、眠りについた。
サクはまた、夢を見た。
あの同い年の投手の夢だった。
あの試合から数日休んだあと、彼は何事もなかったように練習へ戻ってきた。
様子は普段と変わらない。ウォーミングアップ、ストレッチ、キャッチボール、トスバッティング、全体守備練習。いつもの流れの中に、いつもの彼がいた。
新チームになり、部の状態も変わっていった。
新しいキャプテン。新しいポジション。顔ぶれの形が少しずつ見えてくる。
その高揚感とも、違和感ともつかない空気の中で、彼の立ち位置だけは変わらなかった。
期待されている投手。
それは同じだった。
彼の周りの会話や空気も、いつもと同じように流れていた。
しかし、徐々にサクは違和感を覚えるようになっていた。
彼の球から、以前の突き抜けるような感覚が少なくなっていた。
しばらくすると、腕が以前より低くなっているようにも見えた。球も、少しシュート回転しているように見える。
最初は、疲れだと思った。
新チームになって、練習量も増えていた。周りからの期待もあった。あの試合のあと、変に気を張っているようにも見えた。
本人も、何かを感じていたのだと思う。
キャッチボールの途中で、ふと指先を見ていることがあった。
送球のあと、右肩を小さく回すことがあった。
ブルペンで一球投げたあと、首をかしげることが増えた。
「なんか変か」
サクが聞くと、彼は少し笑った。
「いや、別に」
そう言いながら、次の球は少し弱かった。
そのうち彼は、自分から言うようになった。
「今はコントロール重視や」
誰に言うでもなく、そう言った。
たぶん、サクに向けて言ったのではない。
自分に言い聞かせていたのだと思う。
ある日、ケースバッティングとサインを交えた、実戦形式のシートバッティングがあった。
バントのサインが出たようだった。
バッターは最初からバントの構えをしている。
ここはバントさせる。
ただし、簡単にはさせない。
サクは内角高めにミットを構えた。
ストレート。
あいつは、うなずいた。
球は期待どおりに来た。
胸元に食い込むような、高めのまっすぐだった。バッターは少し身を引きながら、それでもバットに当てた。
うまかった。
打球は一塁線ぎわへ、死んだように転がった。
サクはマスクの奥で舌打ちした。
けれど、まだ間に合う。
あいつがマウンドを駆け下りる。反応は悪くない。足も動いている。打球に追いつき、右手で拾い上げた。
その瞬間、あいつは二塁を見た。
一瞬だけだった。
ランナーを見たのか。癖だったのか。分からない。
サクは立ち上がりながら、一塁を指差した。
「一つ!」
ファーストだ。
一塁で殺せる。
あいつもすぐに一塁へ体を向けた。
一塁手は前に出ていた。
ベースに入ったセカンドは、バッターランナーの体に少し隠れていた。
サクの目には、そう見えた。
おい、もう少し左に寄れ。
そう思った。
その瞬間だった。
あいつが投げた。
腕が、下がっていた。
前のように上から叩きつける送球ではなかった。横から押し出すような、嫌な軌道だった。
球は一塁へ向かった。
いや、一塁へ向かったように見えた。
次の瞬間、乾いた音がした。
送球が、バッターランナーの後頭部に当たった。
ヘルメットが飛んだ。
白いヘルメットが、土の上を転がった。
ボールも、どこかへ跳ねた。
誰も、すぐには動かなかった。
サクも動けなかった。
音だけが残っていた。
その音は、何かが壊れた音に聞こえた。
遅れて、誰かが叫んだ。
「大丈夫か!」
人が集まる。
バッターランナーが膝をつく。
あいつは、投げ終わった形のまま立っていた。
右腕が、だらりと下がっていた。
顔は見えなかった。
サクはマスクを外すことも忘れて、ただ立っていた。
前のあいつなら。
そう思った。
前のあいつなら、あんな球にはならなかった。
けれど、その言葉はどこにも出せなかった。
翌日、あいつは練習に出てこなかった。
*
いつも通り、夜明けごろに目は覚めた。
ただ、ギルドへ行くのは朝の混雑が落ち着いてからにすることになっていたので、この日は少しゆっくり動き出した。
朝の支度を済ませ、厨房に顔を出すと、すでに朝食の準備はあらかた終わっているようだった。
「あら、おはよ。今日はのんびりね」
カンネがいつも通り、バンダナを巻いた頭をこちらに向けて言った。
「おはようさん。ギルドに子供ら連れて行くんでな。ちょっと時間ずらすねん」
「引率、ご苦労さんだね。この鍋、食堂に持って行って」
「はいよ」
サクは鍋をつかみ、食堂へ入った。
食堂では、子供たちとセリーネが配膳をしていた。
「おはようさん」
サクが声をかけると、子供たちは一斉に、そしてばらばらに返してきた。
「おはよう」
「サク兄、おはよー」
「今日、行くんやろ」
最後の一言に、何人かがすぐ反応する。
「大猫!」
「牙見る!」
「爪も!」
朝から、もうその調子だった。
少し間を置いて、セリーネが小さな声で言った。
「おはようございます」
その姿は、すでに外出着だった。
その上から、配膳のためのエプロンをつけている。
ああ、この子は本気で行く気だな。
サクはそう思った。
朝食の間も、どこか落ち着かなかった。
子供たちは、大猫のことばかり話しているかと思えば、今度はギルドとはどんなところなのかを聞きたがった。
「冒険者って、みんな剣持ってるの?」
「ギルドって怖い人ばっかり?」
「サク兄も怖い人なん?」
「俺は怖ないやろ」
「うーん」
そこで首をかしげるな、とサクは思った。
特に年長の子たちは、興味津々のようだった。
シアはその様子を見て、困った顔をしていいのか、微笑んでいいのか、よく分からない表情をしていた。
朝食の片付けをサクも手伝った。
小さい子たちは、セリーネを含めた年長の子たちに手伝ってもらいながら、外へ出る準備を進めていく。
靴の紐を結ぶ子。
上着の前を留めてもらう子。
もう外に出ようとして、シアに襟首をつかまれる子。
そのたびに、食堂が少しずつ騒がしくなった。
「走らない」
「道の端を歩く」
「ギルドでは勝手に触らない」
「ヘレナさんの言うことを聞く」
サクがひとつずつ言うと、子供たちは返事だけは立派にした。
「はーい」
セリーネはその横で、人数を数えていた。
一人、二人、三人。
小さく唇が動いている。
サクはそれを見て、少しだけ安心した。
大丈夫だ、とまでは思わない。
けれど、昨日よりは、任せてもいいのかもしれないと思えた。
やがて一行は、寺院を出た。
ギルドまでは、子供の足で三十分ほどかかる。
道中、子供たちは思ったより素直だった。
もちろん、完全に静かなわけではない。
「あれ、なに?」
「ギルドって、あっち?」
「違う、こっちだ」
声は絶えない。
それでも、走り出す子がいれば年長の子が止め、道の真ん中へ出ようとすれば、セリーネが小さな声で呼び戻した。
「そっちは、だめです」
声はまだ細い。
けれど、子供はちゃんと戻ってきた。
サクは少し離れたところから、それを見ていた。
口を出しそうになるたびに、飲み込んだ。
これは、セリーネが引き受けたことだ。
全部を先回りしてしまえば、彼女がここにいる意味がなくなる。
そう思いながらも、サクは何度も周囲へ目を配った。
ギルドでは、忙しい時間がひと段落したところらしく、受付の女性とヘレナが談笑していた。
サクは子供たちをいったんギルドの入口の手前で待たせ、ヘレナに声をかけた。
「おはようさん。昨日、使いの子を寄こしたんやけど、話、通ってる?」
「来たわね。何人連れてきたの?」
「十五人ほど。外で待たせてるわ」
「十五人? 多いわね。じゃあ、入ってもらって」
ヘレナは子供たちを呼び入れ、ロビーの隅に固めて座らせた。
普段ではありえない光景に、数人の冒険者が目を丸くしている。
ヘレナはそのうちの一人に向かって言った。
「ちょっとあんた、手を貸して」
大猫の頭と毛皮が、受付の隅からロビーの真ん中へ運ばれてくる。
素材が広がると、子供たちから歓声が上がった。数人の男の子が立ち上がり、そばへ寄ろうとする。
「まだよ!」
ぴしりとした声で、ヘレナがそれを制した。
そして腰に手を当てて言った。
「ギルドで受付をしているヘレナです」
子供たちは、急に始まった挨拶に目を丸くした。
「今日は大猫を見るんだけど、おねえさんと約束できるかな?」
子供たちは一斉に返事をした。
「はーい」
「大猫を近くで見るのは半分ずつ。おねえさんが近くまで連れていくわね。もう半分はここで座って待ってること」
ヘレナは指を一本立てた。
「触るなら一人ずつ。爪の方には手を出さない。走らない。毛をむしらない。分かった?」
子供たちは一斉にうなずいた。
「返事」
「はーい」
「よろしい」
サクは少し目を丸くした。
荒くれの冒険者を黙らせる時と、ほとんど同じ声だった。なのに、子供たちはおびえず、妙に素直に言うことを聞いている。
ヘレナは今度はセリーネを見た。
「セリーネって言うのね」
「はい」
「来た人数、数えて。帰る時も同じ数か見るの。いい?」
セリーネは一瞬、驚いたように目を上げた。
「……私が、ですか」
「引率なんでしょ」
ヘレナは当たり前のように言った。
「見る順番は私が決める。あんたは、勝手に動く子がいないか見てて」
セリーネは少しだけ背筋を伸ばした。
「はい」
その返事を聞いて、サクは少しだけ息を吐いた。
大丈夫だ、とまでは思わなかった。
けれど、なんとかなりそうだ。
そう思えた。
ヘレナは一番小さい子の襟を直し、別の子の鼻先を布で拭った。
「あんた、朝ちゃんと顔洗った?」
「洗った」
「嘘。目やについてる」
「ちょっとだけや」
「ちょっとでも洗いなさい」
子供はむくれたが、逃げなかった。
「ヘレナ、子供の扱いうまいな」
サクが言うと、ヘレナはちらりとこちらを見た。
「冒険者より楽よ。言えばまだ聞くもの」
「なるほどな」
「感心してないで、荷の確認をしなさい。あんたこれから帰るんでしょ」
「はい」
サクは素直にうなずいた。
今回は、セリーネのよい方向への変化と、子供たちを含めた町の肌合いを描きたいと思い、本筋から少し離れるので21.1話という形にしました。
道具や町と村の生活、子供たちの遊び方などは、かなり考えながら少しずつ積み上げています。
派手な展開は少なめですが、サクたちの暮らしや町の空気が少しずつ変わっていくところを楽しんでもらえればうれしいです。




