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最強転生者が神になるまで  作者: バーチ君
セザール獣王国
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ドリエ、亜空間の家に感動する!

 女性陣が買い物をしているので、オレは1人で屋敷に戻りソファーで寛いでいると、珍しくリンが話しかけてきた。



“マスター。みんなが羨ましいです。”


“どうしたの? 急に。”


“ミレイもローザもミサキもドリエも、みんなマスターに触れることもできますし、頭をなでてもらえます。私にはできません。”


“そうか~。リンは大天使だけど、普段は指輪になってるもんな。”


“マスター。亜空間に行きませんか?”


“いいよ。”



 亜空間に行くと、リンが大天使の姿でなく美少女になって現れた。



「リンなのか?」


「はい。」


「可愛いな。」


「ありがとうございます。マスター。」



 オレはアップルパイと紅茶を創造した。



「美味しいです。マスター。」


「日本にいた時のオレの好物だったんだよね。」


「そうですよね。マスターは何度も転生してるんですもんね。」


「えっ?! オレ、そんなに何度も転生しているの?」


「はい。修行ですから。」


「そうなんだ~。ところで、リン。ブルータスが最後に言ってた神って誰のこと?」


「以前に話しましたが、この世界は創造神ガイア様がおつくりになりました。管理神エリーヌ様だけは違います。」


「そうすると、武神、魔法神、生命神、農業神、商業神、冥府神、転生神はみんなガイア様が創造したってこと?」


「はい。そうですよ。それ以外の中級神も下級神もすべてです。」


「なら、なんで神はこの世界の平和を壊そうとしてるの?」


「よくわかりませんが、人間と同じなんじゃないでしょうか?」


「どういうこと?」


「嫉妬ですよ。創造神様に創造された神の誰かが、最高神エリーヌ様を妬んでいるんだと思います。」


「なるほどね。エリーヌ様は他の神々からするとよそ者ってことなのか?」


「はい。そうなります。ですが、エリーヌ様を管理神にしたのはガイア様ですから、本来それに従わなければならないはずです。」


「ところで、オレやリンは誰が創造したの?」


「申し訳ありません。お答えできません。」


「どうして?」


「よくわからないからです。ただ、私は、グランドマスターから直接マスターの補助をするように言われたんです。」

 

「グランドマスターってガイア様のこと?」


「はい。」


「この亜空間以外は指輪の姿でいることも、ガイア様に言われたの?」


「はい。」


「でも、なんか・・・・・オレ、リンに会うのが初めての気がしないんだ。なんでだろう?」


「ありがとうございます。マスターにそう言われると嬉しいです。そろそろ戻らないと、彼女達が帰ってきますので。」



 オレが亜空間から戻るとすぐに4人が戻ってきた。



「ただいまにゃ。ケンは一人で何してたにゃ。」


「亜空間の家に行ってたんだよ。」


「ケン。亜空間で一人で何してたの? もしかして・・・・そういう時は私達がいるんだからね。」


「なに? なに? 何のこと? ケン兄?」


「別に何もしてないよ。一人で今後のことを考えてただけさ。」



 ここでドリエが不思議そうな顔で聞いてきた。



「あの~。皆さん。先ほどから亜空間とか、何のことですか?」


「ケン兄。ドリエ姉も亜空間に連れて行かないと。」


「そうだな。なら、みんなで行こうか?」


「うん。」



 オレは亜空間のドアを出して中に入って行く、ミレイ、ローザ、ミサキがそれに続く。遅れまいとドリエも中に入った。そして、中に入ったドリエは驚きのあまり固まってしまった。



「ここはどこなんですか?」


「ケンの作った世界にゃ。」


「ケン様がお作りになった? やっぱりケン様は神様なんですか?」


「違うから。魔法が得意なだけだから。なんか人より魔力量が多いんだよね。」



 ドリエは首をかしげて不思議そうな顔をしている。



「ケン。ドリエちゃんの部屋も作らないとね。」


「そうだな。」


 

 オレ達は真っ白なログハウスに入った。壁も床も天井も家具もすべてが白だ。



「夢見たいです。私、こんな家に住みたかったんです。」


「ドリエ姉、驚くのは早いよ。トイレもお風呂も、それにみんなの部屋も見てみて。」



 トイレ、お風呂、キッチン。すべてがドリエにとっては衝撃だった。そして極めつけはみんなの部屋だ。



「みんな、こんな部屋に住んでるんですか? お姫様じゃないですか?」


「あまり部屋にはいないけどね。」


「どうしてですか?」


「ケンの部屋にいるからにゃ。」


「こんな素敵なベッドがあるのに、自分の部屋で寝ないんですか?」


「みんなでケン兄のベッドで寝るんだよ。」


「えっ?!」


「いや、誤解しないでね。オレ達はそういう関係じゃないから。」


「ケン兄。そういう関係って何?」


「ローザは知らなくていいんだ。」


「なんかずるい! 私だけ仲間外れ!」


「そのうち分かるからいいんだ。それより、せっかくだから、今日からみんな自分の部屋で寝るように。いいね!」


「仕方ないにゃ~。」


「そうですね。人数も増えましたし、そうしましょう。」



 その日、オレがドリエの部屋を創造してみんなで亜空間の家に泊まることになった。


ケン兄! どうしたの? 具合でも悪いの?

昨日の夜、焼肉食べ過ぎたんだよ!

羨ましいにゃ!!!


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