あとがき
いやぁ〜、日多喜瑠璃も、最後に炎上と相成りました。怖い怖い。
え? はい! 頑張ってレスしてますね。
あ、いいえ、本当の私はこんな陰険じゃない…と…思いますよ。
「>日多喜瑠璃 それは貴方の勝手な思い込みでしょ?」
きゃぁぁあああ!
私もね、物語を投稿したらSNSで告知します。
その際、ついでなんですけど、他人様のスレッドをちょっと覗き見するんですね。
そしたら、あら大変! 本当に、ここに登場する“アンチ”達のようなリプライが書き込まれてる事がありまして。
これだ! ここから、例えば裁判だったりといった展開に持っていけば、言葉の持つ楽しさの裏返しに見られる怖さを訴えていけるだろう。
そう思ったのが、本作スタートのきっかけなんです。
ところが、皆様ご存知かと思いますが、昨今SNSの怖さを題材にしたストーリーが展開される映画が、幾つも公開されていますね。
バズりから恐怖のどん底に。
果ては、犯罪者に仕立て上げられたり。
私はこれらは観れてないのですが、ストーリーを被らせてしまう訳にはいきません。
それでも似た路線で行くならば、まず映画とか全て観尽くしてからじゃなきゃ。
さあ、そこまでやるか、路線変更するか。
私、後者を選びました。
ひとつのスレッドから展開するのではなく、幾つものスレッドをゴングに繰り広げられるアンチリプ大会。
皆様に警鐘を鳴らしつつも、クスッと笑えるストーリー。
これをゲームとして扱えば、ひとつのコメディが成立するんじゃないかなって思ったんです。
如何でしたか?
さて、主人公・佐倉美優。実は3つの呼び名を持つ、お洒落女子。
優しいあまり、妙なリプライに我慢出来ずについレスポンスしてしまった事が、この物語の始まりです。
自分自身を隠しても、言葉だけで成立する世界。そこは、裏の自分…いいえ、本性が表れる場所。
優しいお洒落女子は、この世界に踏み込んでしまった事で、非常にブラックで陰険な本性を露わにしてしまいます。
最初のうちはまだ葛藤が繰り返されるのですが、徐々に葛藤もなくなり、後半では本性剥き出しに。
しかし、一件の炎上から自身を見つめ直す事に。
その1人思うシーンの中に、この物語の本質・伝えたいものを込めました。
美優はアンチリプライはしていません。しかし、数多いるアンチを“退治”しようと躍起になり、結果ブーメランのように自分に跳ね返ります。
そしてメンタル崩壊へ。
SNSって、本来こんな使い方するものじゃないですよね。もっと楽しく情報交換したり、友達を増やしたり、そういうものなのです。
なのに利用する側が間違ってしまう事で、それは悪のような存在に変わってしまいます。
昨今、各国で若年層のSNS禁止が謳われ始めたのも、そんな背景があるからですね。
ところで彼氏。
まさかの、美優が炎上界隈に陥るきっかけとなったスレッドの主でしたね。
MTG-roomユーザーである事が判明した、小塚蓮君。今後、美優との関係をどう保っていくのでしょう。
さらには、同級生だった池山範子や仕事の相方である岸本聡美の動向も気になるところ。
え? 何? 今後???
い、いいえ、何でもありません。何でもありませんよぉ!
こんな時は、高笑いしましょう。
おーっほっほっほ!!
この◯◯な炎上コメディに、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
これにて「The Responce Game」完結です。




